サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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mi3


Mission: Impossible III

監督: J・J・エイブラムス 
音楽: マイケル・ジアッチーノ
出演: トム・クルーズ、ヴィング・レームズ、ケリー・ラッセル、ローレンス・フィッシュバーン、フィリップ・シーモア・ホフマン、サイモン・ペッグ 
2006年 アメリカ映画


ご存じ「ミッション・インポシブル」の第3弾となる最新作。
デ・パルマの「1」の信者である僕としては、「2」がパッとしなかったのでいささか心配ですが、
監督が「エイリアス」や「LOST」のJ・J・エイブラムスと聞いて、ちょっと期待してます。
それにしても、前作からトム・クルーズが製作にまで携わってしまっていますが、
なんでこんなにリキ入ってるんだろう??

前作でも相棒を演じた、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のヴィング・レームズが出ています。

あ、モーフィアスも出てるようです(^_^;)



音楽は、J・J・エイブラムスとのコンビが多いマイケル・ジアッチーノ。
前述の「エイリアス」、「LOST」、両方とも担当しています。
テーマ曲はお馴染みのラロ・シフリンのテーマを使っていますが、オープニングはたった52秒。
J・J・エイブラムスと組むとみんなテーマが短いのですが、監督の意向なのでしょうか。
なんでこんな短さで切るのか分かりませんが、かなり物足りない。
そのうえ、オケの音がモッサリしていてキレが無い。
せっかくのスリリングなテーマが冴えないのは痛いです。
劇伴は、あの「メダル・オブ・オナー」を彷彿とさせるフレーズもあって和ませてくれる場面もありますが、
ラロ・シフリンのテーマと「ザ・プロット」と呼ばれたサブ・テーマが一部で使われた以外は、ジアッチーノのオリジナル・メロらしいものはありません。
明確なモチーフがないのです。
個人的には若手の中ではかなりのメロディ・メイカーだと思っていただけに、単調なアクション・スコアに終わっていて残念です。


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tiger


INDIA : KINGDOM OF THE TIGER
監督:Bruce Neibaur
音楽:Michael Brook
出演:Christopher Heyerdahl、Smriti Mishra、Colin Vint
2002年 アメリカ映画


これは映画ではなく、40分弱のドキュメンタリーなのですが、音楽が素晴らしいので紹介します。
アメリカではDVDも出ているようですが、インドとベンガルトラをテーマにしたドキュメンタリーのようで、
例によって本編を観ていないのにCDだけ聴いてレビューしちゃいます(^_^;)
IMAX THEATRESの作品です。
音楽は、アンビエント系のギタリスト、マイケル・ブルック。
サントラの仕事では、「アルビノ・アリゲーター」や「クライム・アンド・パニッシュメント」等があります。
確かピーター・ガブリエルあたりと親交のある人で、彼が主催するReal Worldレーベルからソロ・アルバムも出しています。
本作はインドが舞台になっているだけあって、シタールやタブラ等のインドの楽器がたっぷりフィーチャーされており、インドの香りたっぷりな内容になっています。
フィーチャー・アーティストの中に、ラハット・ファテ・アリ・ハーンの名前があります。
カッワーリーの名手、故ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンの息子かな?とか思って聴きました。
全体的にパーカッシブな音が多く、倍音を効かせた「ダワ~ン」という音の打楽器が素晴らしい音響効果を生んでいました。
エスニックな音が心地よい好アルバムだと思います。

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et


E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL
監督: スティーヴン・スピルバーグ 
音楽: ジョン・ウィリアムズ 
出演: ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ、K・C・マーテル 
1982年 アメリカ映画


スピルバーグが手がけたSFの名作。
エイリアンを侵略者としてではなく、来訪者として描いているあたり、「未知との遭遇」の延長線上に位置する作品ということが出来るでしょう。
(約20年後の「宇宙戦争」では一転、侵略者としてのエイリアンを描いてます。)
地球の探索に来て、一人だけ取り残されたエイリアンと少年たちとの心の交流を描いた作品です。
まあ、基本的にスピルバーグのお涙頂戴系の作品はどうも苦手です(^_^;)
彼にはアクションに徹して欲しいです。
かの「プライベート・ライアン」も、変なヒューマニズム取っ払って淡々と描いて欲しかったなあ。



とはいえ、音楽の点から言えば本作はとても好きな作品です。
担当したのは、スピルバーグ作品の常連、巨匠ジョン・ウィリアムズ。
非常に良くできた作品で、緩急織り交ぜた作風は見事の一言。
この作品は、これまでに3回アルバム化されています。
公開時発売されたのが、本編に使用されたスコアを再編集して録音し直した6曲入り約40分のスコア盤。
その後、オリジナル音源を使用しシーンの順番に収録された画期的な長尺盤。
さらに、公開20周年記念のリバイバル上映に際して発売されたアニバーサリー盤。
(これは、前回のものにさらに3曲加えた全21曲入り約70分収録の正真正銘の完全盤。)
公開時に発売されたスコア盤が非常に良くできたアルバムで、
劇伴の美味しいとこ取りで作ったせいか、かなり濃い内容になっていて、
アルバム単体でも十分楽しめる作品になっていました。
そのせいか、後に発売されたオリジナル盤の方が幾分冗長な印象を受けてしまいます。
特に出色なのは、かの有名な「Flying Theme」。
「スーパーマン」譲りの流れるようなメロディで浮遊感を表現するあたりはさすがです。
一方オリジナル音源では、このメロディがしっかり出てくるのはエンド・クレジットの一部のみ。
アニバーサリー盤にもボーナス・トラックでこの曲入れておいて欲しかったなあ。

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toy


TOY SOLDIERS
監督: ダニエル・ペトリ・Jr 
音楽: ロバート・フォーク 
出演: ショーン・アスティン、ウィル・ウィートン、キース・クーガン、ジョージ・ペレス、T・E・ラッセル、デンホルム・エリオット、ルイス・ゴセット・Jr 
1991年 アメリカ映画


学園版「ダイ・ハード」という表現が適切かどうか分かりませんが、そういうイメージのハイスクール・アクション・ムービー。
裕福な家庭の子供たちばかりが通う男子高校が、ラテン系のテロリストに占拠されてしまい、
普段は先生に手を焼かせていた悪ガキたちが結束してテロに立ち向かうというストーリー。
まあ、B級テイストが漂う作品で、キャストも、デンホルム・エリオットとルイス・ゴセットJr.くらいしか知りません。
ショーン・アスティンってあんまり印象無いなあ・・。
でも、公開当時は結構喜んで観たような気がします。



音楽は、「ポリアカ」シリーズでお馴染みのロバート・フォーク。
本作は、コアなサントラ・ファンの間ではかなりメジャーな作品のようで、
現在廃盤ということもあって、オークション等で見かけるとかなり高値で取引されています。
何が有名かというと、スコアの「燃え」度の高さです。
最近では珍しいフル・オケによる怒濤のアクション・スコアになっています。
テーマ曲はストリングスとブラスがほどよくブレンドされた流麗で覚えやすいメロディが付されています。
どことなく、「ポリアカ」を思わせる雰囲気もあります。
劇伴はもうひたすらアクションに徹しており、聴いていて相当「燃え」ます。
アルバム単体でも十分聴き応えのある内容になっています。
この人はなかなかいいメロディを書く人なのですが、本作は既に廃盤だし、
「ポリアカ」もオフィシャル・リリースされないという不遇な扱いを受けています。
もっと評価されるべき人だと思うのですが・・・。


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THE IPCRESS FILE
監督: シドニー・J・フューリー 
音楽: ジョン・バリー 
出演: マイケル・ケイン、ナイジェル・グリーン、スー・ロイド、ガイ・ドールマン、ゴードン・ジャクソン 
1964年 イギリス映画


レイ・デイトンの傑作スパイ小説「ハリー・パーマー」シリーズの映画化第1作目。
主人公のハリー・パーマーは、007と同じく英国の諜報部員。
でも、こっちの方は変なメガネかけてたり、レインコート着たり、ちょっと気が弱そうで007とは対照的です。
それがまたいいのかも(^_^;)
この主人公をマイケル・ケインが好演しています。
闇の組織に誘拐された科学者の奪還を命ぜられたハリーに二重スパイによる罠が待ちかまえる・・・というストーリー。
本作は「洗脳」がキーワードになっています。
このシリーズは好評につき、「パーマーの危機脱出」、「10億ドルの頭脳」と続編が制作されています。
いずれもなかなか面白い作品でした。
(なお、94年に同じマイケル・ケイン主演でTVムービーが2本制作されているので、シリーズは全部で5作品となります。)



音楽は、007シリーズのジョン・バリー。
バリーは本作のために、華麗な007の音とは全く対照的なサウンドを提供しています。
テーマ曲は気だるいジャジーなスコアになっていて、ちょっと意外です。
同じスパイを扱った作品としては、どちらかといえば「さらばベルリンの灯」に近いでしょうか。
劇伴もジャジーなスコアが多く、テーマ・モチーフが何度も顔を出します。
楽器の名前がよく分かりませんが、昔のサスペンスものによく使われる、
大正琴を思いっきり低音にしたような音(^_^;)が効果的に使われています。
オケが入ると何となく007の面影が見えますが、リードの楽器はあくまでサックスだっだりします。
全体的にトーンを抑えた、ジャズ・フレーバー溢れるスコアですが、クールでなかなかいい雰囲気が出ています。
なお、本作は、サントラには珍しくジャケが素晴らしいです。
上の写真のとおりです。
LPで持っていると飾りたくなるようないいデザインです。

このジャケは日本盤CDのみのリリースとなります。

2002年に英Silva Screenレーベルからダイアローグを含む全21曲入りの長尺盤が発売されましたが、

ジャケは変更されてました。

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