平成22年度中四国ラジオドラマ脚本コンクールで入賞に輝いた『蝶が燃えた
日』が8月6日(土)にNHK-FMで放送されます。
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◆FMシアター『蝶が燃えた日』 作・柳 光博
NHK-FM 2011年8月6日(土) 22:00~22:50 (広島局制作)
演出:内田理沙
出演:國村隼 宮崎一成 福島滉史郎 古山渚 池田美佐子
恋塚祐子 吉本武史 新名基浩 ほか
【あらすじ】
英文の翻訳をしながら、単調な日々を送ってきた渋沢直哉(29)。彼は、幼
い頃から無人の電車に乗っている夢を何度も見続けてきた。真夜中の広島を走
る、一両きりの路面電車。ある夜、車内に見知らぬ老人がひとり座っていた。
直哉は老人に「焼け焦げた蝶」のデッサンを託される。夢から目覚めた直哉に、
翻訳の仕事が舞い込んだ。それは広島で育った日系アメリカ人・高瀬由英(享
年75)の遺稿。高瀬が少年時代の淡い初恋を振り返ったものだった…。戦争を
経験した世代へ、そしてテレビをつけない若い世代へお送りする、“ありふれ
た日常の営み”の愛おしさを見つめるドラマ。被爆地・広島からの発信。
【NHK-FM オーディオドラマより】
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「時空を越えて現代と過去が幻想的に交差する展開」はラジオドラマならで
はでしょう。どんな仕上がりになったか、楽しみです……。