サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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ODE TO BILLY JOE
監督:マックス・ベア    
音楽:ミシェル・ルグラン    
出演:ロビー・ベンソン、グリニス・オコナー、ジョーン・ホッチキス、サンディ・マクピーク、ジェームズ・ベスト    
1976年 アメリカ映画

ボビー・ジェントリーのヒット曲「Ode To Billy Joe」に題材を得た青春ドラマ。
「ジェレミー」のロビー・ベンソンとグリニス・オコナーが再共演しています。
前半は瑞々しい純愛ドラマのような展開ですが、一転して後半は暗雲が立ち込め、やるせないラストに突き進んでいきます。
グリニス・オコナーの姿がいじらしいラストがとても印象に残る作品です。
ストーリーは、2歳離れた幼馴染が18歳と16歳という年頃になるころから、お互いを異性として意識しはじめます。
しかし、保守的な田舎町なので、親は恋愛などまだ早いと、2人の交際を認めません。
ミュージックコンテストの夜、18歳のビリー(ロビー・ベンソン)は友人に誘われて娼婦が集まる場所に行きますが、
その後しばらく姿を消してしまいます。
数日後、町に戻ったビリーは、どことなく様子がおかしく、
夕方ボビー(グリニス・オコナー)とこっそり2人で会い、森の中に入りますが、
そこでビリーはボビーに驚きの告白をする・・・・というお話。
監督のマックス・ベアは、役者としても活動していたようで「じゃじゃ馬億万長者」や「空中大脱走」などに出てました。
脚本を「おもいでの夏」の原作者であるハーマン・ローチャーが手掛けています。


音楽は、ミシェル・ルグラン。
青春ドラマなので、ルグランのスコアは優しい雰囲気の楽曲で構成されています。
ピアノをメインとしたスコアは、ルグランが編曲・指揮まで手掛けています。
サントラには、ルグランが手掛けたスコアの他に、
主題歌としてボビー・ジェントリーの「Ode To Billy Joe」を再録音したものや、
劇中のミュージックコンテストで演奏されるカントリーバンドの曲が収録されています。
サントラはLPが出ているだけでしたが、
この度、米Kritzerlandレーベルから1000枚限定でCDが発売されることになりました。

発売は5月か6月頃になると思われます。

特に増曲はないようですが、アルバムマスターからの収録のようですので、
音質には問題ないようです。
去年、中古屋で本作のLPを見つけて喜んで買ったばかりだったのでちょっとショックですが、
こういう隠れた作品が再び陽の目を見ることは喜ばしいことです。

 

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somewhere



・・・・今日は、過去記事を思いつきでアップします。


SOMEWHERE IN TIME
監督:ヤノット・シュワルツ
音楽: ジョン・バリー
出演: クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、テレサ・ライト、スーザン・フレンチ、クリストファー・プラマー
1980年 アメリカ映画


公開時はお客の入りが悪く、すぐ公開終了してしまったのに、ビデオ化でジワジワと人気が出てきた作品です。
設定が地味だったせいか、食わず嫌いのファンが多かったのだと思います。
ロマンスと時空SFを絡めた作品ですが、古典的な香りもする上品な作品です。
その昔、ビデオ版を観たのですが、ソフトフォーカスがかかったような映像でこれまた幻想的な雰囲気を感じました。
若い劇作家がパーティで知り合った謎の老婦人に「帰ってきて」と言われ、金時計を渡されます。
その後、町で見かけた若い女性の肖像画に心奪われますが、この女性こそ先の老婦人の若き日の姿だったと知り、募る彼女への想いに苦しみ、そして遂には時空を超えて彼女に出会う・・・・というストーリー。
これだけ書くとかなり荒唐無稽な設定に思えますが、上品な語り口のため上手い具合に納得させられてしまいます。
かなり幻想的な作品で、「ジョーズ2」のヤノット・シュワルツ監督の諸作の中でも屈指の出来だと思います。
昨年、心臓発作で急逝したクリストファー・リーヴの確かな演技が光ります。
クリストファー・リーヴといえば、「スーパーマン」シリーズで一躍有名になったものの、
95年に落馬事故で半身不随となり、それでも役者として頑張る姿には頭が下がる思いでした。




音楽は巨匠ジョン・バリー。
ジョン・バリーと言えば「007」シリーズが有名ですが、アクション・スコアだけでなく、実はラブ・ストーリーでも本領を発揮する人です。
いわゆる「バリー節」といわれる、独特のゆったりと流れるようなストリングスに甘く切ないメロディを乗せるという手法です。
ちょっとパターン化していて、どの曲も同じように聞こえるときもありますが、これもまた味わいの一つということで。
その甘いメロディ群のなかでも、本作は白眉の出来です。
本作をここまで美しくも悲しい作品に仕上げた要因の一つにバリーの音楽がある思います。
ロジャー・ウィリアムスのピアノがフィーチャーされていて、とろけるような美しい旋律を奏でます。
特にタイトル曲は、フルート、ストリングス、ピアノと続く甘く流れるような旋律が素晴らしい。
バリーの音楽の他に、ラフマニノフの「パガニーニの主題による変奏曲」が劇中で何度も流れます。
これもまた名曲です。




・・・・・と、ここまでが過去記事。
今では本編の人気もあって、サントラCDは比較的入手しやすく、
米Vareseレーベルからは、再録音盤まで出ています。
再録音盤の方は、10曲も増曲されており、演奏もオリジナルの雰囲気を上手く出していて、
録音の新しさから当然再録音盤の方が音質がクリアです。
こちらもなかなか捨てがたい。
ただ、ジャケットはやはりオリジナルに軍配が上がります。



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JUST TELL ME YOU LOVE ME
監督:トニー・モルデンテ
音楽:ディック・ハリガン
主演:ロバート・ヘギス、リサ・ハートマン、デブラリー・スコット、アン・ロックハート、ロバート・コスタント、クリス・レモン
1980年 アメリカ映画

今日はちょっと手抜きモードで短めの記事。

珍しくコメディ仕立ての80年代青春映画をご紹介。
と言っても、うちのブログのことですから、本邦劇場未公開の変化球。
ハワイのマウイ島を舞台にした男女4人のラブ・ストーリーだそうです。
本編を観たこともないので、これ以上のことは分かりませんが、
本国でもそんなにヒットしなかったのでしょう。
じゃあ、なんでそんなもん紹介するんだ?!ということになるのですが、
アメリカのフォーク・デュオ、England Dan & John Ford Coleyの歌が大きくフィーチャーされているからなのでした。
England Dan & John Ford Coleyと言えば、サイモン&ガーファンクルのフォロワー的なフォーク・デュオが70年代にいろいろ結成されましたが、その中の1つとして活動してた人たちという認識。
実は、おっさん、普段はゴリゴリのメタルやインダストリアル、スカ、フランク・ザッパなどを聴いてますが、こういうフォーク、AOR系も実は大好物。
聴いてる音楽に全く統一感がありません。
これも音楽を聴き始めたルーツがサントラだからかも知れません(笑)。




音楽は、ディック・ハリガンが担当。
England Dan & John Ford Coleyのラスト・アルバム的な扱いになっているため、
彼らがスコアを担当したかのような誤解を招いているようですが、
スコアを担当したのはディック・ハリガンのようです。
ただ、サントラLPは彼らの歌がほとんどなので、サントラとしては
England Dan & John Ford Coleyの準アルバム的な存在と言ってもよいのでは?
主題歌の「just tell me you love me」は、さすがに美メロでオケまで入ってて素晴らしい。
サントラにはこの曲のインスト・バージョンも入っています。
残念ながら映画が全然ヒットせず、日本でも未公開に終わったことから、未だにCD化もされていませんが、主題歌は彼らのベストアルバム「Vol. 1-Essentials」で聴くことができます。
この主題歌、よく聴くと2人のうち片方しか歌っていない。
この後の解散を暗示しているかのようです(なんちゃって)。
他の収録曲では、「Part of Me Part of You」が「Very Best of England Dan & John ford coley」に入っています。
・・・・なんだか、よそ行きの記事になっちゃったなあ。
この手の記事は筆が進まないなあ(^_^;)



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FALLING IN LOVE
監督:ウール・グロスバード
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:ロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープ、ハーヴェイ・カイテル、ダイアン・ウィースト、ジェーン・カツマレク、ジョージ・マーティン
1984年 アメリカ映画


やっと「まとも」な作品をご紹介しますが、うちのブログではイレギュラーな1本。
パチモン、ホラー、アクション、ウェスタン、SFが大半を占める当ブログにおいて
ひときわ異彩を放つ大人のロマンス。
デヴィッド・リーン監督作品「逢いびき」のリメイクだそうですが、オリジナルを観たことがないので
比較ができません。不勉強ですみません。
有名な作品なのでストーリーも割愛したいところですが、簡単に言うと「不倫」の映画です。
とはいえ、丁寧に作り込まれた作品なので大人の純愛映画と評されることもあります。
ご都合主義と評されることもある予定調和的な展開も、
万人受けしやすいから感情移入もしやすいというところではないでしょうか。
珍しく普通のおっさんを演じるロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの演技も素晴らしい。
いい映画には違いない。
しかし・・・・公開時のキャッチコピーがこれ。
「男は走り、女はためらう マンハッタン発、愛の終列車―」
およそ、うちのブログには不釣り合いな文章。
文字打っててこっちが恥ずかしくなっちゃった。
こういうロマンス系の映画って、やっぱり紹介するの苦手だなあ。


音楽は、デイヴ・グルーシン。
有名なMountain Danceがオープニングに流れる作品ですが、
この曲は本作のための描き下ろしではありません。
確か1980年頃の既成曲だったと思ったけど。
本作のために書き下ろされたメイン・タイトルは別にあったのですが、
本編では使用されず、Mountain Danceが使われちゃったようです。
でも、きっとMountain Danceっぽい曲を監督から所望されたのでしょう、
リズムパターンからピアノのリフレインからそっくりです。メロが違うだけ。
この未使用のメイン・タイトルはKritzerlandレーベルから出た1000枚限定盤で聴くことが出来ます。
メイン・タイトルだけすげ替えられちゃったわけですが、もともとMoutain Danceにそっくりなので、
劇伴に盛り込まれたモチーフもよく似た雰囲気で何ら違和感がありません。
映画公開時には、サントラは発売されなかったのですが、こうしてKritzerland盤を聴いてみると、
デイヴ・グルーシンのピアノを前面にフィーチャーした洒落たフュージョン・アルバムとして聴くことも出来ます。(ちょっと言い過ぎ?)
アンダースコアっぽいものがほとんど無いので余計にそう思うのかも知れませんが、とても聴きやすい。
捨て曲無しといっても過言ではありません。
1000枚限定がもったいない。
(なお、このサントラには「Mountain Dance」は入っていません。)


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L'ultimo Sapore Dell'Aria
監督:ルッジェロ・デオダート
音楽:ウバルド・コンティニエッロ
出演:カルロ・ルーポ、ルイジ・リベルティ、マヴィ・ビルジリ、ジャック・セルナス
1977年 イタリア/日本映画



「食人族」でおなじみ、マカロニ人喰い映画の巨匠ルッジェロ・デオダート監督が撮ったまさかの青春ラブロマンス。
おそらく彼のフィルムワークスの中で、唯一と思われる青春ものです。
だいたい、普段人喰い映画撮ってるくせに、ラブロマンスって、この変わり身の早さは何なんでしょう。
ルチオ・フルチ監督を見習えと言いたい。
あのおっさんなんて、死ぬまで「地獄の門が開かれた!!」みたいな映画撮ってたのに。
人喰い映画の監督だと思って先入観持って観ちゃうので、感動の青春ドラマもどうも嘘くさい。
この人のキャラじゃないんだよなあ。
ストーリーは、水泳のヨーロッパ選手権への出場を夢見て練習に励む少年と、
チェリストを目指しながら彼を密かに応援する少女との間に芽生える清らかな愛・・・・
しかし、少年は突然不治の病に冒され・・・・みたいなお話です。
あ~、嘘くさい。
みじかくも美しく燃える青春を描いた作品ですが、普段は人がガブッと喰われる映画ばっかり撮ってる
くせにと思うと、どうも本編に感情移入することができません。
しかも、このおっさん、脚本まで書いてる。
なんか当時心境の変化があったのかなあ。
彗星のごとく現れた主演の2人、カルロ・ルーポとルイジ・リベルティは、次世代のヤングアイドル(死語)を
嘱望されていましたが、まさに彗星のごとくスクリーンから消えていったのでした。




音楽は、ウバルド・コンティニエッロ。
70年代後半から80年代後半にかけて活躍した(してないか)人で、
ルッジェロ・デオダート監督とは、「カニバル/世界最後の人喰い族(1976)」でも組んでいます。
正統派マカロニ・ラブ・ストーリーの流れを汲むスコアで(そんなもんあるんか)、
モロにチプリアーニの影響を感じさせる主題曲をはじめ、
ハーブ・アルパートとモリコーネを足して2で割ったような劇伴や、
ポール・モーリアっぽいものや、フランシス・レイっぽいものやら
どこかで聞いたことのあるようなマカロニ・イージーリスニングのオンパレードです。
劇伴の中で1曲ものすごい曲が入っていて、イントロのブラスはロッキー、
曲が始まったらちょっぴりスター・ウォーズみたいになって、
そこからポール・モーリアかメイナード・ファーガソンみたいになる曲がすごい。
これは珍曲です。
なお、当時のサントラらしく、随所にダイアローグが挿入されています。
サントラLPのライナーノーツには、ダイアローグが原語で記載されています。
サントラ全体としては、BGMで流しても決して悪くない出来栄えで、
ちょっとダイアローグがうっとおしいのを我慢すれば、喫茶店で流しても違和感無いでしょう。
サントラは、LPしか発売されておらず、これまでCD化されたことはありません。
LPも日本盤がセブンシーズ(キングレコード)から発売されていて、
雰囲気的に日本でしか発売されていないような気がします。

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