2012楽器修理のご報告♪ | カンボジアの子供たちに音楽を♪

カンボジアの子供たちに音楽を♪

きっかけは、カンボジアの小学校で働く田中千草さんとの出会いでした。

ひとりでも多くの子供たちに音楽の楽しさを知ってもらうために
現在、鍵盤ハーモニカなどの楽器を集め、現地の小学校へ送り届ける活動を行っています。

皆様こんにちはヒマワリ

先日8月5日(日)~8日(水)の4日間、
私たちが楽器支援を行なっているワット・ボー小学校に
楽器修理を目的に訪問させていただきました。
今回は、そのご報告をさせて下さい音譜

今回は、修理部隊計10人で行ってきました。
皆様からお預かりしている楽器も出来る限りではありますが運ばせて頂きました。

鍵盤ハーモニカ 計64台
リコーダー 計41本
カスタネット 計85個 
の楽器を無事に現地の子どもたち、先生方に手渡すことができました。

キラキラととても嬉しそうな笑顔で、大切に受け取ってくれました。
子どもたちだけではありません。先生方も、手を合わせて感謝の言葉を
伝えて下さいました。この場をおかり致しまして、楽器を寄付して下さった
皆様、本当にありがとうございました。


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(音楽室横の壁画)

さて、今回の修理のご報告ですが、
4日間で208台の鍵盤ハーモニカの状態を調べ、故障していた155台の鍵盤ハーモニカを修理、調律することができました(‐^▽^‐)音譜
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また、カスタネットにつきましては、寄付して頂いたカスタネット専用の紐を使わせていただき、新しいものに付け替えました。
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今回の楽器修理は、音楽室を使わせて頂き、毎日AM9:00~12:00、PM14:00~18:00の間で
活動させていただきました。

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いつもは、8月も子どもたちであふれ返っているワット・ボー小学校ですが、
今年は伝染病の影響で、休校となってしまっていたため、一部の音楽隊の子どもたちしか
登校していませんでした。

その代わり、音楽担当の先生方は、授業や家事でとっても忙しいはずなのに、合間をぬって毎日音楽室に足を運んでくれました。

時に楽器の修理を行い・・・

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修理の技術を覚えようと、熱心に私たちの手元を見て真似ています!!

時にケースの掃除を行い・・・
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先生方が洗うと新品同様に美しく蘇るのですアップ

時におやつを一緒に食べ、クメール語をレッスンしてもらい、ふざけ合い笑い合い・・・etc

少しでも多くの子どもたちに音楽を教えられるように・・・先生方と私たちとで、その共通した想いを持って、一生懸命に楽器修理にあたり、そして最高に楽しく時を過ごしました。
先生方だけの演奏隊が、私たちにある曲を!初!お披露目してくれました。ASEANのテーマの曲「THE ASEAN WAY」です。

少し照れながらも、とっても綺麗な歌声と楽器の演奏を聴かせてくれました。

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楽器修理を初めて行なった2年前と比べると、先生方のやる気は何倍にもパワーアップ
しているように感じました。子どもたちへの指導力もかなり上がっているのだと思います。
音楽隊の授業をこっそり見せてもらいました。
先生の言葉に真剣に耳を傾け、練習をしています。また、先生が不在の教室でも、自主練習で
3~4人でメロディを合わせ練習をしていました。

今回の訪問を通して、継続して支援を行なうこと、またそれを責任持って見続けていくことの大切さを改めて実感しました。今後とも、一生懸命に取り組んで参りたいと思いますので、皆様どうかこれからもご協力よろしくお願い致します。

最後になりましたが、今回の修理を行なうにあたり、鍵盤ハーモニカのメロディオンを製作している《鈴木楽器製作所》様より、修理用工具をご寄付戴きました。戴いた工具のおかげで、とても円滑に修理を行なうことができました。この場をおかり致しまして、変わらぬご理解とご協力、心より御礼申し上げます。


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