▷ おはようございます。
今日から2、3日は、晴れるようですね。その後も、まずまずらしくて、私としては、嬉しいことです。
昨日も書きましたが、本当に運動不足がたたって、とんでもない体力になっていることを自覚いたしました。もう、ぐずぐずしている余裕がないので、こんな体力ですが、ジムに通って、怪我のないように体力アップにつとめる決意をいたしました。
関節を痛めぬように気をつけます。そして、やりすぎると、また、不整脈を起こすので、最大限に注意をして、パニック、うつ克服のために、運動療法を始めようと思います。
▷ さて、昨日につづき、循環器系に良いとされる薬草の記事を、アップいたします。
今回は、クコです。
良くクコの実がお料理に使われたり、お茶に、なったり、お菓子の、中に入っていたり、袋詰めで売っていたりしますよね。
私も、3~4回、袋詰めを、買った記憶があります。ただし、ほとんどが中国製なので、中国での異物混入事件などがあってからは、やはり、敬遠するようになりました。
探せば、国産物もあるでしょう。
やはり、中国製は、安全性に問題があるような気がしますので、できるだけ国産を。
本当に、クコには、いろんな効能が、ありますね。特別、高血圧に効くようではないですが、その他、強壮効果が期待できそうです。
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循環器系の病気に効く薬草、野草、手当法(3) クコ
▶︎ クコは、昔から中国でも日本でも不老長寿の薬草として尊ばれてきましたが、
決して珍しい植物ではなく、線路のわきや街の道端などでもよく見かけることが出来ます。
九月になると、ナスの花に似た小さなうす紫の花を咲かせ、果実は赤くてグミに似ています。
クコは大変生命力が強く、夏には虫に喰われて枯れたようになっていても、
秋になるとまたドンドン新しい芽を出して葉をつけます。
適当な湿気さえあれば、挿し木をしてもすぐつき、放っておいてもよく育ちます。
昔の人は、生まれつきの腺病体質をクコを飲むことで改善し、延命長寿の薬効を伝えてきました。
根は、秋から冬にかけて、葉は春から秋にかけて採集するとよいのです。
●薬効
1. 強壮、強精
中国では独身の僧侶がクコを食べると精力がつき過ぎて修行の妨げになると戒めたほどで、自然の強精剤です。
若葉を生食したり、クコの果実5g、カチ栗10g、ナツメの果実8gを煎じて飲むと効果があります。
2. 解熱、去痰、鎮咳、吐乳、糖尿病
根4~8gを煎じて飲みます。
乳児の吐乳には、母親が煎汁を飲んで授乳するとよいでしょう。
3. 冷え性、不感症
葉を毎日連用します。
生がよいが、湯がいてもよく、根皮を12g煎じて飲んでもよいでしょう。
4. 健胃、腎臓病、肝臓病
葉、茎の煎汁を毎日お茶代わりに飲みます。
また、クコ茶に黒ゴマを一さじ入れて飲んでもよいでしょう。
5. 便秘
葉茎20gを煎じて飲むか、または生葉を毎日食べます。
6. 糖尿病、不眠症、低血圧
クコ酒を盃に一~二杯程度飲みます。
但し、過飲はしないこと。
7. 陰萎
根皮を酒でひたして一昼夜おいてから、酒を搾りとって少量ずつ毎日飲みます。
8. 咳止め
根皮4g、桑の根皮4g、甘草2gを煎じて飲むと特効があります。
クコの根皮に、蓮根の節、オオバコの全草を入れて煎じて飲んでもかまいません。
9. はやり目、目の痛み
生の果実の搾り汁で洗眼すると一番効果的ですが、干した実を煎じて、
その液で洗眼しても効果があります。
この液をうすめて点眼してもよいでしょう。
10. 抜け毛、髪のくせ直し
生葉の煎汁で髪を洗うか、煎汁を髪につけて、蒸しタオルで蒸してもよいし、
髪の地肌にすり込んでもよいでしょう。
11. 口内炎
根皮の煎汁でうがいをします。
12. 高血圧、低血圧
クコ茶を飲用するとよいでしょう。
これは気長にすること。
●食用法
生の葉は四~六月頃がよく、根本から出る芽は夏もずっと利用できます。
クセがなくて食べよいクコは、中国料理の材料にもよく使われ、
豚肉や椎茸、竹の子などと炒めると、本格的なメニューになります。
1.クコ茶
葉を乾燥させ、弱火で手早くかき混ぜながら、香ばしくほうじるとよいのです。
血管の老化を防ぐ作用もあって、高血圧や動脈硬化の人が常用する
お茶として最適です。
この場合、根も葉も使いましょう。
2. クコ酒
生の果実500gを砕いて酒1.8Lを入れ、三週間ほどして飲みます。
3. クコ飯
ほんのりとクコの香りがゆかしいクコ飯は、昔から日本の味覚でもありました。
作り方は人それぞれですが、葉をさっと炒めて塩味をつけ、
炊き上がった玄米に混ぜるとよいでしょう。
4. その他
胡麻和えやおひたし、辛子醤油和え、ピーナッツ和えなど色々応用できます。
クコの天ぷらもほのかな甘味があって美味しいものです。
また、醤油と出し汁で、水がなくなるまで煮込み、佃煮にして
毎日少しずつ食べるのもよく、味噌汁の実や煮物など、
大抵の料理に工夫して使えます。
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転載終わり