交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


テーマ:
  SE 暫くしてDJが席を立つ。ドアを開けてアナブースを出る。
     調整室。奥では、時折電話が掛かってきて、若い女性たちが応対し
     ている。
DJ「ヒャー、こっぱみじんこ」
丸山「コーヒー。ここ置くわよ」
DJ「はァい、どうも」
  SE DJ、煙草に火を点けて吸う。
DJ「話、解った?」
丸山「大体ね」
DJ「こんなん初めて。みんな自分のことばっかで」
丸山「そんなもんよ、世の中って」
DJ「ハァーア(と嘆く)」
丸山「さて、どう進める、これから」
DJ「ン……」
丸山「5番の女、使ってみようか」
DJ「いきり立ってたの?」
丸山「ビシッと言うわよ、あれは」
DJ「いくつかな? 歳」
丸山「タイプ?」
DJ「よしてよ」
丸山「お似合いだったりして」
DJ「ちょォっと……」
丸山「オ、赤くなった」
DJ「違うってば。ラインだよ、ライン……年齢層、高い思ォたから」
丸山「はァい」
DJ「いつもは十代か二十代じゃない。でも今日の年齢層……」
丸山「確かに高いわね。でも何人か、若い子もいるわよ」
DJ「5番の彼女、意外に若かったりして」
丸山「そうね。でもテーマと関係ないこと、ほじくらない方がいいわ。歳も名
 前も聞かない」
DJ「で、言いたい放題くっちゃべって、はいサイナラってわけ?」
丸山「いいじゃないそれで」
DJ「いつも通りでいいのかな?」
丸山「だからみんな電話くれんるんでしょ。世論調査やってんじゃないんだか
 ら。そこんとこ考えよ」
DJ「……分かったよ」
丸山「よーし。じゃ、5番の彼女中心に進めて、社長とやり合わせる。これで
 どう!」
DJ「OK……でもってー、ミリねえがチャチャ入れて。あとォ、オバチャン
 だね」
丸山「置いてきぼりにしないで」
DJ「分かってる」
丸山「そいから3番に次入れるから。望み通り、キャピキャピのギャルよ」
DJ「オ、待ってました!」
丸山「反論引き出してよ」
DJ「意見は片寄らせない」
丸山「なかったらあなたが反論する」
DJ「そして誰かに振るかァ」
丸山「いいわよォ。盛り上げていこ」
DJ「OK!」
  SE ドアが閉まる。
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