交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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 一ヶ月ほど前ですが、ある中学生から「学校の課題で自分の憧れる職業につ
いて調べなくてはならない。そこで放送作家について教えてほしい」とのメー
ルが届きました。何度かやりとりをしているうちに彼の礼儀正しさや前向きな
気持ちが伝わり、「坂本でもいい」とのことなので、時間をもらったうえで答
えてみました。彼から届いた質問は次のようなものです。


1.なぜ放送作家になろうと思ったのですか? また、どのようにして放送作
  家になられましたか? 
2.この仕事の苦労はなんですか?
3.この仕事をやっていて良かったと思う時はどんな時ですか?
4.この仕事をするために重要なことは何ですか?
5.この仕事はどのような仕事だと思いますか?
6.放送作家に求められていることは何ですか?      
7.日頃、どのような仕事をされてますか?
8.番組を考えるとき時に最も気をつけること、重視することは何ですか?
9.視聴率は気になりますか?
10.放送作家になるために、僕たちが学生時代のうちにやっておくと良いこと
  は何ですか?              


 論理も展開しており的を射た質問です。課題について調べるだけでなく、特
に質問10は「それでは自分はどうすべきか」を導くものになります。自分の考
えと併せて結論づけて締め括るには有効な質問といえます。
 彼はどんな人なのか。これからどう成長していくのか。いろいろ想像しなか
ら気持ちよく回答できました。


 質問10は、テーマ『創作概念』にも通じるので、ここに掲載します。
*----------------------------*
【質問10の回答】
 最近の、特に若い人の傾向は「ひとりで籠もりがちで事を行う」のが目立ち
ます。放送作家の仕事に限らず、まず基本姿勢として『仕事はひとりでするも
のではない』といいたいですね。そのために(塾生や周囲の若者には)「分か
らないときは聞く」「要所要所で確認する」「コミュニケーションを図り情報
収集に努める」を提示しています。
 これを推進していれば、知識はおのずと入ってきますし、知恵もついてきま
す。あとはそれをどう消化していかに使いこなすかです。それらにしても、人
のやり方考え方から学べば上達は早いものです。経験を積んでいけば自身の考
えも固まってきます。周囲の状況や先の方向性も見えてくるでしょう。
 要するにもの書きは『毎日が鍛錬のときであり、社会が学びの場である』と
心がけ、必要に応じては専門知識にも目を向け、バカバカしいといわれるよう
な雑学にもふれることが大事でしょう。とにかく、いろいろなことに興味を抱
いてもらいたいですね。そして、いろいろな考え方をしてほしいものです。
                    *----------------------------*


 ──回答を送り、昨日お礼のメールが届きました。私こそ、改めて自分の通
ってきた道を振り返り、再認識し、この先を見極めるいい糧になりました。
 中学生くん、こちらこそありがとう。(嬉)

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