数字で考えるパチスロ理論

パチスロを可能な限り理論的に分解して考えていきます。よくある勝てる立ち回りではなく、確率や噂などを理論的に検証していきます。打ち手の希望的推測ではなく店側の立場から逆算して考えていきます。


テーマ:
キャッシュフロー経営について記事にします。

以前の記事で

貸借対照表(B/S)を考える

というものを書きました。

企業の状況を見るものが決算書で、その内訳は大きくわけると

PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)から成り立っています。

ものすごく簡単に説明すると

PLは1年間を通じていくら儲かっているか?

BSはその時点においてどれくらいの蓄えがあるか?

を見るものでしたね。

これらを簡単におさらいすると、
年収1000万だけど借金がある人は、PLが優良でBSが不良
年収200万だけど貯金がたくさんある人は、PLが不良だけどBSが優良という状態でしたね。

企業の情報を知るには、これに加えてCS(キャッシュフロー計算書)というものを見ると
一目瞭然です。

お金こそが全て!?

キャッシュフローについてはこちらの記事でも少し記載しましたが、

1年たちますし、もう少し掘り下げた内容を書いていきます。

PLとBSだけ見れば十分に判るのでは?

そもそも、何故PLとBSだけでは不十分かというと、実際のお金の動きと損益で大きく違う動きをする取引があるからです。
例えば商談が成立して、500万の契約を貰い納品しました。
PL上は売上として、BS上は売掛金として資産計上されますが、お金は入金されていませんから代わりありませんね。

これをPL、BS、CSそれぞれで表記すると

PL 売上+500
BS 流動資産 純資産+500
CS ±0

同じ決算の財務諸表でも3者の動きはまったく違います。
会計上の損益だとか資産がどーだ、純資産が増えただのは処理の問題。
で、金はいくら増えたの?結局ふえてないじゃん。これを見るのがCSなんです。

このCSの内訳をみていくと3つのセグメントに分かれます。

①営業活動
営業活動、ホールでいうところのホール運営ですね、これをやることでのお金の流れを示します。これのプラスが大きければ大きいほど、営業でお金が増えている訳ですから(一般的には)優良です。

②投資活動
投資によって動いたお金、通常は資産(土地とか建物)を買った売ったなど

③財務活動
営業活動、投資活動以外で増減のあったお金です。ほとんどが借入金になります。
借金をすれば財務活動はプラスに借金を返済すれば財務活動はマイナスという事になります。

特に営業活動がマイナスになっている場合は、致命的と見られます。何しろ本業で儲かっていない訳ですから。そもそも何故営業を続けているの?状態で、本業での赤字を別の手段で補填(投資、貯金切崩し、借金など)している状態ですから銀行はいい顔をしませんね。

PLやBSの最大の問題点を端的に説明すると
粉飾がしやすい
という点です。会計の知識が多少あれば利益がでているように見せることはたやすいのです。
売掛金や在庫調整などで調整する事がよくある手法です(言うまでもなく違法)
また同じ会社の決算を仮に複数の税理士が行ったとしても、損益の額は税理士によって変わります。「見解の相違」というものです。

年間に何度かは「粉飾決算」というニュースを目にするでしょう?
上場企業は株価を上げる(または下げないよう)にしたいため、中小企業は銀行からの融資を取りやすくするために粉飾に手を染めてしまうのですね。

ところがこのCSは現在もっているお金の残高が答えであり、誰がやってもこの金額にならなければなりませんので、これを改変するのは至難です。

黒字倒産する会社はPL上は利益がありながらもCSが破綻して倒産に追い込まれるパターンが殆どです。

さてCSはあまり他社と比較しても意味はないということを事前に書いておきます。

なぜなら、大きな建物などを現金取得した場合にはCSは大きなマイナスになりますし、財政難でなくても例えば付き合いで銀行から借り入れをすることもあるからです。そのため単年でのCSを比較してもあまり意味はありません。

そして私は何度も熱弁していますが、客への還元という概念があるパチンコにおいて
これを無視して売上げだけが近い企業と比べるなど愚の極みです。

パチンコ最大手マルハンでは2013年決算では売上げ 2.13兆、原価2.07兆(原価率97%)です。
一般的に原価が高いとされる製造業のマツダ(売上高が近いので引用)と比較すると
売上げ売上げ2.2兆 原価1.73兆(原価率78%)と大きな開きがあります。

ですので同業種ならともかく(パチンコホールはマルハン以外CSを公開していないので比較不可能)、異業種のマルハンとマツダのCSの金額を比較する事はしません。

さて、これら事情を加味してもマルハンは例年、営業活動をプラスとし、さらに財務活動をマイナス(借入れ金を減らしている)という流れを維持しています。
簡単に説明すると、現金商売でやりくりして、その中で借金をキチンと返済していっているという事。
逆にマツダだけに限りませんが多くの企業が年によってこのCSを不安定にしています。

これはなぜか?

簡単ですね。パチンコは現金商売だからです。

他の決算を見てないホールも見るまでもなく同様の事がいえます。儲かる儲かっていないは別としても売上げをその場ですぐに回収できるという強みをもっています。

パチンコをツケでやることはできません。
クレジットカードでやることもできませんね。

客がサンドにお札をいれた瞬間が売上げであり、とりっぱぐれる事がないのです。

会計の基本は昔から大きくは変わりません。それは・・・

貰うお金はできるだけ早く回収し、払うお金はできるだけ遅くするのです。

パチンコはこの典型例であり、ビジネスモデルとしては優良なのです。

そして集めたお金を滞留させることで、そこから新しい利益を生むことも考えられるのです。
まさにお金はお金を呼ぶわけです。

2014.01.29 誤字修正、一部追記
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