某不動産の15秒CMがあります。(ローカルCMだと思います)
○ 若い社員が打合せをしている。
男A「このプランをどう思う」
女A「難しいかも」
女B「最初からできないと思ったら、何も生まれませんよね」
男A「そうだな」
男B「お客様のために」
女B「私たちは進化する!(拳を作って立ち上がる)」
N 「(マンション名と会社名を告知)」
【おわり】
CMなので、これで「前向きな企業イメージ」はアピールできています。何
ら問題ないでしょう。
ところが、『創作の世界』に観点を置いた私の考え方は違います。
女Aの意見に対して、女Bには「どこがどう難しいか」を聞いてほしいです
ね。それで、「難しい根拠」が納得いくものなら、「では、そのプランは却下
しましょう」となります。
仮に「本当に難しい」としましょう。それなのに、思いつきや勢いだけで推
し進めて、先へ行って「つじつま」が合わなくなったり「的外れ」の結果が出
たらどうでしょう。とんでもない話ですよね。
案件を検討するときのポイントは「その根拠」にあります。根拠は、「採用」
とすれば、それだけ「自信」にも繋がります。また「却下」しても、それはム
ダなことではありません。「蓄積物」として残ります。それを踏まえて次の案
を練ればいいのです。大事なのは、それに替わる案、そして『答』を出すこと
です。
まあ、そんなやりとりをしてたんじゃ、CMではなくドラマになってしまい
ますが……(笑)
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