サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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L' AS DES AS
監督:ジェラール・ウーリー        
音楽:ウラディミール・コスマ    
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、マリー・ラフォレ、ミシェル・ガラブリュ、ジョルジュ・ジェレ、マリー=フランス・ピジェ
1982年 フランス映画

 


「大乱戦」や「ニューヨーク・パリ大冒険」といったフレンチコメディを監督したジェラール・ウーリーによる未公開冒険コメディ。
ストーリーは、第一次世界大戦からベルリンオリンピックを舞台に、
戦時中には空中戦を繰り広げた宿敵同士が戦後意気投合して、
ユダヤ人一家をゲシュタポの手から救い出して逃亡を手助けする・・・・というお話。
ドタバタコメディの要素があって、あまり真面目に観ない方がハマります。
現実にはあり得ないギャグも連発するので、やりすぎ感もありますが、
複葉機同士の空中戦やナチスとのカーチェスなど、アクションの要素も上手く取り入れて
最後まで飽きさせません。
日本では劇場公開されず、テレビでも観たことがありませんが、
その昔、マイナーなレーベルからビデオが発売されていて、
ジャン・ポール・ベルモンドのナチス親衛隊服姿が目を引くパッケージとなっていました。
最初は戦争映画だと思って借りてしまい、「ややや、失敗したか」と思いましたが、
結構面白かったのを思い出します。

 

 


音楽は、ウラジミール・コスマ。
イージー・リスニングっぽいテーマ曲が印象的な明るい曲調のスコアです。
一歩間違えば楽団のカバー演奏ではないかと勘違いされそうな軽ろやかな演奏です。
オケをバックに流麗なピアノがフィーチャーされているので、とても聴きやすい。
ドラムセットがリズムを刻んでいるのでポップスっぽさもあります。
劇伴も、聴きやすくオシャレなスコアが多く、ジャズっぽいものから、
競技場でのファンファーレを思わせるもの、子供向けアニメのようなコミカルな要素を含んだものまで、
多彩なスコアで楽しませてくれます。
テーマのモチーフがしっかりしているので、アルバム1枚聴き終えたころには、
テーマが頭の中にしっかり刷り込まれているという具合になっています。
演奏は、LAM Philharmonic Orchestra。
サントラは公開当時にLPが発売され、2015年になって「ムッシュとマドモアゼル」とのカップリングCDが発売されています。

 

 

 

 

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THE ODD COUPLE
監督:ジーン・サックス    
音楽:ニール・ヘフティ    
出演:ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、ジョン・フィードラー、ハーバート・エデルマン、モニカ・エヴァンス、キャロル・シェリー    
1968年 アメリカ映画

 

 

ジャック・レモンとウォルター・マッソーという2大コメディアンの共演が楽しい軽めなコメディ。
どちらかというと抱腹絶倒型のコメディではなく、微笑ましいコメディという感じの作品。
原作と脚本を担当したのは、後に「名探偵登場」や「カリフォルニア・スイート」を手掛けるニール・サイモン。
ストーリーは、離婚を経験し悲しみに暮れる潔癖症の男が、ずぼらなバツイチの友人のところに転がり込んできます。
しかし、性格が正反対な2人はことある事にぶつかり、遂にはケンカ別れしてしまい・・・・・というお話。
潔癖症のジャック・レモンは病的で行き過ぎなところがあり、
ずぼらなウォルター・マッソーの方がまともに見えます 笑。
この2人の掛け合いが受けて、後にTVシリーズが製作されたほか、1998年には続編が製作されています。
続編の方はまだ観たことがありません。機会があれば是非観てみたいと思ってます。
ちなみに、1981年に製作された「新・おかしな二人/バディ・バディ」は、
この2人が主演しているものの、本作とは関連がなく別物のお話です。
なお、レモンとマッソーは「フロント・ページ」(1974)で再びコンビを組むことになります。

 

 

 

音楽は、ニール・ヘフティ。
この人のスコアはどれもライトでお洒落な雰囲気なので、イージーリスニング的な聴き方が出来ます。
本作もシャッフルのリズムの軽やかなメイン・タイトルがとても印象的です。
チェンバロがシャキシャキと3連のリズムを刻み、サックスやキーボードがメロを奏でます。
ボーカルバージョンは、Sammy Cahnの作詞です。
劇伴奏もメイン・タイトルのバリエーションを中心に構成されていて、アンダースコア的なものはありません。
公開当時に発売されたLPは再録音盤だったようで、余計にポップな仕上がりになっていました。
この盤がCD化されることはなかったのですが、
今月になって「裸足で散歩」とカップリングになったフィルム音源のサントラCDが発売されました。
本作からは11曲が収録されましたが、残念ながら「裸足で散歩」同様、モノラル音源でした。
両方ともかつてはLPが出ていたので、LP音源も収録してくれたら良かったのになあ・・・。
かつてラジオで聴いて慣れ親しんだのはLP音源なので、いずれLP音源も是非CD化して欲しいものです。

 

 

 

 

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GHOSTBUSTERS
監督:ポール・フェイグ    
音楽:セオドア・シャピロ    
出演:メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、チャールズ・ダンス、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、クリス・ヘムズワース、セシリー・ストロング、アンディ・ガルシア、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガーニー・ウィーヴァー、オジー・オズボーン    
2016年 アメリカ映画

80年代の大ヒットコメディのリメイク。
今回は、ゴーストバスターズの面々が全員女性になっていて、
受付のお姉さんがクリス・ヘムズワース演じる軽いノリのお兄さんに変更されています。
オリジナルのファンへのサービスもあって、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガーニー・ウィーヴァー、アーニー・ハドソン、アニー・ポッツといったオリジナルのキャストたちがちょっとずつ出てきます。
ハロルド・ライミスが出てないなあと思ってたら、この人3年前に亡くなっていたんですね。
ストーリーは、今では名門大学で働く女性教授が、昔若気の至りで友人と一緒に書いた心霊現象に関する書籍がネットで出回っていることを知り、
これを辞めさせるために友人科学者を訪ねます。
友人はアシスタントを雇ってその後も心霊現象を研究していて、
幽霊屋敷に関する情報を得るや、教授を連れて屋敷に乗り込みます。
そこで教授たちは本物の幽霊に遭遇し、その時の動画がネット上にアップされたことから、
教授は大学から解雇されるハメになり、仕方なく友人たちとともに幽霊退治の会社を立ち上げることになる・・・というお話。
オリジナルに出てきたゴーストたちもいくつか出てきて、あのマシュマロマンも出てきます。
今回はさらにでかいのが出てきて、後半大暴れします。
アメリカでは、続編でなくリメイクだったことがいけなかったのか、
あまり評価が芳しくないようですが、おっさんはかなり楽しめました。



音楽は、コメディ路線の仕事が多いセオドア・シャピロ。
有名なレイ・パーカーJr.の主題歌が今回も使用されていて、
劇中、他のアーティストによる別バージョンも何度か出てきます。
スコアの方は、この主題歌のメロもちょっぴり出てきますが、
さらに新たなモチーフも加えて、コメディにしてはスケールの大きな音になっています。
オリジナルのスコアのような、とぼけた味わいのコミカルな要素はほとんどありません。
コーラスを配した壮大なスケールのスペクタクルなスコアや、ホラー映画さながらのスコアなど、
割と真面目で迫力のあるスコアです。
サントラは劇中の流れに沿って収録されているのか、前半がおとなしく、後半数曲で怒涛の盛り上がりを見せる内容です。
サントラは、スコア盤と歌モノ盤の2種類が発売されています。
歌モノ盤の方には、レイ・パーカーJr.のオリジナル主題歌に加えて3組のアーティストによる3バージョンが収録されています。
その他の曲は、最近の?ポップス系が中心で、おっさんには馴染みのないアーティストばかりです。



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これは、1984年版のサントラ
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THE BAD NEWS BEARS
監督:マイケル・リッチー    
音楽:ジェリー・フィールディング    
出演:ウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィク・モロー、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョイス・ヴァン・パタン、ベン・ピアッツァ、クリス・バーンズ、エリン・ブラント、ゲイリー・リー・キャヴァナロ    
1976年 アメリカ映画

 

 

珍しく本日2回目の更新です。

 

 

70年代スポーツ・コメディの傑作。
子供たちが主人公ですが、大人でも十分楽しめる内容になっています。
当時かなりヒットして、第3弾まで製作されて、TVシリーズにもなりました。
ウォルター・マッソーも顔負けなテイタム・オニールの好演が印象に残る作品です。
問題児ばかりの弱小チームに助っ人が表れて、チームが一丸となって成長していくという、
とってもベタなプロットなのですが、マイケル・リッチーの演出の上手さもあって退屈することなく鑑賞できます。
ストーリーは、元プロ野球選手で今は清掃の仕事をしている男に、弱小少年野球チームの監督のオファーが舞い込んできます。
メンバーは問題児ばかりですが、男は元恋人の娘にスポーツ万能の不良少年を加えてチームの立て直しを図り、
メンバーも次第に結束を強めていく中で、試合で段々と頭角を現していく・・・というお話。
てんでバラバラな問題児ばかりのチームが一つにまとまっていく過程や、共通の目標に向かって一丸となっていくところ、投手として抜群の才能を持った少女が途中で腕を故障し上り調子のチームがピンチに陥るところ等々、
ベタベタな設定がうまい具合に演出されています。

 

 


音楽は、ジェリー・フィールディング。
クラシックの「カルメン」をモチーフに持ってきたスコアが有名です。
スポーツ・コメディなので、いつものフィールディング節は極力抑えられています。
若干スネアドラムのパターンにフィールディングらしさを垣間見ることができますが、
パッと聴いただけでは、フィールディングとは分からない「楽しい」スコアになっています。
そもそもフィールディングは硬派なアクションを中心とした仕事が多いので、
こういう陽気なスコアは大変珍しく貴重だと思われます。
そんな楽しいスコアなのですが、これまでサントラは発売されませんでした。
しかし、この度シリーズ3作まとめて念願のCD化が実現しました。
1作目からちゃんとステレオ音源で、当時の蔵出し音源としてはクリアな音を楽しむことができます。(但し、各曲の長さが1分前後と短いので、1作目などは37曲も入って47分しかありません。!(^^)!)

イラストのジャケも当時のサントラの雰囲気が出ていてイイ感じ。
Quartetレーベルからの発売で、3枚組で限定1000枚のしばりがありますが、
これは持っていて損はないアルバムだと思います。

 

 

 

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St. VINCENT
監督:セオドア・メルフィ    
音楽:セオドア・シャピロ    
出演:ビル・マーレイ、ジェイデン・リーバハー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ、クリス・オダウド、テレンス・ハワード、キンバリー・クイン、レニー・ヴェニート、ネイサン・コードリー    
2014年 アメリカ映画


ビル・マレーが不良老人を演じるハートフル・コメディ。
僕のお気に入りビル・マレーもとうとうヨレヨレのじいさんを演じる年になったか、としみじみ。
こういう作品は普段自分から好んでレンタルすることは無いのですが、
うちの嫁が基本的に人が死ぬ映画が嫌だ(僕は人が死ぬ映画しか観ない)というので、
家族で映画を観るときは、こういうのを借りて帰らざるを得ません。
まあでも、たまに拾い物があるので、こうして紹介できてるわけですが・・・(#^^#)
ストーリーは、酒まみれ、ギャンブルまみれで近所からも嫌われる独身のじいさん宅の隣に、
シングルマザーとその息子が引っ越してきます。
引越し早々、トラブルに発展しそうになったり、この両家はウマが合いません。
ある時、小学生の息子の子守を頼む相手がいなくて、仕方なくお母さんは隣のじいさんに息子の子守を頼みます。
がめついじいさんは、すかさずお金を要求したうえ、小学生の子供にはふさわしくない場所に連れて行ったり、
けんかの仕方を教えたり、滅茶苦茶です。
しかし、息子は案外じいさんのこと気に入って、お互い意気投合してしまいます。
そして、息子はじいさんの意外な素顔を知ることになる・・・というお話。
この映画、不思議な邦題がついていて、実際にはヴィンセントは大して何も教えてくれません。
要は不良老人の意外な素顔にホロリとしてしまう映画です。
この映画で一番驚いたのが、ナオミ・ワッツ。
最後まで分からなかった。こんな役やっちゃうなんて。

 


音楽は、セオドア・シャピロ。
僕の守備範囲ギリギリのコメディやドラマの仕事が多い人ですが、いいメロを書く人なので、
気が付けばこの人のサントラ結構持ってました。
既成曲とのバランスも考える人で、ドラマにロックの挿入曲が流れれば、スコアもロックっぽいのを持って来たり、
なかなか器用な仕事ぶりです。
ハートフル・コメディといえば、ピアノがメインのオケスコアというのがよくあるパターンのように思うのですが、
本作ではリコーダーがメインの爽やかなスコアになっています。
クライマックスでもこのリコーダーをメインにしたスコアが出てきますが、なかなか新鮮でいい。
既成曲の使い方も面白く、エンディングでボブ・ディランの曲に合わせて、ビル・マレーが延々と鼻歌を歌うのですが、
これまた脱力系でいい味を出していました。
サントラは、スコア盤と歌モノ盤の2種類が出ていますので、ご注意を。
スコア盤はビル・マレーがいい感じに一人で写ってます。

 

 

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