昨日、名古屋から帰って来た時に東京駅で久々にある人に会いました。

写真の玉木さん。

Eテレでやってる障害者の障害者による情報バラエティー番組「バリバラ」 の司会をしてます。

玉木さん、子供のころから脳性まひで、

今は兵庫県の自立生活センターの理事をしてます。

すんごくおもしろいおっさんでね、玉木さんに会ってから、障害者に対する考えが変わりました。


玉木さん、バリバラが出来る前に、自分の普段の生活を追いかけたドキュメンタリー番組に出演したんです。

そのVTRが終わり、スタジオで、司会の人に「今後の夢は?」的事を聞かれてね、玉木さん、「こういう番組がなくなることです」って言ったんですよね。

すっげー格好いいなと。

障害者を扱うと、日本の場合、感動させたり、泣かせたりするベクトルがほとんど。

だから障害者が出ることで、笑ったり笑わせる番組を作るべきだってことでバリバラ、始めたんですよね。

バリバラ。

金曜夜、金スマの裏でやってるんですけど、この前の放送もすごかった。

出生前診断、今、何かとニュースになりますよね。

妊娠して、お腹の子供を検査して、ダウン症かどうかを調べることが出来る。

そのことに対して、ダウン症のけんた君って青年が、大学生の前で、授業をするんです。

出生前診断に対して、関心のある大学生[女子]を集めて、出生前診断をどう思うか?と

話す。

決して、感動をあおるわけでもなく、おもしろく、バラエティーとして編集しているし、けん太君もおもしろい。

その中でね、みんなが考えるんです。

出生前診断でダウン症かどうかを調べることがどうなのか?

すごいのが、そこにいる生徒達が綺麗事だけじゃなく、現実的な意見を言ってね。

勇気を出して本音を言った生徒が、涙を流したり。


いや、こういう番組に対して、こういう言葉が適切かどうかが分かりませんが「おもしろかった」。

押しつけてないし、堅苦しくしてない。

おもしろいと思えるから考えられる。

そこでの玉木さんの言葉がまたいいんだ。

本当に格好いいおっさんです。



その玉木さんの本、またすごくいいです。

是非、読んでみてください!



というわけで、今日は皆さんにマジメに聞きましょう。

バリバラでもテーマになっていた出生前診断

みなさん、

本音でどう思っていますか?



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