サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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THE ENTITY
監督: シドニー・J・フューリー
音楽: チャールズ・バーンスタイン
出演: バーバラ・ハーシー、ロン・シルヴァー、デヴィッド・ラビオサ、ジョージ・コー、マーガレット・ブライ、ジャクリーン・ブルックス、ナターシャ・ライアン、トム・スターン
1982年 アメリカ映画


今年最後はこれをご紹介。
年末最後がホラーっていうのもうちのブログらしくていいか。

ほださんのコメントで、「ゲイター」CD化が進んでるとのこと。
その中で、「エンティティー」のことについて触れられていたんですが、
偶然にも今日、「エンティティー」のCDがうちに届いたので、
これも何かの縁だと思いレビューすることにしました。


これ、実話の映画化らしいのですが、こんなことが本当にあるんだろうか。
ある日突然、霊体に暴行され始めるバツイチ女性の恐怖を描いた作品です。
ストーリーは、3人の子持ちのバツイチ女性が寝ている時に、突然何者かに殴られます。
悲鳴を聞いた子供が駆けつけますが、人影はありません。
その後も不思議なことが続き、遂に女性は透明な霊体に暴行されてしまいます。
この話を聞いた超心理学者が、体育館に女性の家ソックリの施設を作って霊をおびき寄せ、
液体ヘリウムで霊体を閉じこめようと試みる・・・・・というお話。
バーバラ・ハーシーの熱演が光ります。


音楽は、前回の「ゲイター」に続いてチャールズ・バーンスタイン。
この人は、やはりポップなフィーリングのある人なので、ホラーを書かせてもしっかりメロのある
印象に残る曲を提供してますね。
「エルム街の悪夢」なんかその最たるものだしね。
本作は、基本的にシンセが主体のオカルト調のホラーサウンド。
キラキラしたフレーズは、やはり「エクソシスト」のチューブラー・ベルズの影響か。
ピアノの低音域を生かしたどことなくノスタルジックなホラースコアは、
「クリープショー」にも通ずるところがあります。 
スコア中に1曲、ライナーノーツにはヘヴィ・メタルと書かれていますが、
全然ヘヴィ・メタルじゃない、ハードめなアメリカン・ロックが収録されています。
Mark Burgerという人が歌っているようですが、これもチャールズ・バーンスタインが書いたのかなあ。
13曲目に入ってるモーツアルトと一緒でソース・ミュージックだろうな、こりゃ。
香港カンフー映画に使い回しされそうな、ジャーマン・プログレ「ノイ」みたいなパーカッシブなシンセ・チューンもまた面白い。
なかなか聞き所のあるサントラなのですが、公開当時には発売されませんでした。
つい先日、米Intradaレーベルの例のSpecial CollectionのVol.119ということで1200枚限定でCDが発売されました。
収録時間35分と短めですが、ホラーにしてはこけおどし的なショッキングなスコアが少なく、
じっくり聴けるアルバムです。



ということで、本年最後のレビューはホラーで締めくくりです。
みなさん、いつもこんなブログにお付き合いいただいて本当にありがとうございます。
いつもコメントいただくみなさんには、ブログを更新する元気をいただいて感謝しております。

実はこれから夜の仕事が待っています。
家に帰れるのは深夜になろうかと思いますので、
ここでご挨拶させていただきます。

みなさん、来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは、良いお年を。



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これは多分カバー演奏
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OGGI A ME, DOMANI A TE!
監督: トニーノ・チェルヴィ
音楽: アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ
出演: モンゴメリー・フォード、仲代達矢、バッド・スペンサー、ウィリアム・バーガー、ダイアナ・マルティン、ウェイド・プレストン
1968年 イタリア映画


仲代達矢が悪役として出演したことで、日本では結構有名な後期マカロニ・ウェスタンの佳作。
ストーリーは、無実の罪で投獄されていた主人公が、自分に殺しの濡れ衣を着せた
強盗団のボスを倒すため、旅する中で4人の助っ人を味方につけていきます。
(なんか、桃太郎みたいだ)
そして、ついに悪の親玉との決戦に望む・・・・というお話です。
仲代達矢は、マカロニ・ウェスタンの原点「用心棒」で悪役をやってたから、
招待されたんでしょうが、「レッド・サン」の三船敏郎みたいに紋付き、袴にちょんまげになっていないのがかえって良かったと思います。
日本人とメキシコ人のハーフという設定になっていて、
ギラギラした目は、他のラテン系俳優の中にいても違和感が全くありません。
異常犯罪者を演じる堂々とした演技が素晴らしい。
脚本は、マカロニ・ホラーの帝王ダリオ・アルジェントが手がけており、
最後まで飽きることなく観ることができます。
この映画では、珍しく初頭の森での銃撃戦が用意されていて、
「殺しが静かにやってくる」同様、マカロニ・ウェスタンには珍しい設定です。
当時の洋画の邦題って、結構当たりハズレがありますが、この映画の邦題はキマッてますね。
「野獣暁に死す」だもんなあ、カッコよすぎ。
主人公のモンゴメリー・フォードは、黒のコートなんか着ちゃって、まるで「ジャンゴ」。
そういえば何となくフランコ・ネロを意識したようなルックスだなあ。
脇を固める布陣もバッド・スペンサーを始め、個性派揃い。
でもなあ、ウィリアム・バーガー・・・・いつも思うけど名前なんとかならんかったのかなあ。
これじゃあ、ファーストフードだ。



音楽は、 アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ。
僕のイメージでは、地味めな作風が多いながら結構マカロニ・ウェスタンのスコアを手がけている人で、
本国では人気があるのか、最近この人が手がけたマカロニ・ウェスタンが何枚かCD化されています。
テーマ曲は、マカロニよりもアメリカの西部劇を意識したような雄大な曲。
リバーヴギターの残酷節はここでは控えめな使われ方をしています。
小節の頭に「ベン・・・・ベン」と使われる程度。
このギターよりも目立つのが、バックで合いの手のように入れられる京劇風のパーカッション。
これがちょっとマヌケで違和感ありすぎ。
この楽器、なんで入れる必要があるったんだろう。
仲代達矢が出るシーンでも「パコ~ン」って入れられているので、
仲代達矢のモチーフとして用意されたのでしょうか。
だとすると、これは大いなる勘違い。中国と一緒にされている(^^;)
定番からはちょっと外れますが、京劇のようなパーカスを除いてはテーマ曲自体は決して悪くない出来です。
でも、マカロニ・ウェスタンのテーマとしては、ちょっとのどかすきるかも。
劇伴も基本的にこのバリエーションで構成されています。
ホルンなどが出てくると、どうしても開拓時代のアメリカン西部劇をイメージしてしまいます。
その一方でサスペン描写のスコアの方は、コンガを使ってそこそこ緊張感のあるスコアを書いています。
サントラ盤は、これまでフルアルバムは発売されていませんでしたが、
イタリアのDigitmoviesレーベルから今年の9月に完全盤が発売されています。


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SHE
監督: ロバート・デイ
音楽: ジェームズ・バーナード
出演: ウルスラ・アンドレス、ジョン・リチャードソン、ピーター・カッシング、クリストファー・リー、バーナード・クリビンス、ロゼンダ・モンテロス
1965年 イギリス映画


また思いつきでヘンテコなものをご紹介。
ドラキュラ・シリーズでお馴染み、イギリスのハマー・プロが手がけたSFアドベンチャーのようなもの。
秘境アドベンチャーと言った方がしっくり来るかもなあ。
ハマー・プロってホラーばっかりじゃなくて、こんなのもやってたんですね。
で、調べてみたら「紀元前3万年の女」とか「虐殺の女王」なんていうのも手がけてました。
本作は、もともとH・R・ハガードという作家の秘境小説が原作のようです。
で、さらに本作は1935年に続いて2度目の映画化(いわゆるリメイク)になるようです。
なお、本作はどうやら大ヒットした形跡があり、チェコの美女オリンカ・ベローヴァを主演に迎えた「燃える洞窟」という続編まで製作されています。
ストーリーは、第一次世界大戦後のパレスチナを旅するご一行様に1人の美しい貴婦人が近づいてきて、
はるか太古に砂漠の真ん中に築かれたという伝説の都へと彼らを招待します。
「クーマの都」と呼ばれるその場所にたどり着いた一行は、貴婦人にまつわる驚くべき秘密を知ることになる・・・・というようなお話です。
これ、今度12月29日の21:00からシネフィル・イマジカで放送されるみたいですが、
僕は契約してないので、残念ながら観ることができません。
初代ボンド・ガール、肉体派(太り気味)のウルスラ・アンドレスが永遠の命を持つ絶世の美女を演じています。
ドラキュラ映画でもないのに、ハマー・ホラーの常連、ピーター・カッシングとクリストファー・リーが両方出ているのもこの映画のミソ。
いきなり派手な始まり方をする作品で、
オープニングのタイトルバックの「SHE」というゴツゴツとした字がスゴイ。
さらに、ジェームズ・バーナードによるスコアと原住民の強烈ダンスを交互に切り貼りして流す
乱暴でツギハギな編集がなんとも・・・・・。
下のハイライトを観ても分かるとおり、若い男女が見つめ合ってイチャイチャするのがハイライトになっており、
あんまり派手なアクションを期待してはいけません。
(たぶん、派手なアクションは無かったように思います・・・・・あったらごめんなさん。)



音楽は、ハマー・プロのホラースコアを多く手がけたイギリスのジェームズ・バーナード。
スコアは、60年代というよりも50年代のスコアを彷彿とさせるオールド・スタイルのもので、
70年代のスコアに慣れ親しんだ世代としては多少の古くささは否めません。
まるで50年代のファンタジーもののスコアのようです。
ちなみに1935年版はマックス・スタイナーが手がけています。
実は、リメイクとなる本作はこれを意識した作りなのかな?と思って最近発売された1935年版のスコア盤を聴いてみると、
似てたけど案外と1935年版のスコアの方が派手でした。
ストリングスやハープといった楽器を中心とした、メロドラマ風のロマンチックな作風のスコアで、
アタックの無い流麗なものが多く、派手な仕掛けもあまりありません。
この人がよく手がけていたハマー・プロのドラキュラものとは明らかに一線を画した内容になっています。
テーマ・モチーフ自体が流れるようなロマンチシズム溢れるものなので、全体が同じような感じになるのは仕方ないか。
指揮は、ジェームズ・バーナード自身がやってるのではなく、フィリップ・マーテルという人が担当しています。
サントラは、マリオ・ナシンベーネが手がけた続編とのカップリング仕様のCDがイギリスのGDIレーベルから発売されています。



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She; The Vengeance of She [Original Motion Pict.../James Bernard

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SCROOGED
監督: リチャード・ドナー
音楽: ダニー・エルフマン
出演: ビル・マーレイ、カレン・アレン、ジョン・マーレイ、キャロル・ケイン、ジョン・フォーサイス、ジョン・グローヴァー、ロバート・ミッチャム、アルフレ・ウッダード、ジェイミー・ファー、デヴィッド・ヨハンセン、スティーヴ・カーン、リー・メジャース、マイケル・J・ポラード
1988年 アメリカ映画

今日はクリスマス・イヴ。
なのに、単身赴任のおじさんは一人淋しく昨日のカレーライスの残りを食べてます。
ケーキぐらい欲しいよなあ、とケーキ屋さんでクリスマス仕様のちょっと大きめスクエアケーキ(550円もした)を買って
一人で食べて・・・・・。あ~、つまんねえ(T_T)
てなことで、せっかくのクリスマス・イヴなのでクリスマスにちなんだ作品を紹介します。
チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」を現代版にアレンジ、SFXを駆使して撮ったファンタジー・コメディ。
このころのビル・マレーはいろんな作品に出てましたね。
ストーリーは、ニューヨークのテレビ局で高視聴率達成しか頭にないワガママ放題の若社長ビル・マレーが、
クリスマス・イヴの夜に過去・現在・未来の3人のゴーストに出会い、時空を越えてあちこち連れ回される中で、
忘れかけていた本当に大切なものを見つける・・・・というお話。
とってもご都合主義でハッピーエンドな作品ですが、クリスマス仕様だからしょうがない。
個人的には結構好きな作品です。
監督はリチャード・ドナーだし、製作総指揮はまさかのシドニー・ポラックだし、
ロバート・ミッチャムにリー・メジャース、マイケル・J・ポラードまで、
ゲストは超豪華だし(マイルス・デイヴィスはそっくりさんかと思ってたらホンモノでした)、
クリスマスになると観たくなる1本です。
ニューヨーク・ドールズのデヴィッド・ヨハンセンの怪優ぶりも、ロック・ファンには見所の一つ。
トム・バーマンによる特殊メイクも快調、オスカーにノミネートされています。

音楽は、ダニー・エルフマン。
といっても、スコア盤のサントラは発売されず、正規に流通したのは、歌モノコンピレーション盤のみ。
スコアは、エルフマンのベスト盤「Music For A Darkend Theater Vol.1」に8分強の組曲が収録されているだけです。
初期のドコドコサウンド全開の頃のいい感じのスコアなので、フルアルバムで発売してもらいたいものです。
この人にかかったら、クリスマス・モードの鈴の音もバックにやや不気味な子供のコーラスをかぶせることで、
お化けがが出てくるようなイメージを上手く表現しています。
劇伴も「ピーウィーの大冒険」等で培った、ドタバタのノウハウがここでも生きていて、
快調に飛ばしてくれます。
歯切れの良いホーンや特徴あるストリングスも健在で、
「ディック・トレイシー」あたりを彷彿とさせるフレーズも出てきます。
全体的にエルフマンの陽の部分と陰の部分の中間どころに位置するスコアで、
ゴスになりきれない古典ホラーっぽいスコアという感じです。
歌モノ盤の方は、Annie Lennox & Al Greenの「Put A Little Love In Your Heart」やNatalie Cole 「The Christmas Song」、
Robbie Robertsonの「Christmas Must Be Tonight」の他、
Miles Davis, Larry Carlton, David Sanborn & Paul Shafferという組み合わせのフュージョン・チューン「We Three Kings Of Orient Are」まで多彩です。
クリスマス・アルバムとしても楽しめる内容になっています。
この中に1曲でもスコアが収録されていれば、この盤も買ったんだけどなあ。

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Scrooged/Original Soundtrack

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3人のゴースト [DVD]/出演者不明

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EMPIRE OF THE ANTS
監督: バート・I・ゴードン
音楽: ダナ・カプロフ
出演: ジョーン・コリンズ、ロバート・ランシング、アルバート・サルミ、エドワード・パワー、ジョン・デヴィッド・カーソン、ジャクリーン・スコット、パメラ・シュープ、ロバート・パイン、ブルック・パランス、ハリー・ホルカム
1977年 アメリカ映画


70年代の怪作「マッド・ボンバー」でお馴染みバート・I・ゴードン監督が、「巨大生物の島」に引き続いて放ったトンデモ巨大蟻SF。
奇しくも原作は前作同様、H・G・ウェルズ。
巨大生物ものは、この監督さんのライフワークだったんですかね。
確か子供の頃、「月曜ロードショー」で観たような記憶があります。
ストーリーは、海岸で放射性廃棄物が不法投棄されてて、そこへ蟻がたかってるところから始まって、
例によって放射能の影響で蟻が巨大化して人々を襲い始めます。
ただ、この蟻たち、人間を食うだけじゃなくて、自分たちの巣(砂糖工場)に追い込んで女王蟻のフェロモンガスを吹きかけて洗脳して、
働き蟻みたいに奴隷化しようと企んでいた・・・・というようなお話。
市長さんがさっさとガスで洗脳されて、住民を次々に女王蟻の元へ連れて行き、
「これは人間に忠誠心を吹き込む蟻の儀式だ」とばかりガスを嗅がせます。
お話がこんなトホホなレベルなら、SFXもこれまたすごい。
もうここまでくるとマカロニ・パチモンSFもお手上げの世界。
お粗末という言葉では片づけられない噴飯もののSFXに唖然とします。
ブルーバックでいい加減に実写映像と合成されたホンモノの蟻と、実物大のメカニカルヘッドの併用で
なんとか巨大蟻を表現しようとしています。
中でもあんまりなのは、桟橋からボートに乗り移る巨大蟻のシーン。
あれ、フィルムに直接フェルトペンで書いたんじゃないかと思えるくらいの不自然さ。
最新CGで育ったうちの息子たちには間違っても見せられません。


音楽は、傑作戦争映画「最前線物語」を手がけたダナ・カプロフ。
個人的には、「最前線物語」が素晴らしいので、ついひいき目にみてしまいますが、
サントラ盤自体、製作数が少なく、不遇な作曲家といえます。
本作は、テーマもあんまり明確なメロはなく、パニックSFらしくアンダースコア中心の律儀な仕事をしています。
「ブパッ、ブパッ、ブパブパッ」というホーンの下品なバッキングに代表される安っぽい劇伴も映像とベストマッチ。
この人、もともとTVサイズなスコアを書く人なので、小ぶりなオケは致し方ないところでしょうか。
なんでこんなトンデモ映画を紹介したのかと言うと、
なんと米Kritzerlandレーベルから来年1月にCD(初音源化)が発売されるのです。
このレーベル、最近60~70年代のサントラを精力的に発売しているなと思っていたら遂にこんなものまで・・・・。
今回限定発売されるCDは初回100枚には、なんとダナ・カプロフ本人のサインがついているそうな。
てことは、裏を返せば本人からマスターを提供してもらってCD化したということか。
そうすると、カプロフの大傑作(と自分では勝手に思っている)「最前線物語」も念願のCD化となる可能性もあるのでは・・・・・。
淡い期待を抱きつつ、「最前線物語」がメディア化された時のために、本作は買わずにおこうと思います。
でも、「最前線物語」をなんとなく思い起こさせるような劇伴もあるので、
このスコアも美味しいといえば美味しいかなあ。
限定1000枚、懐かしのB級SFがお好きな方は昔を懐かしむアイテムとしてはまずまずの品物ですので、
二度と再発されることもないだろうし、この機会にどうぞ。


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