兵庫県体育協会は12日、今月4、5の両日に同県神河町の学校給食などで使った玄米から0.79ppmのカドミウムを検出したと発表した。食品衛生法の基準である1.0ppmを下回り、人体への影響はないというが、0.4ppm以上1.0ppm未満の場合、農林水産省が流通を止める措置をとっている。

 同協会によると、米は昨秋、同町内で収穫したもの。今回、小中学校、幼稚園、保育所に約2900食が提供された。

 同協会は県内の大半の学校給食で米の手配を担当しており、年3回、自主的に汚染の有無を調査。今年1月25日、日本穀物検定協会(千葉県)にサンプルを提出したが、結果が出る前に同県姫路市内の農協に納入を手配したという。

 この農協が仕入れた米は今月10日にすべて回収し、他に汚染の可能性がある米は流通していないという。

 体育協会の大西剛専務理事は「これまでの調査で数値が低く、慢心があった」と陳謝。同県農業改良課は「水田の乾燥などで、カドミウムが水稲に吸収されやすくなったのではないか。収穫地を特定し、原因を究明したい」とした。【金森崇之】

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