じゅにあのTV視聴録

~視聴した番組のメモ、雑感などを書いています~


テーマ:
【NHKスペシャル】
「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク」

(NHK総合・2016/4/3放送)
※公式サイト:http://www6.nhk.or.jp/special/

<感想>

 それぞれの分野で巨大地震のメカニズムを追究しようとしている科学者たち、それが今後起こる可能性が高い様々な巨大地震の予知に生かすことができればいいと強く感じました。自然との闘いという難しさはありますが、人智を結集してぜひ実現してほしいですね。

 と同時に、こうした研究の横の繋がりというか、国がこの分野の研究に人的にも財政的にも支援をしてほしいと思います。災害をゼロにすることは事実上不可能ですが、減災というか被害を出来るだけ少なくすることに取り組んでほしいと思います。

 それにしても活断層の上だけに限らない大きなリスクがあるという可能性が番組で指摘されているわけですから、日本中どこでも安全だと断言できる場所などないわけです。人間が未だコントロール出来ていない放射性物質を使った発電所を動かすことなど有り得ないと、この番組を観ても強く感じましたね。

<視聴メモ・番組内容(いわゆるネタバレ)が含まれています>

※見出しは当方で付けました。

・宮城県石巻市の鮎川漁港で今、漁業者を困らせる不思議な現象が起きている。5年前の巨大地震で大きく沈んだ港の岸壁が何故か隆起し続けている。5年間で約40cm上昇、海の中にあった土台が大きく水面上に現れている。

魚あげるのが一番大変、高いから。震災前はこんなんじゃなかった(地元の漁業者)

・異変はさらに広い範囲に及ぶことが宇宙からの観測で見えてきた。衛星が捉えた大地の動きによると巨大地震の直後、東北地方の地盤は最大1m余り沈んだ。ところがその後、沿岸の地盤は一転して隆起し続けている。日本列島の地下では今もなお何かが蠢き続けている。

非常に不思議なことが起こっている。地球に対してかなり大きなインパクトを及ぼしている(科学者)

・大気と水、そして大地が絶えず循環している星・地球。秘められたエネルギーは時として暴走し、私たちに襲いかかる。あの巨大地震から5年、得られた膨大なデータから科学者たちは新たなリスクを明らかにしようとしている。
・今、東北で起きている大地の異変の原因は地球内部のマントルにあった。巨大地震がマントルの動きに影響を及ぼし、大地を歪め続けているというのだ。地震を引き起こす危険性が浮かび上がってきた。

3.11の前まで知っている日本列島・北東アジアとは大きく地震の発生する環境が変わった(科学者)

・次はどこで大きな地震が起きるのか、あの日を境に科学者たちは研究を根本から見直し始めている。複雑な動きをみせる日本列島、データを分析したところ日本の大地が幾つにも分断されている可能性が明らかになった。その境目では大きな地震が起きるリスクがあるという。

内陸地震のリスク、大きい地震が起こる可能性が高い(科学者)

・日本列島に浮かび上がる新たな地震の脅威、今何が起きているのか最新の研究から迫る。

<マントルの動きによって起こる隆起と次の巨大地震の可能性>
・岩手県宮古市、大型の調査船が出港した。東北大学地震・噴火予知研究観測センターの日野亮太教授は、地盤の変化を分析し次の地震の予兆を掴もうとしている。
・今、日野氏が注目しているのは、東北で起きている異常な地盤の動きだ。東北の沿岸では巨大地震の後、一旦沈んだ地盤が急激に隆起するこれまでにない変化が起きている。

大きな変動が進んでいることには違いありません。我々が想定していない別のタイプの地震が起こる。次が分かる観測でもあると思っています(日野教授)

・東北沖の深さ数千mの海底に地震計や水圧計などを設置、地盤の動きは地震の揺れを直接観測している。日野氏はこうした観測を長年続けてきた。そして起きたのがマグニチュード9の巨大地震だった。
・地震の後、日野氏の研究チームは海底から観測装置を回収。そこには直前の海底の動きが捉えられていた。巨大地震の2日前から海底の地盤が数cm隆起していたのだ。地震の前兆だった可能性がある。しかしデータを事前に生かすことは出来なかった。
・次こそは地震の兆候を掴みたい。日野氏はこの5年間、観測された膨大なデータを分析してきた。その結果、今東北沿岸で起きている地盤の隆起の他にも異変がみつかった。
・それは東北の沖合い、陸側のプレートの下に海側のプレートが年間8cmほどの速さで沈み込んでいる。この沈み込む力で2つのプレートの境目にはひずみが溜まっていく。このひずみが限界に達すると巨大地震が発生する。
・プレートの動きは陸上や海底の観測装置で捉えられる。画面の矢印は観測点がどの方向に動いたか示している。巨大地震が起きる前、沈み込むプレートに押されて観測点はいずれも西向きに動いていた。巨大地震が発生すると陸側のプレートは大きく東側に移動、このまま数年間は東に動き続けると日野氏は考えていた。
・ところが地震発生から1年間のプレートの動きを分析したところ、同じプレートの上で海底の観測点だけが西に向かって最大40cm動いていた。日野氏にとって予想外の動きだった。

私たちが思い描いていたことと違うデータが、次から次から得られてくる。非常に不思議なことが起こっている(同上)

・奇妙な地盤の隆起、そして予想外の海底の動き、こうした現象は次の地震の兆候なのか。実は異変は日本だけに留まらなかった。巨大地震が起きたときロシアや中国でも地盤が最大5cm動いていた。しかも地盤は今もゆっくりと動き続けている。地震の前は殆ど動いていなかった地域だ。変化は広い範囲に及んでいる。
・日野氏は異常な動きの要因は、地球の奥深くにあるのではないかと考えた。それは地下50kmより深いところにあるマントル。高温の状態にある地球の中心部から上昇し、ゆっくりと滞留している。地表の近くではプレートとともに年間数cmの速さで動き続けている。
・マントルには独特な性質がある。性質の似たシリコン樹脂でみてみると、大きな力を加えると時間をかけてゆっくりと元に戻る。粘弾性と呼ばれる性質だ。
・今回、極めて巨大な地震が発生したことでマントルに粘弾性特有の動きが現れたと考えられる。日野氏が考える巨大地震が起きたときのマントルの動き、マントルはプレートに付いていけず遅れてゆっくりと動く。このマントルの動きが5年経った今も続いていると日野氏は考えたのだ。

粘弾性に起因する変形は普段なかなか観測できない。そんなに大きい量ではない。今回の地震はあまりに大きかったから、それが顕在化して観測に引っ掛かっている。マントルの粘弾性の効果を含めると、説明がつくのかもしれない(同上)

・日野氏の研究チームは、マントルの影響で東北の地盤がどう動くのかシミュレーションした。その結果、巨大地震が起きた後のプレートは、左右からマントルに押されて複雑に歪んでいる。このとき海底の観測点は西に動き、沿岸の陸地はマントルに押されて隆起する。東北一帯でみてみると地盤の隆起は太平洋沿岸の広い範囲に及ぶ。実際に観測されている地盤の動きとほぼ一致した。石巻市の港で起きている異変は、マントルの動きによってもたらされていると考えられている。
・日野氏たちはマントルの影響で地震の危険性が高まるところがあると考えている。そこは隆起している陸側のプレートと引き延ばされている海側のプレート。懸念されるのは本州の内陸の地震、そして沖合いの海底で起きる地震、高い津波を伴う恐れがある。
・巨大地震から5年、今も地震への警戒を怠ってはならないと日野氏は考えている。

(巨大地震の)規模が非常に大きい。それが何を起こしたかということ。その顛末は地球に対して、かなり大きなインパクトを及ぼしている。そこで継続して観測を続ける、データを取り続けることが、もうひとつ我々に課せられている重要な使命だと思っています(同上)

<活断層がないところでも大きな地震のリスクがあるという研究>
・過去、繰り返し大きな地震に襲われてきた日本、次はどこで起きるのか。阪神・淡路大震災では兵庫県南部には地震でずれ動いた活断層が現れた。これをきっかけとして活断層を手掛かりに次の地震を探る研究が本格化。活断層がどこに潜んでいるのか、科学者たちは様々な手法で調査してきた。
・全国で確認された活断層は約2千にのぼる。ところが活断層が確認されていない地域で地震が相次いだ。2004年に起きた新潟県中越地震、2008年の岩手・宮城内陸地震、活断層を調べるだけで地震を予測することには限界があるのだ。
・そこで今、大きな注目を集めているのが衛星から大地の動きを捉えるGPS観測。観測点は全国に約1300か所、僅かな大地の動きをリアルタイムで捉える。この最新技術によって、これまでみえていなかった新たなリスクが浮かび上がっている。
・去年10月、山陰地方で不気味な地震が相次いだ。鳥取県中部で3日間に震度4の揺れを3回観測。体に感じないものも含めると400回を超える地震が発生した。地震が起きたのは活断層が確認されていない地域だった。
・この地震に注目している京都大学防災研究所の西村卓也准教授、GPSのデータから地盤の動きを分析している。山陰地方で今後、大きな地震が起きるのではないかと危惧している。

山陰地方がかなり東向きに動いている。この辺にひずみが集中しているのではないか(西村准教授)

・西村氏はGPSのデータから将来どこで地震が起きるのか予測できると考えている。

GPSのデータは、まさに今我々が生きているこの瞬間の動きを表している。そこで地震がどれだけ起こりやすいか一つの目安ができると思います(同上)

・西村氏は16年前、ある論文を発表していた。GPSの分析から宮城県沖で発生する地震が想定よりも大きくなる可能性があるという内容だった。しかしマグニチュード9にまで及ぶ巨大地震を予測することは出来なかった。
・あれから5年、西村氏は各地に新たなGPS観測点を設置してきた。活断層がないところで相次いだ鳥取の地震、データを見直したところ西村氏はある異変に気づいた。

この北側と南側で動きが異なっている(同上)

・去年相次いだ地震の震源、震源の付近では以前から地盤が東に大きく動いていた。ところが南側では地盤があまり大きく動いていない。この違いは何なのか、西村氏は過去15年間の地震の震源を重ねてみた。すると震源の多くが帯状に並んでいた。この付近で地盤の動きが変わっている。地下をみると地震の震源は深さ30km付近まで一枚の壁のように連なっていた。この壁を境に地盤が大きく割れているのではないかと西村氏は考えた。活断層にないところにみえてきた地盤の割れ目、ここに大きな地震のリスクがあるというのだ。

そういう場所では周りに比べて内陸地震のリスクであったり、大きい地震が起こる可能性が高いと言えるのではないか(同上)

・浮かび上がった新たな地震のリスク、西村氏は他にも地盤の割れ目があるのではないかと分析を進めた。西日本はこれまで同じ一枚のプレートに乗っていると考えられた。このプレートは海側から北西の方向に押され続けている。
・ところが同じプレートの上でも地盤の動く向きは様々だ。四国や近畿、東海は北西方向だが、その向きは少しずつ異なる。
・九州の動きは複雑だ。大分付近は西へ、長崎や佐賀は南東へ、九州南部は南へ大きく動いている。西村氏はここでも過去に起きた地震の震源を重ねてみた。すると地下には震源が並んだ壁が幾つもみえてきた。これらを境に大地の動く向きが異なっている。
・一枚のプレートと考えられてきた西日本、それが複数のブロックに分断されている可能性が浮かび上がってきたのだ。

・幾つものブロックに分かれたプレート、ブロックの境目には過去に起きた大きな地震の痕跡があると西村氏は考えている。それは活断層だ。
・1891年に発生したマグニチュード8.0の濃尾地震、長さ80kmの活断層が最大8mずれ動いた。そこは東海地方を縦断するブロックの境目にあたるという。
・阪神・淡路大震災でずれ動いた活断層、ここもブロックの境目と考えられる。西村氏は大きな地震が起きる活断層では、断層がみえる地表だけでなく地下深くまでプレートが割れていると考えている。
・GPSの分析から浮かび上がったブロックの境目、どこで大きな地震が起きるのかを見極める上で、新たに手掛かりになる可能性がある。

活断層が無いから安全だと思っていた場所でも、こういう地殻変動を通して見るとブロックの境界が引かれる場所もあります。そういうところには注目してほしい、注意してほしい(同上)

<世界でもプレートの幾つものブロックの割れ目で大地震が発生している>
・プレートが幾つものブロックに分かれているという考え方は今、世界でも研究が進められている。アメリカ・ハーバード大学のブレンダン・ミード教授。

従来のプレートの考え方はデータが乏しい時代に作られました。見直しが必要です(ミード教授)

・ミード氏は世界各国からデータを集め、地球全体でプレートがどう分かれているか分析した。これまで地球は十数枚のプレートに覆われていると考えられてきた。太平洋プレートが沈み込むアメリカ西海岸、陸側のプレートが細かいブロックに分かれていると考えられる。1989年にサンフランシスコを襲った地震など、ブロックの境目では大きな地震が繰り返し起きている。
・インドが乗るプレートが沈み込むアジア、ここでも細かいブロックに分かれているという。死者・行方不明者が8万人を超えた四川大地震(2008年)、マグニチュード7.9のこの地震もブロックの境目で起きたと推定される。彼は日本列島のプレートも分析している。

ブロックの境目は関東を横切り、日本列島を複雑に分断しています(同上)

・西日本は西村氏の分析とよく似ている。さらに東日本や北日本も複数のブロックに分かれていると考えている。大きな地震が起きるブロックの境目がまだ潜んでいないか、ミード氏は今後も分析を進めることにしている。

GPSデータによってプレートの本当の姿がようやく見えてきました。日本の地盤は特に複雑でブロックの境目ではどこでも大地震が起きる恐れがあるのです(同上)

<南海トラフ地震の発生間隔を短くする可能性がある要因とは>
・今、日本で次の巨大地震が最も警戒されているのが南海トラフだ。国は最大でマグニチュード9の巨大地震が起きると想定している。東海から九州を襲う震度7の激しい揺れ、太平洋沿岸には10mを超える巨大な津波が押し寄せる。最悪の場合、死者は33万人にのぼる。
・次はいつ起きるのか、歴史に残る被害の記録から南海トラフでは繰り返し巨大地震が発生してきたことが知られている。その間隔は約100~150年、最後に起きたのは70年前、昭和南海地震(1946年)。20~30年のうちにも次の巨大地震が起きると考えられている。ところが最新の研究から地震の発生を早める意外な要因が浮かび上がってきた。
・この5年間、科学者たちは次の南海トラフの地震を予測するため研究を急いできた。人工的に大きな振動を発生させる装置「エアガン」。海底から反射してくる振動を捉えることで、巨大地震が起きるプレートの詳細な姿を明らかにしてきた。
・こうしたデータをもとに南海トラフの巨大地震を研究している海洋研究開発機構地震津波予測研究グループの堀高峰グループリーダー。堀氏は世界有数の計算速度を誇るスーパーコンピューターを使って、将来どのような地震が起こりうるか、その予測に取り組んできた。科学者として堀氏には忘れられない出来事がある。東北沖の巨大地震の2日前、マグニチュード7.3の地震が発生した。この地震はその後発生する巨大地震の震源のすぐそばで起きていた。

これが3月9日のノートです。マグニチュード7の地震がこちらで起きたので、そのあと南側や周りにどのような影響を及ぼすか気にしていました(堀氏)

・この地震がより大きな地震を誘発するのではないか、しかしその分析をする間もなく巨大地震が発生してしまったのだ。

事前に何も発信できなかったことが一番大きなショックだった。事前にどれだけ、どういうことが起こりうるかを検討しておけるかが大事だと、大きく学んだことの一つ(同上)

・南海トラフでも周辺で起きる地震に誘発されて巨大地震が発生するではないか、堀氏はある海域に注目した。そこは九州南東の日向灘、日向灘では数十年ごとにマグニチュード7クラスの大きな地震が起きている。ここでの地震が東北沖と同じように巨大地震を誘発する可能性を考えたのだ。
・堀氏は南海トラフの詳細な地形など最新の観測データをもとにシミュレーションした。プレートの境目に溜まっていくひずみが限界に達し巨大地震が発生する間隔を、約1000年の間にでどれだけ起きるかみると、多くの場合150年前後の間隔で発生するという結果となった。
・その中に巨大地震の発生間隔が短くなる場合があった。日向灘の地震に誘発されるケースだ。ここでマグニチュード7.5の地震が発生すると、すぐには変化が現れないが、その4年後に隣接する四国沖の南海トラフでマグニチュード8.3の巨大地震が起きる。さらに1年後、その東側マグニチュード8.1の巨大地震が発生する。
・シミュレーションでは日向灘での地震に誘発されると、より短い間隔で巨大地震が発生。150年だった発生間隔が半分程度になるという結果になった。

今まで南海トラフの地震は規則的に起きてきたと思われていた。シミュレーションから過去に起きたものではないパターンも見えてきている。そういう多様性をしっかり検討していく必要がある(同上)

・周辺の地震に誘発される巨大地震は数年のうちに連続して起きる恐れがある。一度、揺れや津波に襲われた地域が復興を遂げる前に再び被害を受ける可能性がみえてきたのだ。
・南海トラフの巨大地震を研究してきた科学者たち、これまでの考え方を根本から見直し始めている。

日向灘でM7の地震が起こっていると、M8の南海地震を誘発する可能性がある(同上)

・あらゆる可能性を排除せず次に備えなければならない、想定外の巨大地震から学んだ教訓だ。

東日本大震災が起きる前と後で、研究や努力をすればはっきり分かる面、しかしどうしても自然界の複雑さで分からない面、この両方があることが分かってきた。これをはっきりさせて、そのうえで事前の準備をしておく、対策をとることは重要だと思います(南海トラフの研究プロジェクト・東京大学の古村孝志教授)

<日本列島に潜む地震の脅威に挑み続ける科学者たち>
・あれから5年、新たな地震のリスクがどこに潜んでいるのか、科学者たちは手掛かりを追い求めている。東北大学の日野教授は、アメリカ西海岸のシアトルで5年前の巨大地震を解明する新たなデータを見つけた。地震前に東北沖などに設置していた観測装置の一部が日本が7000km離れた海岸に流れ着いていたのだ。

そこらじゅうにガレキが漂着していました。その中にボールのようなものを見つけたんです(地元の漁業者)
すばらしい。保存状態も良いです(日野教授)

・海底に設置していた水圧計のデータの回収を試みると、記録されていたのは地震発生直後の水圧の変化、津波の高さや海底の動きを分析できる貴重なデータだった。

時刻のところを見ても、まさに津波の被害が起こっている真っ最中のデータですよね。役に立てなきゃいかんですね(同上)

・GPSの観測からプレートが幾つにも割れていると考えている京都大学の西村准教授、徳島県の島を訪れ新たに観測点を設置した。この島は彼が考えるブロックの境目のすぐそばにある。新たな地震に繋がる兆候がないか、大地の動きを監視しようと考えている。

どんどん次の地震に向かって時計の針が進んでいる。そういう状況を我々は今、観測している。こういう観測を長く続けていけば、地震の本質に迫れるのではないか(西村准教授)

・巨大地震が懸念される南海トラフ、新たな地震計や水圧計が設置され、海底の変化をリアルタイムで観測できるようになった。
・巨大地震のシミュレーションに取り組む堀氏、僅かな変化も見逃さず地震の予測に繋げようと、膨大なデータに向き合い続けている。

非常に貴重なデータが今蓄積されていくところなので、こういったものをきちんと生かしていく必要がある。社会の対策に繋がるように結び付けていきたい(堀氏)

・あの日から5年、科学は日本列島に潜む新たな地震の脅威を次々と明らかにしている。私たちはその脅威と向き合い続けていくのだ。

(2016/4/4視聴・2016/4/4記)

※2016/4/15追記
4月14日に発生した最大震度7の熊本地震。この番組で京都大学防災研究所の西村卓也准教授が指摘していた「活断層にないところにみえてきた地盤の割れ目に潜む大きな地震のリスク」。今回の震源域がまさにその割れ目に合致しています。




改めて番組を観て驚きました。これが直接に結果として地震予知に繋がらなかったのは残念ですが、今後の科学者たちの研究が進むことを願わずにはいられません。

※NHK様、番組画面の使用をご容赦ください。なお、この番組の再放送を熱望します。

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