2005年04月07日

K君と僕 ~ふたりのテロメール編~

テーマ:K君と僕
僕とK君との関係はメールで始まったので、
2人を繋ぐものと言えば、やはりメールである。

僕らはいつも以心伝心
2人の距離つなぐテレパシー
なわけです。

2人のメールのやり取りにはいくつかルールがあり、
基本的なものをいくつか挙げると、
・DoCoMoの限界の全角250文字をフルに使う
・タイトルを必ず付ける(Reは不可)
・絵文字は基本的に使わない
などが挙げられる。

また、2人の間には特殊なメールがあり、
その1つに『テロメール』というものがある。

時は2001年9月11日。
アメリカで同時テロが発生した頃、
僕達の間にもテロが発生した。

朝、メールで起こされる僕。

おはよう。ケイです。アドレス変えたから登録よろしくね。

こんな感じのメールの後に、次のような文が続く。

あと、今度遊ぶ約束したけど、やっぱりムリだわ。
てめぇなんかと遊ぶくらいならK君と遊ぶわ。

マジで!?何で?
せっかく約束をこぎつけたのに…。
なんて思いつつも違和感が残る。

K君??

僕はケイちゃんにK君の話しをしたこともないし、
何か文章も変だ。

そして僕は全てを見抜いて返信した。
もちろんK君にである。

やはりK君の仕業だった。

危うく普通にケイちゃんに返信するかの如く、
K君に返信するところだったが、何とか逃れる事ができた。

そして、これがテロメールの起源である。

この後も数ヶ月単位でテロメールはお互い続く。
相手を騙す手段、騙されない手段は日進月歩であった。

まず、テロメールの弱点として、
アドレスを変えなくてはいけないというのが挙げられる。
そのため、前のアドレスにメールをすれば現在テロメール中か
どうか判断できるのだ。

そのために、如何にリアリティを出すかが鍵を握る。

最初はバレるの前提でのテロメールだったが、
次第に本気で騙すテロメールに変わっていった。
K君はそこまで騙そうと思ってたかはわからないが、
僕は確実に本気を出していた。

まず、弱点を補うための、本人が送ったかのようなリアリティ感。

これは事前のリサーチが必要である。
テロメールが数ヶ月単位であるのは、
頻繁にすると、バレやすいという理由もあったが、
何よりリサーチ期間が必要だからこそ数ヶ月という期間を要した。

僕とK君の間では、最近お互い気になる女の子の名前なんかを
メールでやり取りすることは多々ある。

だいたい、この気になる女の子の名前を使ってテロメールを送る。
これはテロメールを送る上での必須条件なのだが、
更にリサーチは進める。

実際にK君に会った時に、気になる女の子のメールを見せて貰うのだ。
童貞であるK君にアドバイスするという口実、
裏ではテロメールの情報探し。

メールというのは1通でも様々な情報を持っていて、
僕がまず確認するのはアドレス。
アドレスは本人の個性が出る。
アドレスからどんなメールを作るかなんて想像もできるのだ。
そして、あの娘ならこんなアドレスにしそうだ
なんて思わせればほぼ勝ちである。

そして、当然ながら本文。
方言や絵文字の頻度、文の構成などをここで確実にイメージする。

ここまで来れば、己のメール作成技術を信じて、
ただひたすら時が来るのを待つだけである。

そして時は満ちた。

K君からある日、こんなメールがきた。

『○○ちゃんから今度昼ごはんを一緒に食べようと言われて
 約束したのに、急にメールがなくなり返信も来ません。』

ここですぐに食い付いてはバレるので、
更に1週間ほど時間をおき、僕は動いた。

○○です。メール返せなくてゴメンね。
携帯が壊れて返せなかったんだ。
新しい携帯はドコモにしたから登録よろしく。
ところでいつ昼ごはん食べる?

事前の前振りからアドレスまで全てが完璧なメールだった。
これには溜まらずK君も騙される。

ううん、全然気にしてないよ。
僕はいつでも大丈夫。

こんな感じのメールが返ってきた。
テロメール史上初の騙された返信である。
すかさず僕も返す。

じゃあ明日の昼に学食の前で待ち合わせしよう。

K君の返信。

どこの学食?

完璧にまだ騙されている。
ここで、更に騙しても良いのだが、さすがに良心の呵責に耐えられなくなって、

どこでもいいよ。
というか柳○なんやけど。

と送った。
流石に名前を名乗ればK君も騙されたことに気付くだろう。

しかし、なかなか返信が返ってこない。

後日聞いた話しだが、この時、信じられないほど騙されていて、
僕が正体を明かしたにも関わらず、
何で○○ちゃんが柳○を知ってるの?
とパニックに陥るくらい騙されていたらしい。

今にして思えば、あのまま騙し続けて、
本当に学食の前で待たせといたら良かったと思う。
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2005年03月23日

K君と僕 ~ふたりの未来編~

テーマ:K君と僕
時は流れ、時代は1人1ブログの時代である。

僕の『ジェンヌ』はというと、そんな時代背景も後押しし、
雑誌にも取り上げられカリスマブロガーの地位を確立していた。
世の中には『ジェンヌ症候群』なる社会現象を巻き起こしたくらいだ。

そうすると、やはりジェンヌマニアの議論の中心はK君の正体だった。

『一体K君とは誰だ?』
『K君の詳細キボンヌ。』


ジェンヌマニアにとってこんな会話は日常茶飯事だった。

当のK君はというと、もう30歳間近だが未だ童貞を守っていた。
23歳のときにふられたトモカちゃんの事が未だトラウマで
恋に臆病になっていたのだ。

(ぶっちゃけ、本当に今年に入ってメールの返信がなくなったらしい)

そしてある日事件は起きた。
ついにジェンヌマニアが『K君狩り』を始めたのだ。
K君のヒントはジェンヌ内に散りばめられている。
ここからK君を探し当てることなど容易なことだ。

不穏な動きを察したK君は逃亡を決意した。
目指すは童貞島である。

(童貞島とは地中海に浮かぶ、つまりは夢のような楽園なのである。
 オナニーマシーンが歌う名曲だ )↓

ドーテー島
さーさー みんな集まれ ドーテー島に出発だ
荷物なんていらないよ 今にわかることさ
ドーテー島は夢の国 エロビとエロ本でいっぱいだ
24時間キミの自由さ 誰の目も気にするな

ひとりぼっちはこわくない カッコ悪いことでもない
あのコには会えないけど ここは夢の国

よーこそ よーこそ よーこそ よーこそ
ドーテー島へよーこそ
よーこそ 全世界の優しきチェリーボーイたちよ


そしてK君は無事に童貞島にたどり着いた。
何も恐れるものはなかった。
ここには自分を追いかけるジェンヌマニアもいなければ、
世の中を牛耳るヤリチン野郎もいない。

そして安堵感が彼を包むと同時に、
彼の遺伝子たちもティッシュに包まれた…。


K君、この地で幸せに(オ)なって下さい。
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2005年03月22日

K君と僕 ~ふたりのアイドル編~

テーマ:K君と僕
出会い編でも語ったが、僕とK君は高2で出会ったが、
高2のときはさほど2人でしゃべったことがなかった。

しかし、そんな僕達に共通する
大好きなアイドルがいた。

大森玲子だ。
                 

今思えば、2人で好きなアイドルを共有していたことが
僕達の仲をここまで発展させたのだと思う。


そんなある日、大森玲子最初にして最後のファーストソロ写真集
『きのう、きょう、あした』が発売した。
僕は迷わず買った。
後にも先にも写真集を買ったのはコレっきりである。

もちろんK君にも自慢する。
K君は貸してくれと言ってきた。
しかし僕はそれを拒んだ。
K君にも写真集を買って欲しかったからだ。
しかしK君は写真集を買わず、その後も写真集を見ることはなかった。

そして、あのときの親心を理解されず、
K君は写真集を見せてくれなかったことを根に持っていた。

そんなある日、K君が僕の家にやってきた。
そして僕は長年、K君には見せなかった秘蔵の写真集を見せてあげる事にした。
K君は勃起をしながら喜んだ。

しかし僕は更に秘蔵の品を持っていた。
無修正ビデオだ。
心優しい僕は2秒だけK君に見えてあげた。

でもK君は2秒だけしか見れなかった事に不満を漏らしていた。

でもあれなんだ。
僕達の友情はそんなビデオくらいで壊れるわけない。
ねぇ、K君?
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2005年03月22日

K君と僕 ~☆の秘密編~

テーマ:K君と僕
2003年の正月だった。

新年ということで、その日は高校時代の同級生と3人で飲んでいた。
メンバーはK君と、GUCCIの財布を持つ野口こと野GUCCI。

久々に会う野GUCCIは昔と違い、チャラチャラした男に変わっていた。
いわゆるチャラ男というやつだ。
また、野GUCCIは初詣で知らない女の子に
「あ、イケメン発見!!」
と言われたらしい。
彼は僕たちが知らない間にモテ男と化していた。

そんな事実を知って、僕とK君は野GUCCIには
女の子に太いパイプがあると思い、女の子を紹介してくれと頼んだ。

野GUCCIは言う。
「じゃぁ、携帯に入っているメモリーから選んでよ」

僕とK君はガムシャラに探した。

そんな中に唯一、名前だけで登されている女の子がいた。

『さやかちゃん☆』

とても気になったので僕たちは聞いた。

「この『☆』って何で付いてんの?」

野GUCCIは答えた。
でもぶっちゃけ大した理由じゃなかったので忘れた。
ただ、延々中身のない話を聞かされた事だけ覚えている。

しかし僕たちは思った。
中身ない話しでも女の子と延々と喋れるのがモテ男の秘訣だ!

そして結局女の子を紹介してもらうことなく解散した。

後日、K君からメールが来た。
野GUCCIのモテ男っぷりにあやかって、携帯に入っている僕の名前を
『柳○拓』から『柳○☆拓』に変えたとの連絡だった。

そして僕もK君を『KK』から『K☆K』に変えた。

つまり僕の『柳○☆拓』『☆』は飾りでつけてるんじゃない。

モテたくてつけてんだよ!
コンチクショー!!
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2005年03月21日

K君と僕 ~ガチンコ対決編~

テーマ:K君と僕
僕達のメールでこんなやり取りがあった。

「昨日のコンパでカラオケに行ったとき、
 女性陣は僕の歌声にメロメロでした。」

「僕も歌声には定評があり、僕のエンジェルヴォイスに
 女性陣は濡れたとか濡れないとか…。
 モテ男ですいません。」

「いや、君如きがそんなことできるはずがありません。
 僕レベルなら別ですが。」

「そこまで言うなら勝負しましょう。
 判定は女の子にしてもらって。」


こうして男達は戦うことになった。

これが今なお続く、ガチンコ対決の起源である。

しかし第1回目にしていきなり問題が起こった。
内気なシャイボーイの僕達に女の子を用意できるはずがない。

仕方なしに判定は機械によるものとなった。
ちなみに今年で4年目を迎えるガチンコ対決だが
未だ女の子を審査員に迎えたことはない…。

そんな寂しい僕達の戦いが始まった。

ルールは至って簡単。
目の前の男より高い点数を出せばよい。

序盤は僕が制した。
しかしK君の追い上げは凄まじかった。

そして僕は苦汁を舐めることになった…。

言い訳はしない。
ただ結果には納得できなかった。
リベンジだ!
3ヶ月後くらいに再びガチンコ対決は決行された。

そして返り討ちにあった。

もう20回くらいリベンジしているのに2回しか勝ったことがない。
たぶん現代の機械の採点では僕の歌は計れないのだろう。

だからいつも思う。
早急に女の子の審査員を導入してくれ、と。

人間が歌ってるんだ。
人間が判断しないでどうする。


しかし僕は女の子を用意しない。
いや、できない。
女の子に話しかけるくらいなら、
僕はいさぎよく誇り高き負けを選ぶ。

勝負に勝って、試合に負けた。

うん、ステキな響きだ。
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2005年03月20日

K君と僕 ~出会い編~

テーマ:K君と僕
僕とK君の初めての出会い。

それは高校2年の時、一緒のクラスになってから。
ここでは仲良さ気に書いてありますが、
当初はそんな設定ではなかったのを今でも良く覚えています。

そんな僕とK君が高2の時に2人きりで会話を交わしたのは
たった1度だけです。
確かAV女優話しをしただけです。

そんな2人が仲を深めたのは高3でも同じクラスになってから。

人見知りで友達のいない僕に、
救いの手を差し伸べてくれたのが何とK君でした。


彼は童貞ですがこんな優しい1面も持っていることを女性陣は覚えてて欲しいです。

しかしここでも僕とK君の仲というのは
『ただのクラスメイト』の枠から出るほどのものではありませんでした。

そして高校を卒業し、彼は1浪の末に大学に合格しました。
そこで彼は現代文明の雄、携帯電話を持つことになるのです。

彼からの初メール。
僕は今でも第1文を覚えています。

『メール大好きっ子Kです。』

文章自体は3,4行の内容でした。

僕達は互いにドコモなので、僕はドコモの限界である
250文字フルに使って返信しました。
もちろん第1文は、
『メール大好きっ子柳○です。』
でした。

ここから僕達は2次関数的に急速に仲を深めていったのを
誰が予想したでしょう。

K君からまた返信が来ました。

彼もまた250文字フルに使い返信してきました。
そして最初の文は、もう詳しくは忘れましたが、
『○○大好きKです』
でした。

このメールのやりとりは、たまたま1日1往復だったので、
1日1回、250文字フルに使ってメールを送る
というのが僕達の間で暗黙のルールになりました。

他にも暗黙のルールというのは存在し、一例を挙げてみると、
・口語は使わず丁寧語
・絵文字は使わない(ただしメール、電話などは使用可能)
・2度続けてメールを送るのは御法度
 (その場合、そのメールは御法度メールと呼ばれる)
・タイトルを必ず付ける
 (『無題』、『Re:』などは有るまじき行為である)

などが挙げられます。
例外もあるのですが、ひとまずこれだけにしておきます。

こんなメールのやりとりが何年も続いているのは
僕達が共に『ハガキ職人タイプ』だからだと僕達は自己分析しています。

ようするに僕達の根暗な性格が、僕達の関係を築き上げたのです。

次回はそんなメールありきの関係から生まれた僕達の交遊録を
記したいと思います。
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