交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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 二十年以上も前です。「ドラマを書いていきたい」と、放送局のディレクタ
ーに相談したことがありました。その人はドラマ担当ではありませんが、ただ
一言「どれだけの人間模様が描けるかだろう」とアドバイスをくれました。何
を教わったわけでもありません。しかしその言葉は、今でも私の心に宿り続け
ています。
 ドラマに人間が登場する限り、あるいはドラマを視聴するのが人間である以
上、『人間性を描く使命』を避けて通るわけにいきません。作者は、登場人物
たちと様々な角度から向かい合い、その個性に相応しい台詞や行動を見つける
「役目」を背負っています。そのためには、「作者自身の意識を人物が存在す
る虚構の世界に投じ、自らが新たな発見をする」よう努めます。
 発見がもたらすものは、数多くの人間性を描けるだけではありません。虚構
の世界とはいえ、人物の喜びや悲しみ怒りや優しさに触れて、作者自身の人間
性も豊かにしてくれます。つまり、ドラマ創作は『人間を育てる最良の世界』
であり、それに携わる限り『進化し続ける』と、私は確信しています。


               ──脚本家の脳ミソ・「あとがき」より──

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