杉並区和田中学校の[よのなか]科に参加してきました。
テーマ:考えたこと和田中学校、ご存知でしょうか? 公立学校でSAPIXという塾が夜間補習を行なうことで最近、話題になっている中学校です。
タイトルの[よのなか]科は、民間出身の校長先生、藤原和博氏が講義をされる、社会に出たときに必要な知識を学ぶ講義です。以下の条件をクリアすれば大人でも「参加」できます。
よのなかnet というサイトから、今日2008年2月6日にUpdateされた関連部分を引用します。
つぎの[よのなか]科は、2年生向けが2月13日(水)5、6時間目に45分2クラスずつ@視聴覚室「校長先生に質問コーナー」です。参加したい方は、必ず『新しい道徳』を読んでからお越し下さい。
その前に、2月12日(火)1年生向け[よのなか]科ジュニア。テーマは「ネットリテラシー」~あなたがウエッブマスターだったら、です。
みなさん、できれば、本か全国[よのなか]科ネットワークのWEBで[よのなか]科について予習してからお出で下さい。広い意味での教育関係者に限られます。ただの見学や参観は認めません。参加して生徒たちとともに激しく学んで下さい!
藤原校長著作の『新しい道徳』を読んで、全国[よのなか]科ネットワークのWEBで予習し、広い意味での教育関係者であれば、参加できるわけです。
ただし、このサイト、参加申込も受け付けていません。私は念のためメールだけは出しておきましたが、それがなくても参加できます。むしろ、「広い意味での教育関係者」という点を参加者自身の気持ちとしてクリアすることが必要です。今日は、市議会の方や教師志望の方、お子さんをお持ちの方などが参加されていました。
■講義内容について
2月6日のクラスは「面接に強くなる」でした。高校入試での面接を対象にしています。
私も中学生のグループに混じって、生徒として、挨拶をしてみる、中学校時代の思い出をストーリー仕立てで語るといったことを初対面の中学生とペアでしました。
かなり緊張します。相手が大人以上に緊張します。ただ、相手の中学生も大人が参加することに慣れているので、むしろ相手を信頼して、身を任せる感じです。
「自分を色に例えると」という設問をいきなり出されて、即答し合うという課題がありました。即答というところがポイントです。そして、何らかの理由を考える。もし、さっと浮かばなかたっら、面接官に「すいません、頭が真っ白になってしまいました。もう一度、質問していただいてもいいですか?」と自分の心理状態を伝えることもいいと。これは自分を客観的に分析することで、自分自身が落ち着く効果があるとのことです。それで、面接官がクスリとでもしてくれればなおよいと。
私は2人の生徒さんとこの練習をしました。一つが私です。どれでしょうか?
A 「金色です。でも、一部が黒です。理由は、金色は目立つからです。でも、心のなかには黒い部分もあるから。」
B 「オレンジです。本当は青かもしれないけど、オレンジの方が人を元気にできるから。」
C 「赤です。本当はもっと地味なんだけど、X君の影響で目立つ赤がいいと思うようになりました。」
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割と簡単にBが私とわかるかもしれません。なお、金色というのも予期しない色でした。予期しない色だからこそ挙げたとのことでした。それと、三人とも本来の自分(自分の一部)の色と理想としたい色を挙げている点が14歳の少年と40歳過ぎの私が共通しています。
私が子供っぽい回答とは思われないと思います。中学生二人とも思慮深いし、自分を知りつつも前向きです。
これを14歳の少年が初対面の40過ぎの男性と一瞬にしてできます。それは当然と思われるか、さすが和田中学と思われるでしょうか?
ちなみに、私はちゃんと彼らの名前を聞きました。「中学二年生」という一般名詞ではなく、一つの出会いですから、礼儀として自己紹介し合いました。ただネット上なので一般名詞で。
藤原校長はご多忙なので、お話はできませんでしたが、参加された方と色々と話ができました。参加された方は、みなさん「参加してよかった。 自分も中学生の時に受けたかった。」と言われていました。私も同感です。企業研修で受ければ一人2万円位はかかるかもしれません。今日は大人は無料です。
また、この5年間、藤原校長と和田中学の様子を記録されているフィルム・ディレクターの方と深くお話ができました。
嬉しかったのは、私の話を聞きたいと思われて、そのディレクターさんがビデオを向けてくださったことです。「何で私に?」とうかがうと、エネルギーを感じたとおっしゃってくださいました。
私を知る方は、私はそんなにエネルギーを発するタイプではないとご存知かと思います。私が「どこにエネルギーを感じるんですか?」とうかがうと、「緊張がないというか、体の力が抜けていたんですよね。」とのことでした。「子供さんが相手だと、大人相手と違う緊張をされることが多い。それがなかったのですよ」と。へー、そういうことかと嬉しく思いました。
今、思うとすぐに緊張は消えました。それは相手の中学生のおかげです。一瞬で信頼関係ができた。それは私だけの力ではなく、双方向のものです。相手の受け入れ姿勢のおかげです。そして、それは[よのなか]科のおかげでもあると思います。彼らにとっては今後の財産になるはずです。
クラスの後、そのディレクターさんとは大変盛り上がったのですが、その点はまたいつか。
■まとめ
実社会で大人が学ぶことを中学生に教える意義があります。
大人が、学校に行って子供の目線に戻って学ぶ意義があります。
そういう場所に参加されている方との出会いがあります。
体の力が抜けていると、その人からエネルギーを感じる
。。。そういうことがあるんですね。
そう感じることができる、それがすごいと思います。






