GALAXY OF TERROR
監督:B・D・クラーク    
音楽:バリー・シュレイダー    
出演:エドワード・アルバート、エリン・モーラン、レイ・ウォルストン、バーナード・ベーレンス、ザルマン・キング、シド・ヘイグ、ロバート・イングランド、グレイス・ザブリスキー    
1981年 アメリカ映画



まだレンタルビデオの数がそうたくさん無い時代にワーナーホームビデオからレンタルビデオが出ていて、
SF劇画調のイラストジャケに騙されて(笑)レンタルして観た懐かしいB級SF。
ご存じロジャー・コーマン製作のニューワールドピクチャーが贈るたった79分しかない作品ですが、
第2班監督をかのジェームズ・キャメロンが担当していたり、シド・ヘイグやロバート・イングランドなどホラーファンにはお馴染みの役者が出ていたり、
カルト的な人気のある(ほんとか?)作品です。
まあなんともチープな未来のスペースシップやコンピューター類の造形が微笑ましい。
予算の無い中で一生懸命作ったんだろうなあと感心すらさせられます。
ただ、乗組員が殺されるシーンの特殊メイクはそれなりに頑張っていたと思います。
ストーリーは、未知なる惑星で遭難した探査船を救出するため、惑星に向かったクルーたちが、探査船や未知の建造物の中で次々と怪物に襲われ命を落としていきます。
しかし、その怪物の正体というのは実は・・・というお話。
まあ、「エイリアン」を元ネタにちょっとヒネリを加えて作ったという感じの作品です。
サービス精神旺盛なロジャー・コーマン作品のこと、本作でもお○ぱいシーンがあって、
ブロンドの女性隊員が巨大な蛾の幼虫のようなエイリアンに襲われ、ねっとりした液体を吹きかけられ、
何故か服だけ溶かされて裸にされて襲われるというシーンがあります 笑。
 

 


音楽は、バリー・シュレイダー。
映画音楽の仕事は少なく、どちらかというとシンセサイザー奏者としてオリジナルのアルバムを制作している人のようです。
本作では、Buchla200という独特の音色を持つシンセサイザーの名器を駆使して、
複雑怪奇な波形の電子音を使ったスペイシーなスコアを書いています。
無機質で不穏な音響が全体を覆っており、モチーフと呼ばれるものはほぼありません。
ヒロイックなモチーフも無ければ、愛のテーマのようなものもありません。
サントラなど存在しないだろうと思っていたら、Pure Destructive Recordsという奇特なレーベルが、
この度LPでサントラを出すそうです。
しかも2種類あって、一つはカラーレコードで盤の中に液体が入っているのかな?
ドロドロとした盤面になっているという変わり種。
ハンドメイドの限定盤で150枚くらいしかプレスしないのかな?
1枚160ドル。誰がこんなもん買うのかなあ。
もう1枚が通常の黒い盤面の28ドルのもの。
一般的なCDの新譜が高くても20ドル前後ということを考えると、ちょっと高いなあ。
LPのみでCDやダウンロードは今のところ無いようです。
最近LPが再評価されているようで、CDやダウンロードに加えてLPが発売される作品もありますが、
やっぱりLPは高いのでなかなか手が出ません。

 

Pure Destructive Recordsのサイト

     ↓

http://puredestructiverecords.bigcartel.com/product/galaxy-of-terror-original-soundtrack

 


 

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