交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


テーマ:

 今年58回を迎えるHNK紅白歌合戦のテーマは「歌の力、歌の絆」……歌は
国民に根付いた宝です。日本のみならず世界の人たちとの絆が求められる時代
の中で、歌から発信されるメッセージを大事に紹介していきます。紅組と白組
の対戦にとどまらない企画性溢れるコーナーを用意。昨年の『千の風になって』
のような、歌によってつながる人々の物語を掘り起こし、歌が作り出す絆をメ
ッセージします。【NHK紅白歌合戦HPより】


第58回NHK紅白歌合戦 曲順 【NHK】


 ……とのことだが、出場歌手の曲目をみると「昭和色」の強さに驚く。白組
のトップバッターの美川憲一『さそり座の女』からして、いきなり昭和47年へ
タイムスリップである。このほか、今年24年ぶりに復活したあみんをはじめ、
寺尾聰、米米CLUBの出演。企画ものでは、今年5月に死去したZARDの
ボーカル・坂井泉水を追悼する趣旨でフィルムライブを中継する。また小椋佳
×故・美空ひばりの共演で『愛燦燦』。そして今年8月に死去した阿久悠作曲
もの4曲で締めくくりとなる。


ZARDが紅白“初出場”!前代未聞のフィルムライブ生中継 【iZa】
25周年“待って”復活… あみん 【iZa】


 個人的には昭和が好きである。当時の歌を聴いていると落ち着く。確かに昭
和では「歌に力があり、歌を通じて絆を築けた時代」であった。だからといっ
て「これでいい」とは思わない。これでは昭和に挟まれた平成のサンドイッチ
で、中身も昭和が顔を覗かすありさま。ヘタをすると「昭和」を伝えるにすぎ
ない展開を懸念する。
 ドラマに限らずいくつか番組を提案したり構成した経験上、そのとき制作サ
イドから決まって問われるのが「それで今はどこに描かれているの。今に向け
たメッセージはなに」という厳しい言葉である。つまり背景に昭和を用いても、
全体を通すと「そうか、だから今はこれが足らないんだ。こうすればいいんだ」
が滲んでこなくては意味がない。
 このコンセプトを期待して今年の紅白歌合戦を観るとしよう……。


      *--------------------------------------------------------*
      この一年のご訪問ご愛好ありがとうございました
                       良いお年をお迎えください


                              坂本 博

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