COLOR OF NIGHT
監督: リチャード・ラッシュ
音楽: ドミニク・フロンティア
出演: ブルース・ウィリス、ジェーン・マーチ、ルーベン・ブラデス、レスリー・アン・ウォーレン、スコット・バクラ、ブラッド・ドゥーリフ、ランス・ヘンリクセン、ケヴィン・J・オコナー、アンドリュー・ロウリー
1994年 アメリカ映画


リチャード・ラッシュ監督が「スタントマン」以来、14年振りにメガホンを取ったサイコ・スリラー。
まだあどけなさの残る21歳のジェーン・マーチとブルース・ウィリスの(笑)ヌードがこれでもかと出てくる映画でもあります。
サスペンスなのですが、公開当時はこの2人のエッチなシーンばかりがクローズアップされてたような気がします。
まあ、今観れば当時騒がれた程エッチじゃないなあとがっかりする人もいるかも知れません。
ストーリーは、精神科医の主人公が同じ精神科医をしている友人のもとを訪ねます。
友人は集団セラピーをやっていて、主人公に「自分は誰かに命を狙われている」と告白します。
そのうち友人は、何者かに全身メッタ刺しにされた死体で発見されます。
主人公は、友人が担当していた集団セラピーを引き継ぎますが、
ある日、集団セラピーのメンバーと関わりのある1人の若い女性と知り合い・・・・・というようなお話。
ジェーン・マーチのハダカがいっぱい出てきますが、
裸にエプロンとか、昭和のおっさんの妄想そのまんまのエロに笑ってしまいます。
エッチなシーンはセンセーショナルだったけど、ベーシックな部分は先読みが可能なサスペンスだったことがマイナスに作用したのか、
同年のラジー賞8部門でノミネートされています。



音楽は、ドミニク・フロンティア。
寡作なリチャード・ラッシュ監督とはコンビを組んだことが多い人です。
「フリービーとビーン大乱戦」や「スタントマン」等で組んでいます。
本作のスコアは、今時の作曲家では出せないオールド・スタイルで味のある逸品に仕上がっているのですが、
メロがしっかりしすぎているが故に「昼メロ音楽」とか「ダサイ」とか一部の心ない映画ファンからクサされています。
しかし、個人的にはこのスコアはフロンティアらしさ溢れる甘美なメロディを持った好スコアだと思ってます。
確かにToo Muchな所もありますが、アルバム単独でも十分鑑賞に堪える内容で、サントラ盤としては充実した内容だと思います。
基本的にストリングス中心のオケスコアなのですが、シンセも使ってます。
Lauren Christyが歌うテーマ・モチーフを使った主題歌も入っており、
歌モノとの統一感を出しています。
この主題歌は、ゴールデン・グローブ歌曲賞にノミネートされていますが、
同時に本作のスコアはラジー賞の音楽賞にもノミネートされているという、なんとも複雑な心境です。
この他に、スコアとはカンケイの無い挿入歌が2曲くらい収録されていますが、
これはいらんかったなあ(はっきり言って邪魔です。)
サントラCDは、今ではすっかり廃盤になっていると思われますが、
Book Off等で発見出来れば、250円程度でたたき売りされてます。
フロンティア・ファンはコレクションの1枚に加えてみてはいかがでしょう。


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