今回は、つい先日読み終えた本の感想です。
「ちょっと今から仕事やめてくる」
著者は北川恵海さん。





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今回この本を読んだきっかけは、映画化されるということで映画の宣伝を観たから。(映画は5月に公開される予定のようです。)

このタイトル、疲れ切った今の私にピッタリの内容だったりして?と思ったのです。
夫には「この本読んだら仕事辞めちゃうんじゃないの?」と言われました笑。

しかし現実問題、そう簡単に辞めるわけにはいかないので、辞めてはいません。
辞めたいという気持ちも心のどこかにありますが、仕事に対する責任感もあります。

そして、自分に自信がない、何のスキルもない、何か問題があるとすぐ辞めるような人を雇ってくれる会社なんてない、このご時世正社員での再就職先をすぐに見つけるのは難しい…だから辞められない。
という気持ちもあり、本の主人公の気持ちがすーっごくよくわかります。

とは言え、「会社と合わない」という問題は起こります。大きな社会の中で、一つの会社の中の 世界って、狭い世界だと思います。そこしか知らないから、その中で頑張るしかない。適応するしかない。そうやって自分を追い込みがちですが、一歩外に出てみれば、いろんな会社があるはずです。

もちろん、社会人として乗り越えなければいけない困難に直面することもあります。いつも逃げてばかりでは成長できません。しかし、頑張る、耐える、我慢するにも限度というものがあります。どうしても無理なら、心を病む前に転職する、その判断が必要な時もあると思うんです。

実際身の回りで、心の病にかかった人がいます。。。頑張り続けていたら限界がきて、職場に行けなくなってしまうのです。ギリギリまで我慢してしまう真面目で責任感の強い人が、急にポキッと折れて、立ち上がれなくなる。悔しいし、悲しいし、ショックです。
心の問題は、立ち直るまでに時間がかかります。病にかかる前に動かないと、後がどんどん辛くなります…。

某大企業でも、新入社員が過労の末自殺したとして、残業の削減、働き方の改善が求められていますよね。
正しい働き方、というものがあるかどうかはわかりませんが、働き続けるためには、働きやすいことが大事だと思います。社会全体で考えなければならない問題だと思っています。

と、テーマとしては、重くなりがちなテーマです。
しかしこの本は、暗くなりすぎず明るさを携えながら、主人公の切実な心境をしっかり描いている。そこが魅力だと思います。ずーんと気持ちが暗く重くなるだけだったら、読んでいて辛くなってしまいますから。


続きが気になってさくさく読み進められるし、最後にはスカッとします!やっぱり終わり方が良い本って、後味が良くて好きです。
少しでも仕事のことで悩んだ経験があれば、きっと共感できると思います。また、社会に出る前に読んでおくっていうのもアリだと思います。オススメです。


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