交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


テーマ:

「やります」「できます」「頑張ります」
 口で云うのは簡単です。問題は『どう実行するか』であり、『どんな結果を
残すか』でしょう。


 たとえば、放送や出版のチャンスが訪れたとしましょう。趣味で書いている
なら「私はマイペースで自分の思うように書きたいので」と、中には断る人も
いるかもしれません。でも、脚本家や小説家を目指している人には、これほど
オイシイ話はなく、当然のごとく「やります。できます。頑張ります」と意欲
をみせるでしょう。
 勿論嬉しい言葉ですよ。依頼した側も期待が膨らみ、仕上がりが楽しみにな
ります。ところが一ヶ月経ち、二ヶ月が過ぎ、気が付けば何ヶ月も音沙汰なし
だと、「あの言葉は何だったのか」と不信感が募ります。依頼者側から進捗状
況を尋ね催促すると、弁解のオンパレードで当初の意欲はすっかり消え失せて
います。
 それでも依頼したからには、仕上げてもらわないと困るのです。だから、あ
の手この手でフォローします。ときに厳しくと云うと、挙げ句の果てには「で
きません。未熟でした。辞めます」と実に簡単に云ってくれます。アマチュア
によくあるパターンです。(失望……)



◆━━ プロを目指すならアマチュア意識を捨てるべし! ━━◆


 では「どいうればいいか」ですが、これからチャンスに巡り逢うかもしれな
い人、あるいは、今まさにチャンスを掴んで手繰り寄せようとしている人は、
少なくとも次の三つに徹してください。


1.『ホウ・レン・ソウ』を遵守する
  企業の新人教育でよく云われる「報告(ホウ)」「連絡(レン)」「相談(ソ
  ウ)」は、仕事をするうえで基本中の基本です。音沙汰なしの原因もこれ
  を怠っているからです。仕事内容の善し悪し以前に、人格の善し悪しを判
  断される要素です。


2.『チームワーク』を尊重する
  今は「ひとりで黙々と取り組む傾向の人」が多いようですが、依頼を受け
  て原稿を書くとき、これは非常に危険なやり方です。依頼を受けた以上、
  それは仕事で、作者だけの作品から「関係者の作品」に変わります。です
  から、不明なことは質問して相手(依頼者)の意向を確認し、自分の考え
  を伝えるのです。思い込みで進めるのは禁物です。何もかも相手の意向に
  従う必要はありませんが、それでも打合せをして相手の了解を得ることが
  重要です。


3.『エンドマークの打ちどころ』を見極める
  納期を意識してください。プロとアマの違いがここにあります。はっきり
  した納期があれば当然ですが、なくてもその仕事内容によっておよその見
  当はつくはずです。自分で設定して計画を立てるのがプロのやり方です。
  依頼者に相談(確認)するのも必要です。スケジュールは納期から逆算で
  立てます。ここまでにネタ拾いをして、構成に何日かけて、何日で執筆す
  る。大事なことは「納期ギリギリに執筆を終えるのではなく、もう一度見
  直す時間(日数)を取る」のです。放送でも出版でも作者が書き上げたあ
  と、さらにいろいろな人の力が注ぎ込まれます。「できたとき納期」でい
  つまでも取り組んでいるようでは失格です。それを考えるべきでする



◆━━ 問われるのは、結果だけではない! ━━◆


 放送も出版も、業界は「新しいもの」を望んでいます。「ちゃんと仕上げて
くれるだろうか」と心配しながらも、アマチュアに門を開いているのは『次な
る書き手』を求めているからです。だからといって、決して売り手市場ではあ
りません。特に、上記のことができない人は、次の仕事は訪れないでしょう。
心配だけでなく失敗に終わるからです。依頼者も同じ人で同じ失敗はご免被り
たいはすですよ。
 意思疎通ができていれば、チームとして依頼者の力も借りれるわけですから、
放送や出版に似合った作品は仕上がります。その中で成長していけばいいので
す。仕事として繰り返していれば、秀作の考え方も見えてくるでしょう。


 不発で終わるか、一発屋で終わるか、生き続けるか。あなた次第です……。

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