▷   こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
日本海側から、特に北海道では、超低気圧のため大変な状況になっていますね。いつも感じることですが、大阪は、いろんな気象条件で助かっているな~と思います。ありがたいことです。とともに、災害に見舞われた地方の方々には、お見舞いを申し上げます。

さて、今回は、ここのところ、関連性のある話題を選んでいますが、糖質制限食の提唱者でもある、江部先生のブログから、重要箇所を抜粋掲載させて頂きます。ご興味のある方は、上記のリンクから、ご確認、さらなる情報を得てください。
やはり、大変な情報量と研究成果を垣間見ることができますね。素人の私には、理解し辛いところも多いのですが、糖尿病の方々に、とっては、必死の問題ですからね。まさに、バトルですよ。

これを見ていますと、軽々と否定はできないと感じます。

なかなか、素人には、世界の研究者や、研究機関の動向なんかは、分かり辛いですから、先生の、本や、ブログなどで確認するしかないですね。

一つ感じたのは、糖尿人と言われている方たちは、当然、医師の管理のもとで糖質制限食または、断糖食に挑戦してかなりの成果を出しているということです。

いわゆる糖尿人でない方たちは、簡単にできる、夕食だけの、主食抜きや、昼食と夕食だけの主食抜き、から徐々に始める方がいいとのこと。

問題点もあることが、認識されていて、どこかの軽薄な雑誌などで掲載されているダイエットブームではないな、と思います。

痩せたい方々の、ためではなく、糖尿人の、ための食事法なのだということですね。
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長いので、二三回に分けます。

引用開始
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http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3109.html?sp

酸化ストレスが慢性病の元凶


▶︎   最近、酸化ストレスが慢性病の元凶として、問題となっています。 

今回は、酸化ストレスについて検討してみます。

▶︎  人体は、酸化反応と抗酸化反応のバランスがとれていると、正常に機能します。

酸化反応が抗酸化反応を上まわった状態を酸化ストレスといいます。
細胞内のミトコンドリア(*)の活動で日常的に活性酸素が発生しますが、生体の抗酸化反応で処理しています。

・スーパーーパーオキシドディスムターゼ (Superoxide dismutase, SOD) は、細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素です。
生体内のビタミンC、
ビタミンE、
グルタチオン
などが抗酸化作用を有しています。

《ヒトにおいて、最も一般的な酸化ストレスの発生源は喫煙と高血糖です。》

『高血糖→糖化蛋白生成亢進→糖化蛋白が種々の酵素と反応して活性酸素生成。』

・高血糖は、
糖化蛋白(**)の生成を亢進させます。

糖化蛋白は、様々な酵素と反応して、活性酸素を生成します。
活性酸素は生体の酸化反応の大本です。

《酸化ストレスが、動脈硬化・老化・癌・アルツハイマー・パーキンソン等、様々な疾病の元凶とされています。》

・血糖値に関しては
《食後高血糖と平均血糖変動幅増大が最大の酸化ストレスリスク》
とされています。

これは世界中の医学界において、認められています。

糖質・脂質・蛋白質のうち、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を引き起こすのは、「糖質」だけです。

従って、日本糖尿病学会推奨のカロリー制限食(高糖質食)を、つらいのに一生懸命我慢して頑張っても、

《食後高血糖と平均血糖変動幅増大を予防することは、理論的に不可能なのです。》

「糖尿病の食事療法において、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を予防できるのは糖質制限食だけです。」

・日本糖尿病学会は、
「食事療法」と
「食後高血糖と平均血糖変動幅増大の予防」

について、学会として指針を示すべきだと思います。

(*)ミトコンドリア
ミトコンドリアは細胞の中にあるエネルギー生産装置です。
酸素の存在下において、ミトコンドリアの中でTCA回路(クエン酸回路)が作動して、エネルギーを作って、
それにより身体は活動しています。
ミトコンドリアの活動の過程で出る「廃棄物」が活性酸素です。

(**)糖化蛋白
糖化反応(とうかはんのう)とは、グルコースなどの糖が、直接タンパク質または脂質に結合する反応の事です。
糖尿病の検査指標のHbA1cは、糖化したヘモグロビンのことです。
糖化反応の初期段階のアマドリ化合物としては、HbA1cやグリコアルブミンなどが代表的な物質です。
糖化反応系はアマドリ化合物生成までの反応を初期段階と呼び、以降の後期段階反応と区別しています。
最近AGEs(advanced glycation endprpducts:糖化最終産物)が注目されています。
AGEsは血管内皮を障害して動脈硬化の元となり、活性酸素も発生させます。

続く

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引用終わり