Condition Critical | Wayback QR

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1984年7月16日にリリースされたQRの最高傑作 (と言いたい)

チャート順位 (Billboard)
アルバム
最高15位
シングル
Mama Weer All Crazee Now 最高51位
Party All Night チャートインせず
Winners Take All チャートインせず
Bad Boy チャートインせず

個人的なアルバム評価 (5段階):5
文句なしです。普通にアルバム単体でリピートもしてます。


前作"Metal Health"が600万枚以上を売り上げるという超大ヒット,その勢いと曲のイメージをそのまま組み込んだ続編のようなアルバム。しかしその中身は前作よりパーティーロックさを重視した内容となってます。さらに前作で稼いだ金を盛大に使ってくれちゃってるのでいろいろ派手にPVも出来上がってます。

各曲ごとの個人的な評価 (5段階)
1. Sign of the Times:5
へいへいへいへーい!"Metal Health (Bang Your Head)"をそのままパーティーロックにしたような曲。もちろんルディのベースソロも健在。当時の邦題は"時代の証"。シングル&PVが欲しかったです・・・
2. Mama Weer All Crazee Now:5
とにかく派手,PVが派手です。ライトの数も半端じゃないしケヴィンの衣装は独特だし足開いて跳ぶし・・・
しかしカラオケで歌うときはマネしたくなりますねあの開脚跳び。癖になります。
3. Party All Night:5
ぱてぃおーないっ!タイトルもパーティー,曲もパーティー,PVもパーティー,アメリカンな感じですね。こんなやりたい放題のパーティー,日本ではたぶん受け入れられないような気もします・・・
4. Stomp Your Hands, Clap Your Feet:4
手で地面をたたきならしてつま先を打ち鳴らす,直訳だとそうなりますね。いや無理でしょ・・・
おそらく"Clap Your Hands, Stomp Your Feet"ですよね・・・ ギターソロの後の掛け合いなんかはライブでも盛り上がったんじゃないでしょうか。
5. Winners Take All:4
"Thunderbird"とはまたちょっと異なるバラード。こっちの内容は力強いですね。
Together we stand, we won't take no fall
'Cause we're winners, and winners take all
完全に売れた流れをそのまま歌詞にぶち込んでますね。でもこれ聞いてるとがんばろうって気になります。
6. Condition Critical:4
アルバムの中で一番重い曲です。ずっしりときますね。でも"Winners Take All"からスロー→スローと続く流れは嫌いじゃないです。ケヴィンの豪快なシャウトがいかにも限界そうで"Condition Critical"って感じに聞こえるのは私だけでしょうか。
7. Scream and Shout:4
疾走感ある曲でHeadbangのしすぎに注意。曲の最後のケヴィンのシャウトはまねできません。できればこの曲をルディとカルロスが並んで演奏してるところを見てみたかったですね・・・ (それっぽい映像はあるんですが)
そういえばこの曲,1987年のJapan Aid2でショーティノが歌ってましたね,歌詞ミスってたような気が・・・
8. Red Alert:4
このアルバムで最も普通な曲といえばこれでしょうか。そこそこのテンポで豪快なシャウト等もなく非常にシンプルにまとめられてる気がします。もしかしてライブであまり演奏されなかったのは普通すぎたからですかね・・・?
9. Bad Boy:4
シングルカットもされた曲が9曲目だなんて・・・ "Red Alert"同様テンポは速くもなく遅くもありませんがベースがいいんですよこの曲。ほんとベースを聞くためにこの曲を聞いてる感じです。だからこそ生演奏が見たかった・・・
10. (We Were) Born to Rock:4
アルバムの最後を締めくくるのはハイテンポなこの曲。"俺達はロックの為に生まれてきたんだ!"というなかなかハードな曲です。"Scream and Shout"程ではないですがこの曲もシャウトがぐっときますね。日本公演では演奏されたんですかね?一応ライブパンフには演奏予定で載ってましたが。

このアルバムは"Metal Health"のようにリマスター盤が出てないのです。もう時期を逃しちゃったしリリースはなさそうですね・・・