交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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 チャットの相手はロボット(ソフトウェア)だった……。その可能性と危険
性に関する記事をニュースサイト WIRED VISION NEWSで目にした。


異性になりすましてチャットを代行、個人情報をゲットする「くどきロボット」
                      【WIRED VISION NEWS - BLOGS】
チャットのお相手、実は人工知能プログラム? 【WIRED VISION NEWS】


 確かに私も塾生とのやりとりでチャットを利用するときがある。文字による
ものなので相手の姿は見えないし、声を聞いて感情のニュアンスを受けること
もない。ディスプレイに打ち出される文字(文)のみが、回線の向こうに相手
(人)の存在を意識させる世界だ。内容ははじめこそ類型的な挨拶的だが、本
題に入ると様々な投げかけや質問や意見が飛び交う。しかも、文といえども会
話的だから文法を外れた表現も少なくない。それがまた人らしさをイメージさ
せ、当然相手は人で、ロボット(ソフトウェア)が受け答えしているとは想像
すらしない。
 ところが、文字にせよしゃべりにせよ、やりとりをロボットがやってしまう
とは……。一般的な挨拶を終えると、ロボットが主導権をとって個人情報の取
得などの目的に向けたやりとりをどんどん展開するのだろう。もちろん人らし
さを装って「ジョーク」を交えたり「蛇足や無意味な発言」があったり「わざ
と」話を脱線させながらも、「ところで」などと路線を目的に戻してくるはず
である。
 チャット・ロボットがどれほどのものか知らないが、目的をもったやりとり
を展開するようプログラムしてあると思う。つまり「論理的な展開」が根底に
組み込まれているといえる。目的を達成できないと判断すれば、途中でも打ち
切るロジックを組み込めばよい。人数をこなせば目的の達成率も増すだろう。
使用目的によっては実に怖いソフトウェアといえる……。興味はあるが賞賛し
たくないシロモノだ。


 ──シナリオ作成ソフトウェアが登場する日もくるだろうか。


 もっと怖いことがある。「やりとりを人らしく成立させて目的に向かう」と
いう点では、ドラマ脚本を創作するときに要求される「台詞の組み立て」その
ものだ。つまりチャット・ロボットの登場は『シナリオ作成ソフト』の到来と
もいえるだろう。(くわばら、くわばら)


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