サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


テーマ:

 

THE YAKUZA
監督:シドニー・ポラック    
音楽:デイヴ・グルーシン    
出演:ロバート・ミッチャム、高倉健、ブライアン・キース、岸恵子、ハーブ・エデルマン、リチャード・ジョーダン、ジェームズ繁田、岡田英次
1974年 アメリカ映画

ロバート・ミッチャムと高倉健が共演した70年代アクション。
日本が舞台になっていますが、製作総指揮が日本人であることや日本の役者が出ていることから、
ヘンテコな日本の描き方もまあ許せるレベル 笑。
シーンによっては東映の任侠映画を観ているような錯覚にも陥ります。
ストーリーは、旧友の娘を日本のヤクザに誘拐されたアメリカ人が、救出のため単身日本に乗り込みます。
そして、かつて進駐軍として日本に滞在していた時に助けた女性の兄(元ヤクザ幹部)に協力を申し出ます。
元ヤクザはすっかり足を洗っていましたが、妹を救ってもらった恩義から、アメリカ人に協力して娘の奪還に向かうことになる・・・というお話。
やはり高倉健の存在感はスゴいと思わせる1本。
この当時で、ロバート・ミッチャムより目立ってる。
ただ、全体的に暗めなトーンの作品なので、地味な印象を受けるのが残念。
ちなみにこの映画、当初はロバート・アルドリッチが監督する予定だったとか。

 

音楽は、デイヴ・グルーシン。
シドニー・ポラック監督とのコラボが多く、本作の翌年にはあの「コンドル」が生まれることになります。
スコアは、日本にスポットを当てた和製楽器を交えたアクション・スコアかと思いきや、
ベーシックな部分は、なんとリリカルなメロドラマ風スコア。
メイン・タイトルもどことなくミステリアスな雰囲気を持ったメロドラマ調チューン。
尺八などをフィーチャーしたサスペンスフルなスコアもありますが、全体的にメロウな曲調のものが多い。
「コンドル」あたりと比べると、フュージョン色はほぼありません。
サントラは、公開時には本命盤のカバーシングルしか発売されず、その後2005年になって米FSMから3000枚限定でスコア盤が発売されました。
さらに、今月になって米Vareseレーベルから1500枚限定で再CD化されました。
ボーナストラックの関係で、それぞれ若干収録曲が違っています。
今回のVarese盤は、再発を希望する声の多いサントラを復刻するWe Hear Youシリーズの第3弾という位置づけのようです。
FSM盤のラストとVarese盤の22曲目にはグルーシンのスコアに阿久悠が歌詞をつけた日本語の歌モノが入っています。
これだけ音源がモノラルで、曲の最後に拍手が入っています。なんでだろ? ライブか?
まあ、FSM盤が結構音の良いアルバムだったので、
これを持っている人はVarese盤をわざわざ買い直さなくてもよいのではないかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^) よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪   ↓ にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

これは、FSM盤

  ↓

Yakuza Yakuza
 
Amazon

 

ザ・ヤクザ [DVD] ザ・ヤクザ [DVD]
1,543円
Amazon

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

NINJA

監督:アイザック・フロレンティーン    
音楽:スティーヴン・エドワーズ    
出演:スコット・アドキンス、伊原剛志、肘井美佳、トッド・ジェンセン、伊川東吾、マイルズ・アンダーソン    
2009年 アメリカ映画


劇場未公開作品がほとんどながら、そこそこの格闘技系作品を手掛けてきたアイザック・フロレンティーン監督による
未公開忍者アクション。
これまた格闘技系作品によく出ているスコット・アドキンスを主演に迎え、キレの良いアクション映画を撮っています。
特に地下鉄でのアクションシーンはなかなかの出来栄え。
ただ、若干アクションの一部が和製ヒーローもののような匂いがするのが気になりました。
まあ、B級アクションだから仕方ないか。
ストーリーは、甲賀流の忍術を学ぶため来日したアメリカ人青年が修行の中でめきめきと頭角を現し、
ライバルの日本人青年と常にトップを競い合う中になります。
日本人青年は、ライバルを意識するあまり、アメリカ人青年に向けて真剣を振り回してしまい、破門されてしまいます。
その後、甲賀流の道場では後継者への引継ぎが行われることとなりますが、そこへヤクザの世界に身を落としたかつての日本人青年が殴りこんできて・・・・・というようなお話。
ストーリーは大したことありません 笑。
伊原剛志、肘井美佳など日本人俳優が頑張っています。
忍者のコスチュームもB級なりに洗練されていて素晴らしい。

ちなみに2013年に製作された「ニンジャ・アベンジャーズ」は本作の続編。

 



音楽は、スティーヴン・エドワーズ。
潔いくらい未公開B級アクションばかりを手掛けている人です。
和太鼓や尺八、琴の音色がちゃんと日本をイメージさせる、真っ当な日本風スコアです。
怪しげなラーメン音楽になっていないのが素晴らしい(というか最近はその手の勘違いスコアは無いのか)。
和太鼓の連打は、「マトリックス」シリーズや鼓童の演奏を彷彿とさせます。
パーカッシヴなアクション・スコアはなかなかの迫力があり、聴きごたえがあります。

所々で、ジェームズ・ホーナーの「エイリアン2」を彷彿とさせるヒステリックなストリングスが入ります。

エレキギターがさく裂するロックなリズムのスコアもあります。
演奏は、THE CITY OF PRAGUE PHILHARMONIC。
そのせいか、スコアはB級臭さが全くありません。堂々としたスコアです。
感傷的なモチーフがテーマ扱いになっているようですが、おっさんとしては和楽器とロックの融合のようなアクション・スコアが特に印象に残ります。
サントラは、マイナーな作品のサントラを精力的に発売している米Movie Score Mediaから発売されています。

 

 

 





 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^) よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪   ↓ にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村

 

 

 

 

Ninja Ost Ninja Ost
 
Amazon

 

NINJA [DVD] NINJA [DVD]
4,104円
Amazon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姫忍者 姫忍者
7,236円
Amazon

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

XXX: THE RETURN OF XANDER CAGE
監督:    D・J・カルーソー    
音楽:ブライアン・タイラー 、ロバート・ライデッカー  
出演:ヴィン・ディーゼル、ドニー・イェン、ディーピカー・パードゥコーン、クリス・ウー、ルビー・ローズ、トニー・ジャー、ニーナ・ドブレフ、トニ・コレット、サミュエル・L・ジャクソン
2017年 アメリカ映画

 

 


ヴィン・ディーゼルがカムバックした「トリプルX」シリーズ第3弾。
2月に劇場公開されたようですが、観に行ってません(^-^;。
前作がアイスキューブ主演であんまり面白くなかったので(失礼)、鑑賞はDVDが出るまで待ってます。
今回の「トリプルX」はチームプレイで世界の危機を救うようです。
キャストも、ドニー・イェンにサミュエル・L・ジャクソンといった面々に加えて、前作のキャラで出るのかは分かりませんが、アイスキューブも出るようです。
あ、ネイマールも出るのか。
あと、セクシーダイナマイトなお姉さんもいっぱい出るようです。
監督はD・J・カルーソー、「アイ・アム・ナンバー4」が微妙な出来だったので、一抹の不安がありますが・・・、
1作目、2作目を観ていなくても十分楽しめるB級(誉め言葉)アクションに仕上がっていることを期待してます。

 

 

 

音楽は、ブランアン・タイラーとロバート・ライデッカー 。
一時のジャジャジャジャ一辺倒の酷いスコアからは脱却したようで、
最近のアクション、SFにマッチした安定感あるスコアを提供しています。
このシリーズ、毎回、スコア担当者が違うという致命的な欠点があるのですが、
アイスキューブが主演した2作目から12年も経過しているということもあって、
1作目のモチーフが無くてもあんまり問題ないのかなという感じです。
(でも、個人的にはランディ・エデルマンの1作目のスコア好きだったんだけどなあ。)
ブライアン・タイラー先生の場合、明確なメロのようなものは無いかわりにコード進行がモチーフになっているように思えます(笑)。
メロらしいものは見当たらないのに、サントラを聴き終えると何となくその作品のスコアの核のようなものが分かる、
というようなおっさんには不思議なアクションスコアが多い。
今回もそんな感じですが、サントラの冒頭1曲目にキラーチューンを持ってきて、
あとは激しい劇伴奏の応酬という「燃える」んだけど、おっさんにはちょっとハイエナジーすぎるスコアが続きます。
オケとテクノを上手く融合させて、今風の王道アクションに仕上げています。
今回は、「トランスフォーマー」シリーズの予告音楽などにも出てくる、
「ブニョ~ン、ブババババ!!」という(ウ○コが出るときの音ではありません。)グニョグニョな音のシンセが何度も出てきます。
最近のアクション映画のスコアとしては、なかなかの出来だと思います。
後は映像に重ねて観るとまた印象が変わってくるのでしょうね。

 

 

 

 

 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^) よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪   ↓ にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ

にほんブログ村

 

 

 

 

 

トリプルX:再起動 トリプルX:再起動
2,592円
Amazon

 

 

 

XXX XXX
 
Amazon

 

 

トリプルX [Blu-ray] トリプルX [Blu-ray]
2,571円
Amazon

 

トリプルX [DVD] トリプルX [DVD]
1,543円
Amazon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:



THE ORGANIZATION
監督:ドン・メドフォード    
音楽:ギル・メレ    
出演:シドニー・ポワチエ、バーバラ・マクネア、シェリー・ノース、ジェラルド・S・オローリン、ラウル・ジュリア、フレッド・ベア
1972年 アメリカ映画


「夜の大捜査線」シリーズの第3弾。
今回もシドニー・ポワチエがヴァージル・ティッブス刑事を演じています。
共演者はあまり馴染みのない人ばかりで、辛うじて分かるのは「アダムス・ファミリー」のラウル・ジュリアくらいです。
ストーリーは、身内を麻薬で亡くし麻薬撲滅を誓う自警団の若者たちが、組織が隠していた麻薬を強奪して騒ぎを起こします。
ティッブス刑事が事件を担当することになりますが、自警団の真の目的を知った彼は、彼らに力を貸して共に組織を追い詰めていく・・・・というお話。
作品全体の雰囲気は、1作目とは様変わりしていてハードなポリス・アクションという趣になっています。
監督のドン・メドフォードの作品というと、「さらば荒野」ぐらいしか思い浮かばないなあ。
TVの仕事が多い人なんでしょうか。



音楽は、ギル・メレ。
この人は「アンドロメダ・・」の印象が強くて、前衛的な現代音楽ばかり書く人じゃないかという先入観があったのですが、「夜の大捜査線」シリーズ向けのジャジーなスコアも書けるんですね・・・・
と思ってたら、もともとジャズ畑のサックス奏者だったんですね。失礼しました(#^^#)。
ラロ・シフリンとジェリー・フィールディングを足して2で割ったようなスコアで、
前2作のクインシー・ジョーンズのスコアと比べても違和感なく、このシリーズの映像を盛り上げています。
メインのモチーフもあってメロディアスな部分もありますが、どちらかというとクールなジャズ・スコア。
劇伴の中には前衛的なトラックも入っていて、やっぱり「アンドロメダ・・・」の人だなあと思わせる瞬間もあります。
さらに、「続・夜の大捜査線」そっくりのパターンとオルガンソロが入るスコアもあります。
サントラは、映画公開時は発売されず、2010年に米Intradaから1000枚限定でCD化されました。
発掘音源にしては、ちゃんとステレオ収録されていて好感が持てます。
ただ、収録時間が30分に満たないのが玉にキズです。


ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^) よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪   ↓ にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ にほんブログ村 
 
 
 
 
 
Gil’s Guests Gil’s Guests
 
Amazon
 
ギルズ・ゲスツ+3 ギルズ・ゲスツ+3
1,944円
Amazon
 
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

 

監督:ガブリエーレ・マイネッティ    
音楽:ガブリエーレ・マイネッティ、ミケーレ・ブラガ
出演:クラウディオ・サンタマリア、ルカ・マリネッリ、イレニア・パストレッリ、ステファノ・アンブロジ   

2015年 イタリア映画

 

 

今日は、パチモン王国イタリアの新作映画という変化球。
日本では、去年のイタリア映画祭2016で上映されたそうで、一般公開は今年5月頃だそうです。
監督のガブリエーレ・マイネッティが製作も音楽も手掛けるというところから、なにやら地雷臭を感じますが、
本国イタリアでは、イタリア・アカデミー賞16部門ノミネートで、うち7部門受賞したという力作だとか。
予告編を観るに、宣伝文句は
「犯罪と汚職がはびこるローマの下町で、アニメヒーロー『鋼鉄ジーグ』に憧れる女性の為、
正義の戦いに立ち上がる男の純情が美しい ガンバレ、君は鋼鉄ジーグだ!!」
ということになってます。
女性が「鋼鉄ジーグ」に憧れるかぁ? なんで鋼鉄ジーグなんだ??
鋼鉄ジーグといえば、子供の頃に観た永井豪原作のロボットアニメだけど、
なんでイタリアで「鋼鉄ジーグ」? と疑問は深まるばかり。
調べてみると、どうやらイタリアでも「鋼鉄ジーグ」は放送されていたようで、
監督はこの作品の熱狂的なファンなのだそうです。
主人公のおっさんは、ある日突然、超人的なパワーを得て、
それを使って悪と対峙する・・・・という、要はダークヒーローもののようです。
イタリア版マーベルヒーローものという感じなのかなあ。
ってことは、パチモンじゃん 笑。

 

 

 

音楽は、監督のガブリエーレ・マイネッティとミケーレ・ブラガ。
サントラは、イタリア本国でCDが発売されていますが、Amazonでもダウンロード版を購入することができます。
最近のサスペンスアクション風のスコアで、パルス風のデジタル音がリズムを刻むハリウッド映画でもお馴染みパターン。
奇をてらうわけでもない、そつのないスコアです。
メインとなる楽器はピアノ。そこにモヤモヤのシンセ音やパルス音、ストリングスがかぶるといった感じです。
曲によっては、無音に近い空気のようなものもあります。
ダークヒーローものということなので、あんまりヒロイックな音は似合わないのかな。
アクションシーンに使われていると思われるスコアは、メロこそはっきりしませんがリズミカルなので、そこそこ盛り上がります。
スコアの中に、Hiroshi Shibaという日本人の名前のような曲がありますが、
鋼鉄ジーグの主人公「司馬宙」のことか?笑。
Supereroという曲は、曲の構成がなんとなくハンス・ジマーの「マン・オブ・スティール」を思わせます。
サントラのラストを飾るのは、むさくるしい感じのおっさんが歌う主題歌。
けだるい感じの枯れた味わいのあるロックで、華やかさはありません。
歌っているのは、なんと主人公を演じたクラウディオ・サンタマリアでした。
結構、自分たちで何でもやっちゃってる作品ですが、5月の公開が楽しみです。

 

 

 

 

ランキング参加中です みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^) よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪   ↓ にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。