サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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Z.P.G.
監督: マイケル・キャンパス
音楽: ジョナサン・ホッジ
出演: オリヴァー・リード、ジェラルディン・チャップリン、ドン・ゴードン、ダイアン・シレント、ビアギッテ・フェダースピール、デヴィッド・マーカム、ビル・ネイギイ
1972年 イギリス/アメリカ映画


爆発的に世界の人口が増えた近未来を舞台にした終末感漂うSFの佳作。
当時、この手の題材は流行りだったようで、同じようなテーマの映画に、
「ソイレント・グリーン」とか「2300年未来への旅」といった作品がありました。
本作で、増え続ける人口増加を抑えるために取られる政府の政策は、
赤ちゃんを増やさないという出産禁止令。
新婚夫婦には、その代わりに赤ちゃん型のロボットが供給され、
人々はそれを自分の子供のようにかわいがります(ちょっと無理があるけど)。
そんな中で、本作は、実の子をこっそり生んで育てようとする一組の夫婦の姿に焦点を当てます。
見つかると公開処刑が待っているという危険を冒しながらも、
隣人に隠れてこっそり赤ちゃんを育てようとする夫婦のひたむきな姿が胸を打ちます。
ついには、赤ちゃんの存在がばれてしまい、夫婦は公開処刑されそうになりますが、
上手く逃げ延びて親子3人で暮らせる新天地をめざす・・・・・・・というお話。
ラストはほんと救いのない終わり方をします。
キツイなあ、この終わり方。
観る人によっては泣いちゃうかも。
70年代は、こういうハッピーエンドで終わらないSFってけっこうありましたね。
しかし、ビデオ版のタイトル、ヒドイよなあ、「赤ちゃんよ永遠に/SFロボットベイビーポリス」だって。
最悪じゃん。
ビデオ・ジャケもヒドイ
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DVDにはなっていないようなので、是非メディア化してほしい、地味だけど隠れた名作です。





音楽は、ジョナサン・ホッジという人。
多分、イギリスの人なんでしょうが、全然知らない作曲家です。
他に手がけた作品も、「ロンドン大捜査網」ぐらいです。
しかし、本作ではとても印象的なメロディのテーマ曲を提供しています。
キング・レコードのコンピレーション盤に収録されていたテーマ曲を初めて聴いた時は、
地味な曲だなあ~と思いましたが、その後観た本編の映像とはしっかりマッチしていて、いい効果を上げていたように思います。
イージーリスニングとサントラの境界線ぐらいのスレスレのスコアですが、
美メロをたたえた、なんとなく物悲しい佳曲です。
かつて、サントラ盤は日本でシングルが発売された程度で、
アルバムは製作されていないように記憶しています。
日本盤シングルのB面は、ハモンドオルガンとサックスをメインにしたジャジーな曲。
メイン・テーマとは、メロの部分では何のつながりもない感じですが、
ゆったりとしたリズムのちょっとムーディーなスコアです。
他の劇伴は、70年代特有の終末感漂うSFということもあり、
キーボード類による不協和音系の無機質なスコアが多かったような記憶があります。
こういう懐かしいSF作品のスコアもボチボチ限定でいいから出してもらえると嬉しいなあ。



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MILANO PALERMO IL RITORNO
監督:クラウディオ・フラガッソ
音楽:ピノ・ドナジオ
出演:ジャンカルロ・ジャンニーニ、ラウル・ボヴァ、エンリコ・ロー・ヴェルソ、ガブリエラ・ペシオン、ロミーナ・モンデロ、リベロ・デ・リエンゾ、ルイジ・マリア・ブッルアーノ、シモーネ・コレンテ
2007年 イタリア映画


ようやく転宅の荷造りの目処が立ったので、一休みです。

久しぶり(でもないか)のマカロニ映画です。
レンタルショップで普通にDVDが借りれる、最近では珍しいイタリアもの。
しかも、案外映画としてしっかりした内容になっているので
これをパチモンといえるのかどうか、ちょっと疑問です。
カスものホラー「ゾンビ4」のクラウディオ・フラガッソ監督が見事に化けた1本といえるでしょう。
「ストライク・コマンドー」シリーズを始め、パチモン・ホラーやパチモン・アクションの脚本をガンガン手がけた人とは思えません。
これ、1995年製作の「PALERMO MILANO SOLO ANDATA」の続編にあたる作品だそうですが、
前作を観ていないのでなんとも言えませんが、監督、脚本等は前作と同じスタッフで製作されたようです。
ストーリーは、マフィアの金をくすねて刑に服していた会計士が、刑務所から釈放されるにあたって、
マフィアからの報復を恐れ、娘の恋人である刑事に護衛を依頼します。
会計士がホテルで娘と再会しようとした時、組織の襲撃に遭い、娘は撃たれ、一緒にいた孫が誘拐されてしまう・・・・・というようなお話です。
さすがイタリアなところは、クライム・アクションなんだろうけど、犯罪者が主人公と見せかけて
後半刑事が主人公にチェンジしちゃって、クライマックスではポリス・アクションに変わっちゃうところでしょうか。
全体的に派手な作りの作品で、銃撃戦が思いの外多い。
かつてのマカロニ・ウェスタンを彷彿とさせるような派手なアクションでおじさんは大満足です。
イタリア映画もやればできるじゃん、という感じです。


音楽は、ピノ・ドナジオを贅沢に起用しています。
本作での、ピノ・ドナジオは本編同様に結構派手にキメています。
今風なアレンジでかなり新鮮なイメージです。
オープニング・テーマは、今風のアレンジがきつくて、一聴したところではドナジオとは分かりづらいのですが、
ミディアム・テンポのなかなかスリリングなトラックです。
緊張感溢れるストリングスの使い方など、ハンス・ジマー軍団を彷彿とさせます。
その分、いつもの美メロのラブ・テーマ路線は控えめです。
このような「動」のスコアを中心に、情熱的な歌モノまで収録されちゃっています。
歌っているのは、Barbaraなる女性シンガー。
エンド・タイトル・ソングは、アメリカナイズされているところがアメリカ映画に媚びているようで気に入りませんが・・・
歌詞はイタリア語なので許します。
このところ劇場公開作品の少ないドナジオのサントラの中では、これはなかなかの拾いものです。
サントラ盤は、伊Wernerから発売されています。


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オープニング



クライマックス間近



エンディング(ネタバレ注意)



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PLAYERS
監督: アンソニー・ハーヴェイ
音楽: ジェリー・ゴールドスミス
出演: アリ・マッグロー、ディーン・ポール・マーティン、マクシミリアン・シェル、パンチョ・ゴンザレス、スティーヴ・グッテンバーグ、メリッサ・プロフェット
1979年 アメリカ映画

プロのテニスプレイヤーを目指すテニス青年が、ウィンブルドンの世界選手権を戦うスター・プレイヤーに上り詰めていくまでを描いた作品。
ただ、普通のスポ根映画とはちょっと毛色が違っていて、
この青年が愛を育む年上の恋人との恋愛模様に主軸が置かれていて、
ど根性ドラマでないところが良くも悪くもミソとなっています。
当時売り出し中のアリ・マッグローにスポットが当たりすぎていて、
より恋愛ドラマの比重が高くなっていたような気がします。
おかげで、ウィンブルドンのシーンが少なく、テニスのスポ根ドラマを期待して観た人はガッカリしたことでしょう。
製作のロバート・エヴァンスは、アリ・マッグローの前の夫。
だから、余計にアリ・マッグローのシーンが多かったのかも。
なお、アリ・マッグローはテニス・プレイヤー役ではないので、
テニスの試合には出ません。
うる覚えですが、マッケンローを始めとする実在のプロテニスプレイヤーも出演していたような気がします。
監督は、「冬のライオン」のアンソニー・ハーヴェイ。
スポ根とも恋愛ドラマともとれるどっちつかずの内容の上に、
2時間みっちり上映時間があるので、観ていてちょっと退屈するかも知れません。


音楽は、巨匠ジェリー・ゴールドスミス。
コテコテのスポ根ドラマではないので、威勢のいい曲はテーマ曲を始め、数曲のみ。
このテーマ曲は、躍動感があってなかなかの名曲。
さすがスポーツをテーマにしたスコアにハズレなしと言われるだけのことはあります。
その他の曲は、当時の師匠には珍しいく、全編に渡ってラブ・テーマ路線が中心。
但し、ラブ・テーマ路線とはいえ、人間ドラマに比重を置いた決して甘すぎない作風はさすが巨匠と言えます。
大人しいようでかなり聴き応えのある作品です。
愛のテーマは、師匠が手がけた「コーマ」の愛のテーマと同じく、
4つ打ちのディスコ・バージョンも収録されています。
さすがに、ドン・チー・タッ・チーの繰り返しのドラムパターンは今聴くと結構恥ずかしい(^_^;)
でも、メロがいいので許します。
また、ゴールドスミスの作品には珍しく、スパニッシュ調やディキシーランド調のスコアがあります。
ソロ・ギターを弾いているのは、Tommy Tedesco。
ゴールドスミスが一番脂の乗っていた時期の作品の中では、
正規盤が発売されなかった数少ない作品の一つで、
先頃、米Intradaレーベルから遂に3000枚限定で発売されました。
音質もまずまずです。

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野外での激しい合体シーンでも格調高いスコアを書いちゃうお茶目な巨匠



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Yosshyqueenさんが、サントラよりもスターフルーツに興味を持たれたようなので
トロピカル・フルーツ好きの僕としては、紹介しないわけにはいきません(^_^;)

今日は、またまたサントラ・レビューはお休み。


スターフルーツ、沖縄では実際に農園で栽培されているようですが、
これ、どうやって食べるのか。

輪切りにしてそのまま皮ごと食べることができます。

但し、まだ青いうちだと、渋みがたまりやすい星形の先端部分はけっこう渋いです。
このとんがった先端部分を切り落として食べることも出来ますが、
星形に輪切りにしないとスターフルーツの意味がないのではないかと・・・。

角をそぎ落としたスターフルーツなんて、なんの果物かさっぱり分からなくなります。
なので、少々渋くても輪切りで星の形を楽しみながら食べましょう。

この果実、熟すと黄色くなるのでこのころが食べ頃です。
真ん中に種があるので、それを土に埋めたら芽が出るかもしれません。

でも、南国のフルーツなので寒さには弱いようです。
育てるなら、冬はあったかい室内が基本とのこと。
ちなみに、スターフルーツの木って、結構でかくなるようです。
最低1m以上にはなるようです。
何本も育てると、家の中がジャングルのようになります。


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CARAMBOLA
監督:フェルディナンド・バルディ
音楽:ビクシオ=フリッツィ=テンペラ
主演:マイケル・コービー、ポール・スミス、ネッロ・パッツァフィーニ

テレンス・ヒル&バッド・スペンザーのコンビといえば、当ブログの読者のみなさんにはお馴染みですが、
パチモンの国イタリアは、この2人すらパクって2匹目、3匹目のドジョウを狙ったことがあります。
そんな作品の一つがこれ「カランボラ」。
CDのジャケ写真を遠目で見たら、絶対ヒル&スペンサーコンビのマカロニ・アクションだと思いこんじゃう。
でも、実際はマイケル・コービーことアントニオ・カンタフォーラとポール・スミスの2人。
この2人、どうみても、ヒル&スペンサーコンビにそっくりじゃん。

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まさか、パチモンをさらにパクッた作品があったとは・・・・。
すごいことにこの映画、本国ではヒットして2作目が製作なんかされちゃってます。
ストーリーは・・・・・・観たこと無いので分かりません。ワハハハ(^_^;)
でも、よくヒル&スペンサーの「風来坊」シリーズの1本と誤解したファンが観て失笑するようです。
それにしても、パチモンにさらに便乗しようとする国イタリア、恐るべし。
カランボラって、スターフルーツの別名なんだけど、熱帯の果物なんだけどなあ。

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こういうタイトル付けちゃうマカロニ映画陣のやることって、意味がわからん。
でも、そこがまた好きなのですが・・・。


音楽は、ビクシオ=フリッツィ=テンペラの3人組。
「荒野の処刑」や「シルバーサドル」のトリオですが、
この人たちの書くスコアはどれも陽気でサッパリしているイメージがあります。
(メンバーの1人、ファビオ・フリッツィは単独では「サンゲリア」や「地獄の門」等のフルチ・ホラーを手がけいますが・・・・。)
主題歌は、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」をグッと陽気にしたような曲。
全くマカロニ色はありません。
歌と演奏は、Dream Bagsというグループ。
ほんとに実在するのかは怪しいもんです。
でも、このグループ?続く第2作目でも、主題歌を手がけています。
コメディ・タッチの作品なので、マカロニ特有の残酷節のようなネチネチしたスコアはありません。
必要なかったのでしょう。
むしろ、その手のスコアはパロディとして使われているような印象です。
メインのメロをヘンテコな音のシンセが取ったり、西部劇というカテゴリーを全く感じさせない音になっています。
バンジョーにピアノにアコギといった楽器の使い方が泥臭くなく、
カントリーっぽさは無く、スッキリ洗練された印象を与えます。
サントラは、パチモンの殿堂、伊Digitmoviesレーベルから発売されていて、
シリーズ第2作「カランボラの極意は右ポケットにあり」とのカップリング仕様になっています。
あまりにあっさりしているので、ギトギトのマカロニ節を好む人にはすごく消化不良な作品ですが、
案外BGMにして流すとけっこういけたりします・・・(^_^;)


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