「続」渦のある生活
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水戸遠征 クラブライセンスと、チーム愛と。


最近はTwitterやFacebook中心でこちらは放置してました。


神戸、水戸と久し振りの試合参戦でした。

負けと分け。

どんなに俺個人が久し振りで思いがあっても、
負けたくなくても、勝負事だから結果は仕方ない。

悔しかったけど、サポーター仲間と一緒に応援出来て、
しんどかったけど遠征行って楽しかった。

またスタジアムで。


そして水戸遠征のこぼれ話を一つ。

試合後、荷物を車に運んでいると水戸サポーターの方に声をかけられた。

「試合後、どんな風に選手を迎えたんですか?」と。

これからの試合全部勝とう、前向きにやろう、俺たちもやるから、と伝えた
(一言一句同じではないが、リーダー含めそういう内容だったと思う)と話し、
逆に気になっていた事を聞いてみた。

「水戸の声出しサポーター、増えましたよね?」

例年より倍くらいになりました、と嬉しそうに答えてくれた。

聞けば今年から新しくサポーター団体立ち上げた人達らしい。

クラブライセンスの問題で水戸はJ1に参加する権利が無い。

それでも下を向かず、前向きに戦っている。

審査が通らなかった原因の一つのスタジアムだって、
どんなに待ち望み出来上がった事か。

建設予定の時にクラブライセンスの話が出ていれば
規格にあったスタジアムに出来たかもしれないのに。

そして出来上がった途端にあの震災でスタジアムがダメージを負い、
建設費用以外にも修理費も重なり、
メインスタンドが使えなかった事で収益にだって影響があったに違いない。

そう思うと頭が下がる。

それでも水戸は成績で降格するような順位にいないし、堂々と戦っている。

「4位のチーム相手に引き分けたのに、拍手もパラパラなんやなぁ。」とサポーター仲間が言ってたけど、違うんや。

彼らは勝つ事を望んでた。

降格に怯え、引き分けでも勝ち点1を、ではなく
上がれなくても、成績ではPO圏内に!その為には勝ち点3を!なんや。

話をした水戸サポーターの方々は本当に気持ちのいい人達でした。

何度も「また来年も…。」と言いかけて
「いやいや、徳島さんは昇格しちゃうのか!」と言い直す。

それでも笑顔だった。

サポーターが増えたのも、そんな状況でも支えようと思った人達が増えたから、なんやないかな。

「いつかお互いJ1で。」

そう言って別れました。


こんなにチームを愛してる人達がいる。
俺達も、徳島も負けてはいられない。
そう思った。


そして去年の大分へのJリーグの措置はやはり不公平だったと感じずにはいられない。

クラブライセンスとは何なのか。

打ち出したのなら全てのチームに平等であるべきだろう。

降格が決まった大分と、J1ライセンスが取れなかった水戸。

来年は同じJ2で対戦する。

その時徳島はどちらにいるのか。

心温まる出会いに、考えさせられた一日でした。

気持ちは届くのか?

俺にとって応援とは意思を伝える事でもある。

どんなに勝ちたいと思っているか、
どんなに徳島を愛しているか。

選手に、監督に、だけではなく
フロントやチームスタッフにも、
ボランティアさんにも、
スタジアムに来ている全ての人へ、
そしてTVで見ているサポーターにも。

受け取り方は違ってくるかもしれないけど
試合をする選手、監督には最後まで頑張ってもらいたいのは勿論、
フロントやチームスタッフにはそんな俺らサポーターのチームへの想いを真摯に受け止めて欲しいし
相手サポーターには敵わないとまで応援で思わせたい。


歌詞カードを配るのも初めてスタジアムに来た人に楽しんでもらう為、ではなく
(勿論その意識はあるけど、それはチームがもっと努力すべき)
たとえ手拍子だけでも応援してくれればチームの力になる、と思うから。

やからアウェイでも周りに一緒にやりましょうと声をかけるし
試合終わったらホームでも一緒にお願いしますと挨拶する。

「楽しいから回したい」と提案されたマフラー回しも
やるならちゃんと視覚的に映えて
選手の気持ちが上がるようにしたい、という気持ちがある。

回すのが疲れた、跳ぶのがしんどい、という声が聞こえる時もあるが
そこは頑張ろうよ、と思うしそう声をかける。

最後まで諦めるな、戦えと望むなら。

全ては勝利の為に。

俺達の意思を伝える為に。

格好や言葉じゃなく、気持ちが違えば聞こえ方だって違うはず。

そう思う。

自分に出来る事を全力でやる。

随分と放置してました。

今期開幕して色々と試合に行きましたが、思う所があるのと
明日ダービーを控えて自分の想いを明確にしておきたいと思い、更新する事にしました。


ダービーに向けての記事をネットで目にする事が出来ました。

選手の口から出るのは「ホームで勝てていないけど…」という言葉。

そこがまず違和感。

勝てばいいんだろ?ではない。
最後まで戦う姿勢が見たい。

失点で倒れ込むとか下向くとかまだ笛鳴ってないのに有り得ない。

同点なのに負けてるのにシュート撃たないで淡々とパス回しとか。

負け続けた事も確かに不満やけど、
ただ負けたのが不満で文句言ってるんじゃないんだよ。

「俺はそんな事しない。戦ってる。」って選手もいるかもしれん。

けどそうじゃない。

自分は出来てる、じゃなくて
チームなら、仲間なら、下向いたり倒れ込んだ選手を立たせて前向かせて欲しい。
点を取られたならすぐボール持って
「取り返すぞ!」と鼓舞してチームを仲間を救って欲しい。

スローインを誰も受けに行かない、どこか人任せなプレーからも
チームとして「勝つ!」という強い意思や気持ちが感じられない。

気持ちなんて見えないもので、主観でしかないんやけど
それでも見てるサポーターを熱くさせて初めて
「一緒に戦って欲しい。」と言えるんじゃないの?


でもそれは俺たちも同じ。

選手が下向いたり倒れ込んだら
前向かせて、立ち上がらせよう。
最後まで諦めずにやり続けよう。
気づいてないなら気づかせよう。

盲目的にやるんじゃなく、意思を発しよう。

共に戦うとはどういう事か。

俺達には応援がある。

声で、手拍子で表現出来る。
跳んで跳ねてマフラー回して魅せられる。

最後までやり切ろう。

そんで自分だけじゃなくて周りも巻き込もう。

手拍子を頭の上でやれば音も響くし、視覚的に「今は手拍子をする」と周囲に分かりやすい。
率先して跳べば周りにも分かる。

まだ一勝しかしていないホームを本当のホームにする為に。

やろうぜ、明日。
勝とうぜ、ダービー。
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