2005-02-16 19:47:37

ロリータ/ナブコフ

テーマ:外国の小説

著者: ウラジミール・ナボコフ, 大久保 康雄
タイトル: ロリータ

ある人と話してたときに、あたしがこの小説に出てくる「ロリータ」っぽい、と言われたのがきっかけで読んだ本。
昔の訳で読むのが大変で、完全に内容を理解したとはとても言いがたいので、もう一度読もうと思っていますが。
「ロリータ」に憧れる部分もあるのですが、「痴人の愛」のナオミと通じるある種の下品さ、残酷さはあまり好きではなかった・・・けれど、やはり惹かれてしまう。なんでだろ。少し共鳴してるのかな。
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2005-02-07 21:12:12

エルマーのぼうけん

テーマ:外国の小説

著者: ルース・スタイルス・ガネット, ルース・クリスマン・ガネット
タイトル: エルマーのぼうけん 3冊セット

小学4年生だったか4年生だったかのときに、一部が教科書に出てきたんです。その少し前だったかな、ちょっと遠出したときに、デパートに入ってる書店で父親が買ってくれたもの。確か。多分。

「エルマーのぼうけん」「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」の3冊セット。何十回読んだだろう…というくらい読みましたね。小学校に入ってからは本は図書館で借りるもので、買ってもらうなんてことは滅多になかったので、よほど嬉しかったんでしょうか。

学校の授業の一環で、掲載されていた部分の続きを考えよう、さらに地図(「どうぶつ島」と「みかん島」の地図が載っていたんですね)を使って自分で物語を考えよう、というのがあったんです。厚紙に絵と文章を書いて、ノリで貼り合わせて、本にして。

当時相当「エルマー」に傾倒、そしてセーラームーンを初期から見続けて壮大なストーリーに憧れたあたしは、家まで持ち帰って30ページ以上の大作を完成。

男の子と女の子がお姫様を助けに行く、というやつだった気がします。
最初は「エルマー」と同様、リュックサックに荷物を詰めて出かけるんですが、そこは子どもの考えること、さらに長いお話ということもあって、色々な不都合が出てくるわけですよ。ライオンをどうにかしたいのに、道具が何も残っていない。さあどうしよう。

そこで登場するのが、こんな文章。
「実は○○のお父さんは科学者だったので、とだなからこっそりとねむりぐすりをもってきておいたのです。」

なんというご都合主義。しかももってきたのは「ねむりぐすり」。睡眠薬なんていうカッコイイ呼び名は知らなかったんですね。知っていたはいたで得意気に使っていたでしょうが。


・・・と、こんなことは「エルマーのぼうけん」にはなく、何気ないことが後で重要な意味を持ってくる、という物語の基本であり醍醐味である部分をしっかり抑えています。
感情をあらわにせず、淡々とした語り口なのも、かえって緊迫感や優しさが際立つようで良いですね。

子どもにぜひとも読ませたい本なのでした。
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2005-02-06 16:25:50

アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

テーマ:外国の小説

著者: ダニエル キイス, 小尾 芙佐, 小尾 芙佐
タイトル: アルジャーノンに花束を

映画とドラマがあったんでしたっけ?よく知らないのですが。ユースケ・サンタマリア(この人好きw)がドアの前で「母さーーーん!」と泣いていたCMしか覚えていないんですが。

傑作だと思います。SFというには生なましすぎる気がして、巻末の解説を見て「あぁ、これはSF作品だったのか」と妙な感慨を受けました。
特筆すべきは訳者のセンス。こんな上手い訳は初めて見ました。

終わりに近づくにつれて胸が締め付けられて、最後の数行でとめどなく涙が溢れました。
きっとこの世界のどこかには、チャ―リイのような苦しみを抱えている人がいるんでしょう。
この世には知らない方が幸せでいられることがたくさんあって…むしろそれで溢れかえっているのでしょう。
わかってしまうから、悲しみや、傷や、悪意を知る。
わからなかったら、幸せでいられる。

わからなければわかりたいと思う。
だってわかる人が、幸福そうにみえるから。
でもそれは違って、彼らは暗闇でもがき苦しみながら、
それでも生きようと、幸せになろうとしている。

チャ―リイはどちらの気持ちも知っているけれど、
それはもう、思い出せないもの。チャ―リイから消えてしまったもの。

彼より「りこう」だった科学者たちは、彼に束の間の喜びと、永遠に続くかに見えた悲嘆を与えた。そしてその両方を再び、奪った。

だから彼らを憎みたくなる。
しかしその衝動は、再び悪意を知らない知能に戻ったチャ―リイの手紙によってあたたかく、そしてどうしようもなく切ないものへと変わっていく。


あたしは多分、両極端のチャーリイの「中間」の知能です。
人の悪意を感じる事ができてしまうし、
かといってそれを「愚かだ」といって一蹴、許すことなどできません。
どうしようもなく中途半端な存在。この世の大半の人がそう。
この苦しい気持ちをどうしたらいいのかわからなくて、
その迷いや痛み、足掻きがいろんなものを生み出したんでしょう。
ひとりが生み出したもので誰かの傷が癒され、それはどんどん広がっていく。

悪意や悲劇に満ち満ちていても、そんな世界を素敵だと思います。
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2003-11-19 15:56:22

It(それ)と呼ばれた子/デイヴ・ペルサー

テーマ:外国の小説

著者: デイヴ ペルザー, Dave Pelzer, 田栗 美奈子
タイトル: “It”(それ)と呼ばれた子 幼年期

予約が入って強制返却だったり、貸し出し中だったり、
ずっと読みそびれていましたが、やっと幼年編を読みました。
何というか、う~ん。すべて著者が体験したことだと思うと。
体中が痛くなって吐き気がしました。
そして改めて思うのです。私は幸せなんだと。
こう書いてしまうと、全くの他人事(そのとおり)ですが。
そう思うことで、ひとにやさしく接することができる気がするのです。
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2003-10-12 15:50:12

シーラという子

テーマ:外国の小説

著者: トリイ・L. ヘイデン, Torey L. Hayden, 入江 真佐子
タイトル: シーラという子―虐待されたある少女の物語

読みました。外国の本ってあんまり好きじゃないんですが、
やっぱり好きじゃなかったです。
いや、作品自体が好きじゃないわけじゃなくて。
どうしても「訳しました!」って文体を抜け出せないし、文化も違うから、
微妙なニュアンスも分からないし・・・

ってなわけでかなり長い間読んでなかったのですが、
目を通しておこうかな、くらいの気持ちで読みました。

内容については知ってる方が多いと思うんで書きませんが。
とてつもなく怖くて悲しくて、泣いてしまった。
感涙、ではなくて。怖くて泣いてしまった。
それから体調がおかしくなってしまい、しばらくこの手の本はやめておこうと決めました。

だんだん子供を育ててゆきにくい、どう育てていいかわからない、
そんな環境が、そんな親たちが増えている今日このごろ。
親になるまでに大人にならなくちゃ。名実共に。
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