帯結びの本

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帯結び100選―笹島式決め技の極意


帯結びの本は沢山あるけれど、

読んでも意味がわからなかったり、???なものが殆どな中で、

この本は本当に説明が判りやすいです。


実際に人に見せてもらって教わるのが、一番簡単で、理解がはやいのは言うまでもないけれど、

流石にこんな100種類も教えてくれる人を探すのは、相当大変と思われるので(笑)

図書館で延長、延長を繰り返したあげく、

ようやくヤフオクで発見。 買いました。



女性の半幅帯(ふだんぎ等に使う帯)、名古屋帯、

男性の角帯(かくおび)、兵児帯(へこおび)、

袴(はかま)、羽織紐(はおりひも)、襷(たすき)の紐の結び方まで載ってます。


ただこの本、惜しむらくは、男性向けの結びの種類が、

女性に比べてとても少ないです。


兵児帯(へこおび)と角帯(かくおび)あわせて、男帯の結びは、たった9種類。

それも全部既にもう知ってる結び方ばっかりなのは・・・ウームという感じです。

(まあ、そもそも男結びなんて、元から種類が少ないんでしょうが)



でも、オレの野望としては、

女性(妻へ)の結び方まで、ガンガンマスターすることなので、

存分に活用して、覚えていこうかな、と思っておりますですよ。


要するにオレ、こういうの覚えるのが趣味なワケですな♪

ちょっと変?(笑)
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男子も家庭科必修にして欲しかった。

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うーむ。

理解できない。

必要な知識とか技術とか、沢山あるのに。

なぜ男には、家庭科必修にしなかった?!



・・・などと、当時の文部省に八つ当たりしておりますが。

何をしているかというと、

女物の着物の身八つ口(みやつぐち、袂(たもと)と脇の下のスリット)を縫いつけて、塞いでいるのです。

男物の着物って、ヤフオクとかで探しても、

色も種類もサイズも、とーっても(女物に比べて)種類が貧弱ぅ

特にサイズが問題。

昔の男性は平均身長が今よりかなり低かったから、まともに探していると、身長175cmのオレに合う、身丈と裄(ゆき、首中央から袖口までの長さのこと)のものを探すのは、中々に大変なんですな。


困った・・・。

(↑新調するカネはないし)


そういうわけで、結局オレが選んだ裏技(?)は、

「女物」を探し、改造して着ること。

女物はお端折り(おはしょり、たくし上げて着ること)するのを前提に仕立てられているから、

身丈が147cmくらいで、つまり長い。あと、たまに裄(ゆき)も66cmとかになるのもあって、

これを対丈(ついたけ、そのままお端折りしてない状態)で着てしまえば、

何と便利、まったく男物として、おあつらえに使えてしまうことに気付いたからなんですよ。


日本の衣装は基本的にユニセックス構造で、

唯一、女物男物で決定的に違う構造は、先にあげた、その身八つ口(みやつぐち)くらいなんですよ。

この身八つ口(みやつぐち)は、着付の時の方便と、昔は赤ちゃんに授乳する時のためにあったスリットらしいんですが、

この、男物にはついていないスリットを、全部縫ってしまえば、実に簡単に男物にすることができるんですね。


でも。


ここに一つ問題が。


オレ、料理は(独学で)結構出来るようになれたけど、

裁縫は全然無知。



遠い昔に、小学校の授業でやったような気がするけど、

それ以来、さっぱり。


うーむ。

聞けば女子は、中学はもちろん、高校に行っても、家庭科があるというではないですか!

(↑男子校出身だから、卒業して初めて知った)


差別だ。


女子に対しても、男子に対しても、これは性差別なのだぁあああ!



・・・と力んでみる。


まあ、しかし力んでも仕方がないので、

妻に基礎の基礎を教わって、後は試行錯誤で縫い縫い。


チクチク(こうかな?)

チクチク(うわー、わからねぇ)

チクチク(何だこりゃ?どうやって止めるのかな?)

チクチク(くわー!どうしてここでダンゴが止まらネェんだぁ!!!)


ムキャー!!!

(↑サル状態)


まあそういうわけで、何とかやっとります。

本当のこと言うと、

うちの奥さん、「アタシが縫ってあげようか?」

などと甘いことを言ってくれてるんだけど、

オレ、「真に自立した男子は、裁縫・料理はじめ、衣食住の技術に熟達すべき」

・・・などというDIY信念持ってるものですから。

(多分、一人っ子で親が過保護だったから、それにムキになって反発して、逆にこういう性格になってしまったものと思われます)


まあ、そういうわけで、


がんばるぞぉ。


チクチク。




・・・イテ。



※ 豆知識1 : 女性の着物に「お端折り」があるのは、「妊娠出産という体系変化に一枚の長着で対応できるように」、という昔の知恵からだそうです。

※ 豆知識2 : 「身八つ口」があるのは、「出産後、赤ちゃんに簡単に授乳できるように」、元々はオッパイをぽろりと出すための口だったそうで、そのため昔はもっと、スリットが大きく出来ていたそうです。

着物生活、はじめました。

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少し前から、着物を着始めました。

ハレの日のための、お洒落着じゃない。

自宅仕事だから可能なことでしょうが、

ともかく徹底して、飽くまで普段着から着物に変えていこう、というコンセプト・チェンジです。


きっかけは、ある日ファッションビルに行ったときのこと。

売り場は次の季節、春物一色に変わっていました。

色んな、「今度の流行モノ」が沢山たくさん。

でもね、その時オレは思ったんですよ。


一体いつまで、こんな風に際限なく、洋服買っていくんだろうなオレ・・・って。


もちろんオレは、元々そんなに流行を追うタイプじゃありません。

大体が、ファッション自体殆どカネをかけるタイプじゃない。

でも、それでも、

シーズンに上着の一枚くらいは買いますよ。

でもね、

そうやって、時折買った、気に入った服というのは、

オレの好むと好まざるとに関わらず、

そのときの「流行」に根ざした商品
になってるんですよね。

つまりそれは、翌年はもう、それが「遅れ」になってしまう可能性が、非常に高いであろうアイテムなわけなんですよね。


オレ、物持ちは良い方だけど、

これでも天秤座なんで(笑)

そういう「あからさまに流行遅れ」のアイテムを着て歩くのは、流石にできません。

というわけで、翌年も上着の一枚くらいは、買うことになるという・・・。

・・・と、つまりこれって、オレの大嫌いなライフスタイルなわけですよ。


だからね、

例えば革ジャンとか、ヴィンテージデニム、とかを、十年一日として着用し、

つまり流行から隔絶されたファッション流行エリアに生きている方々に、ちょっとした「羨ましさ」とはいかないまでも、「好感」を持っておりました。


いや、以前はオレも、譲れない自分の「ユニフォーム」があったんですよ。

いわゆる、ロックファッションです。

でも、20代で音楽挫折して。

それ以来敗北感とともに、楽器と、ファッションまで捨ててしまって。

その後はすっかり、無印良品な男になってしまっておりました。

いや、無印がダサイと行っているわけじゃありませんが(笑)

オレ的には、「ファッションはそこそこ。気が付くと流行の片棒担がされてるよなオレ」な状態であったわけです。


そういう、まあ何というか無気力ファッションだったオレは、

妻の着物スタイルを日々見てて

見事に覚醒させられちゃいました(笑)


カッコ良くて、流行から隔絶してて、安くて、エコロジーなファッション。

そして何よりオレという人間に似合うファッション。


それは、アンティーク着物だぁ!


・・・と。


幸いにもうちの近くには、アンティーク着物屋さんが沢山あり、

ヤフオクには、大正~昭和初期に作られた、「タンスの肥やし」が、わんさか出品されているではありませんか。


考えて見りゃ、日本人、少し前までは、朝起きてから寝るまで、

家事仕事も野良仕事も、メシ食うのも便所でしゃがむのも(失礼)、エッチして寝るのも、

TPOに合わせて、ぜーんぶ着物
でやってたわけです。

一枚の布から新調し、壊れ、破れたら自分で繕い、ときに譲り、譲られ、寸法直し、また改めて再生してから、年月を経て、最後に家の雑巾として果てるまで、

一枚の布を徹底的に使って使って、それで工夫して、自由な発想でお洒落して、

明治・大正とかなんかは、それに更に、和洋折衷で、着物の上にコート、着物の下にシャツ、なんて、もう勝ってきままにやってたはず。


なのに、今はなぜか、全員迷いもなく、洋服。洋服。洋服。洋服。洋服。

メリケンの連中が持ち込んだアイテムばっかり。

たまに着物着るときゃ、お人形さんみたいになって、

誰かに「着付」してもらって、

でもって外に出りゃ、よちよちと出来の悪いアヒルみたいな歩き方して。


なんで?

ちょっと、気がつきゃ、おかしくないか?これ?


そういうわけで、オレは着物野郎になりました。

料理の時は、割烹着をつけ、

外出の時は、袴をはく。




先だって。


一枚の行灯袴をヤフオクで買ったら、

背板の隙間から、古びた紙がはらりと一枚落ちてきました。

色褪せたその表面には、「唐津市●●●、●●番」と活版で名刺刷りがあり、

裏面には、恐らく万年筆による手書き文字で、「大正拾五年縫 ●(氏名)●」

とありました。




80年間。

そして、九州から、東京のオレの所へ。

不思議で、嬉しくて、

涙が出そうになりました。


大切に着ようっと♪