交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


テーマ:

 字句や文章を十分に吟味して練りなおすことを「推敲」といいます。


 26日の記事『ながらの災難』ですが、一見問題のない文章だと思います。し
かし、仮に出版レベルで考えたとき、「ア、いかん」という箇所を見つけてし
まいました。(ペロ)
 それは、「薪を背負って歩きながら本を読む少年」と「テレビを見ながらご
飯を食べていて」の一節に、組み立ての不備(私のミス)があります。


 接続助詞「ながら」は、二つの動作や状態が並行して行われる様子を表しま
す。前者後者の動作が同等に行われるなら、どちらが先にきても構わないでし
ょう。そうでなく、どちらかが「主体」で一方が「付帯」としたらどうなるか
です。
 後者(テレビを…)の表現は、まず「主体で行っている事」「興味を持って
行っている事」をあげて「○○をしながら」と綴り、その後で「付帯で行って
いる事」「習慣で(当然ぽく)行っている事」を「ながら△△する」と続ける
のが、私の意図でした。投稿したあと読み直し、どこか違和感を覚え、考えて
気づきましたね。
 この組み立てに習う(合わせる)なら、前者は「本を読みながら薪を背負っ
て歩く少年」が満足な文、私の意向になります。(ハイ!)



 金治郎はそんな風に歩いていて、躓いてこけなかったのだろうか……。ふむ、
それも気になるところだ。

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