サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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to be


TO BE OR NOT TO BE
監督: アラン・ジョンソン
音楽: ジョン・モリス
出演: メル・ブルックス、アン・バンクロフト、ティム・マシスン、チャールズ・ダーニング、ジョージ・ゲインズ、クリストファー・ロイド、ホセ・ファーラー
1983年 アメリカ映画



40年代の名作コメディの忠実なリメイク作品。
邦題にメル・ブルックスの・・て書いてあるから、最近まで監督もしているのかとてっきり勘違いしてました。
本作では、ブルックスは製作と主演だけでした(^^;)
第二次世界大戦前夜、ワルシャワで演劇をしていたユダヤ人の劇団一行がドイツ軍の侵攻を上手にかわして脱出するまでを描く作品です。
監督が、「太陽の7人」のアラン・ジョンソンなので、ブルックス得意のお下劣系ギャグは控えめ。
その代わり、ナチス・ネタは全開で大笑わいさせてくれます。
ブルックス単独作品に比べて、ドタバタの中にもサスペンスフルな要素もあって、結構真面目にリメイクしたって感じです。
ブルックス夫人のアン・バンクロフトが共演していて、息のあった演技を見せます。




音楽は、ブルックス作品の常連、ジョン・モリス。
映画が演劇一座のお話だけに、ブルックスが得意とするミュージカル仕立てのサントラになっています。
彼の処女作「プロデューサーズ」に近い雰囲気のミュージカル曲が収録され、その合間にダイアローグ(セリフ)がたっぷり入っています。

インストの曲は、「新サイコ」あたりのサントラによく似てます。
サントラのB面ラストにはテーマ曲のヴァリエーション「ヒットラー・ラップ」なんて曲が入っています。
ディキシーランド調やミュージカル調の中に1曲だけこれがスゴイ浮いてます。
でも、ラップなのはブルックスの歌だけで、バックの演奏はアーバンでブラックな雰囲気のフュージョンです(^^;)
この曲結構いいです。でも本編未使用なのが残念。
サントラ盤はLPのみでCD化されていません。
ダイアローグ盤って、DVD全盛の時代にはもはや時代遅れという感もあってほとんどCD化されないような気がします。
そんなことないのになあ、と思うのですが・・・・
そう言えばジョン・バダム監督の「ウォー・ゲーム」なんかもCD化されてない(T_T)

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hot shots2



HOT SHOTS! PART DEUX

監督:ジム・エイブラハムズ
音楽:ベイジル・ポールドゥリス
主演:チャーリー・シーン、ヴァレリア・ゴリノ、ロイド・ブリッジス、リチャード・クレンナ、ブレンダ・バーキ、ミゲル・ファーラー、ローワン・アトキンソン
1993年 アメリカ映画



チャーリー・シーン主演のおバカ・パロディ映画第2弾。
今回は「ランボー2/怒りの脱出」がベースとなって、「氷の微笑」、「地獄の黙示録」等々いろんなも
のをぶっ込んでいます。
カメオ出演のオヤジ(チャーリー・シーン)や、本家ランボー・シリーズのリチャード・クレンナ本人が出
てセルフ・パロディやったり、今回も笑わせてくれます。
ただ、やっぱりパロディ映画の悲しいサガで、15年も前の作品となると今観てもあまり笑えないギャ
グが散見されるのも確か。
まあ、僕はお下劣なギャグが大好きだから、その手のネタの有る無しで全体を評価しがちなのかも知
れませんが‥‥。
ドリフ系のギャグとか、小さい子供がキャッキャッと笑うようなネタが大好きなんです。
だから、同じパロディでも下品にパロッてるのは大歓迎(^^;)
あ、Mr,ビーンも出ててビックリ(^^)/
僕はこのおっさん大好きなんですが、うちの嫁はビーンの顔、生理的に受け付けないらしい‥・



音楽は、巨匠ベイジル・ポールドウリス。
ジム・エイブラハムズは前作のロック・テイストから、再びフル・オケによる王道路線の音楽を採用しています。
今回はポールドウリス先生、自身が得意とする血湧き肉躍るマッテョな作風を貫いています。
他の映画からのパロディを意識的にもってきている感じはありません。
ただ、無意識だと思いますが、自身が手がけた「ロボコップ」や「コナン・ザ・グレート」に酷似したフ
レーズが出てしまっているのが笑えます。
特にブラスによる「パパパパ パパ~ッ♪」っていうロボコップのフレーズはそのまんまで大笑い。
でも本人は至って真剣に作っている節があり、全体を通してしっかりした聴き応えのある武闘派サウ
ンドに仕上がっています。
パロディ映画ですが、「燃え」系の作品です。
収録時間が短く、CDも既に廃盤となっていますが、中古で格安で見かけることがありますので、
ポールドゥリス・ファンは見つけたら買いですよ。

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goblin



これはサントラではないのですが、どうしてもアップしたかったので紹介します。



なんと、2005年にひっそりと発売されていたゴブリンの再結成アルバム。

クラウディオ・シモネッティ以外の3人が再結集して、そこにマウリッツィオ・ガリーニ(Keyboards)が参加した4人編成のユニットです。

個人的にはシモネッティの独特のメロディ・ラインが好きだったので、ちょっと残念ですが、

シモネッティは自身のバンド「Daemonia」があるから、参加できなかったのかも・・・


音は、かつてのゴブリン・サウンドと比較するとちょっとあか抜けすぎている感じもしますが、

「スリープレス」の音に近い雰囲気です。

全編を覆うホラーなメロディは健在で、キーボーディストが替わってもゴブリンの音は十分保っています。

ただ、このCDオンラインでしか入手出来ないようで、カナダ?のサイトのみで取り扱ってるようです。

ファンは是非とも買いのマスト・アイテムでしょう。

ゴブリンCD通販サイト




1曲目だけは新加入のマウリッツィオ・ガリーニのソロ・テイク。

この人のバックグラウンドは、ちょっとゴブリンとは異質な感じがします。

普通の明るくて派手めなシンフォニック・スコアって感じ。

ゴブリンと言えばインストが定番ですが、本作もオール・インストでファンには嬉しいかぎりです。



さて、シモネッティの方はといえば、

アルジェントの新作ホラー「La Terza Madre」のサントラを手がけています。


まだ未聴なので早く聞きたいところです。

こちらの方はエンド・タイトル・ソングを彼のバンドDaemoniaが演奏してるようです。

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hot shot


HOT SHOTS!
監督: ジム・エイブラハムズ
音楽: シルヴェスター・リヴェイ
出演: チャーリー・シーン、ケイリー・エルウィズ、ヴァレリア・ゴリノ、ロイド・ブリッジス、ケヴィン・ダン、ジョン・クライヤー、エフレム・ジンバリスト・Jr
1991年 アメリカ映画



デヴィッド&ジェリー・ザッカー兄弟とトリオで活動していたジム・エイブラハムズ監督が、独り立ちして単独でメガホンを取ったおバカ・パロディ映画。
ベースは「トップガン」で、その中に「愛と青春の旅立ち」やら「ナインハーフ」やら「ロッキー」やらいろんな映画のパロディをぶち込んでいます。
かなりベタなギャグもあって、見てていたたまれなくなる場面もありますが、力業で押し切ってます(^^;)
日本人には馴染みのない、あっちのTVやCMのパロディなんかもあるので、アメリカ人はもっと笑えたことでしょう。
チャーリー・シーンが思い切り真面目な顔で大ギャグをかます姿が結構笑えます。
他のキャストもおよそギャグとは無縁と思われる人ばかりで、このアンバランス感がまたいいのです。
なお、こんなバカ映画の撮影を担当したのは、「ジョーズ」や「カプリコン1」の撮影を手がけた名手ビル・バトラーだというから驚きです。



音楽は、「エアウルフ」のシルヴェスター・リヴェイ。
「フライング・ハイ」(バーンスタイン)、「トップ・シークレット」(ジャール)と大物作曲家を贅沢に使ってきたのですが、
ここに来て現代的なライトなモチーフを得意とする人を起用しています。
この人は「エアウルフ」のスコアに代表されるように、シーケンサーを使ったロックテイストのシンセ・スコアを得意とする人です。
本作でも、テーマ曲から快調に飛ばしてます。
古風なリズム・ボックスの音から一気にディストーション・ギターをフィーチャーしたロック・サウンドが展開します。
この辺は、「トップガン」のスティーヴ・スティーヴィンスのギターを意識してますね(^o^)
他の劇伴も、コメディとはいえオケもしっかりしており、アルバム単独でも十分鑑賞に堪える作品です。
そういえば、「トップガン」を担当したハロルド・フォルターメイヤーもこの人もジョルジョ・モロダー門下生でした。
本作は、多分CDはもう廃盤なんじゃないかと思いますが、
シルヴェスター・リヴェイにとって初のフル・スコア・アルバムであり、その意味でも貴重な1枚と言えます。

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damnation


DAMNATION ALLEY
監督: ジャック・スマイト
音楽: ジェリー・ゴールドスミス
出演: ジョージ・ペパード、ジャン・マイケル・ヴィンセント、ポール・ウィンフィールド、ドミニク・サンダ、ジャッキー・アール・ヘイリー
1977年 アメリカ映画



その昔、日曜洋画劇場等で放映されて子供心にワクワクして観てた小粒なSFアクション。
核戦争後の荒廃した世界で必至で生き延びようする人々を描いたロード・ムービー的作品。
原作はロジャー・ゼラズニイという人だそうですが、原作で描かれる世界観に比べると明らかにチープな作りの映画です。
今見ると、巨大サソリのSFXや極彩色(^_^;)の空とか、かなりショボイ。
うちの息子とかに見せたら、多分、大笑いしながら観るんだろうなあ。
でも、子供の頃喜んで観た記憶が残ってるので、なぜか憎めないのです。
装甲車ランドマスターも当時はカッコよく見えたんだけどなあ。
大袈裟な邦題も微笑ましい。
正直、駄作ですが、かばってあげたい1本。
若い頃のドミニク・サンダが出てるのも個人的にはポイント高し(^_^;)



音楽は、巨匠ジェリー・ゴールドスミス。
乱暴な言い方をすれば、70年代パニック映画の大半はジョン・ウィリアムスとこの人で二分していたように思います。
どちらかというと、ゴールドスミスが手がけた作品はB級が多かったような・・・・でも、いいのです。
音楽さえ良ければ。
で、本作は豪快な70年代ゴールドスミス節が炸裂する快調な1本。
テーマ・メロにコマーシャルな部分はありませんが、時にパーカッシヴに、時にシンセを織り交ぜて近未来をイメージさせてみたり、
巨匠も工夫していろんなことをやってます。
「カサンドラ・クロス」あたり同様、アクション・スコアのアタックはかなりのものがあります。
エンド・クレジットの曲が結構美しくて癒されますが、

時間が短くて盛り上がり切れないのがちょっと不満です。
公開当時、サントラは残念ながら発売されず、ゴールドスミス没後に限定発売された「At 20th Century Fox」という豪華6枚組ボックスにスコア9曲が収録されました。
このボックス・セットも今では3万円以上の高値が付いていたりして、なかなか入手出来ないのが残念です。


これ


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