サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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baby


MILLION DOLLAR BABY
監督:クリント・イーストウッド
音楽:クリント・イーストウッド
主演;ヒラリー・スワンク、クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン
2004年 アメリカ映画


クリント・イーストウッドが監督・主演、さらには音楽まで全編にわたって担当したヒューマン・ドラマ。
ボクシングの世界で生きる老トレーナーと女ボクサーの人生模様が描かれています。

アカデミー賞で作品賞、主演女優、助演男優、監督賞の計4部門を受賞しただけあって、非常に完成度の高い感動作でした。

イーストウッドの前作「ミスティック・リバー」よりもシンプルかつ明快なストーリーで入りやすかった。


イーストウッドは、「ミスティック・リバー」に続き、今回も全編で音楽を担当しています。
メイン・テーマとなるのが、アコースティック・ギターの物悲しい調べ。
「許されざる者」のテーマ曲のギター・フレーズに近い感じです。


ただ、ゴールデン・グローブ賞で作曲賞ノミネートされたし、ラストの感動をグッと盛り上げる曲ではあるのですが、
個人的には、このフレーズはちょっと苦手・・・。


イーストウッド作品の常連作曲家、レニー・ニーハウスのサポートがあるにせよ、
聴いてて危なっかしい音使いで、素人が作ったフレーズという感は否めません。

大好きな俳優だけにあまり悪く書きたくないのですが、ちょっと残念。


でも、セカンド・テーマにあたるピアノ曲はとてもいい感じです。
イーストウッド自身、かなりの音楽好きでジャズやC&Wに造詣が深いそうなので、基本的にすごくセンスはいいと思います。


ジェリー・フィールディングが生きていたらなあ。

イーストウッドと監督・音楽コンビを続けてたかも知れませんね。
(この作品にジェリー・フィールディングの音は合わないかも知れませんが)

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run


監督:マーティン・ブレスト
音楽:ダニー・エルフマン
主演:ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー
1988年 アメリカ映画


元警察官と彼に捕まった横領犯人がニューヨークからLAまで、ギャングに狙われたり、FBIに追われたり、珍道中を繰り広げるアクション・ロードムービー。

アクションとコメディが絶妙なバランスで構成されていて、ドキドキして、笑って、最後にホロリとさせられる、これぞ正当派娯楽映画という感じの作品です。


デ・ニーロとチャールズ・グローディンの掛け合いがとにかく面白い。
TV放映時の吹き替えも最高でしたが、どうやらDVDには日本語吹き替えは無いようです。残念。


音楽は「バットマン」のダニー・エルフマン。
本作は、彼の他の作品とは一線を画す内容となっています。


本編同様、ロックを基調としたとてもフットワークの軽い音楽になっています。
もともと、ロックバンド「オインゴ・ボインゴ」のボーカル兼リーダーだったこともあり、
ロックにR&B、フォーク、C&Wのスパイスが効いた彼のキャリアが存分に生かされたスコアになっています。


イントロのスライド・ギターなんかもロード・ムービーにはぴったりで最高です。
本編ラストに絶妙なタイミングで挿入されるエンド・クレジットでは、彼のボーカルも聴くことが出来ます。
この曲なんか、モロ「オインゴ・ボインゴ」な曲なんだよなあ。
たぶん、メンバーが参加してるんじゃないかな。
こういうのを聴く度に「オインゴ・ボインゴ」再結成を切望してしまいます。


そういえば、その昔、庄野真代のアルバムにオインゴ・ボインゴがバックを務めたものがあるという噂を聞いたことがあります。
ホントかな(笑)

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magnolia


MAGNOLIA
監督: ポール・トーマス・アンダーソン 
音楽: ジョン・ブライオン
出演: ジェレミー・ブラックマン 、トム・クルーズ、 メリンダ・ディロン、ジュリアン・ムーア
1999年 アメリカ映画


LAを舞台に様々な人間模様を描く群像劇。
バラバラなエピソードに見えて、実はそれぞれの登場人物がいろんなとこでつながっていて、
「人と人はどこかでつながっている」 「人生は失敗してもやり直すことが出来る」
そんなメッセージが織り込まれた素敵な映画です。
3時間があっという間に過ぎてしまいます。 


音楽はジョン・ブライオンですが、全編にフィーチャーされているのはエイミー・マンの歌です。
元Til Tuesdayのボーカリストにして、今はソロ・シンガーとして活躍している女性です。
よってサントラも彼女のソロ・アルバムといった趣です。
(他にジョン・ブライオンによるスコア1曲、スーパートランプの曲が2曲入っています。)

もともと、「ブギー・ナイツ」のポール・トーマス・アンダーソン監督が
「エイミー・マンの歌を映像化した作品」と言うだけあって、映像と歌との相性は抜群です。

その中でも、特に8曲目の「Wise Up」がおすすめです。
エイミー・マンもTil Tuesdayの「What About Love」の頃はニュー・ウェイブしてましたが、
最近ではすっかり音楽スタイルもアコースティックになっています。
彼女の場合、路線変更して大正解でしたね。

なお、この盤の他にジョン・ブライオンによるスコアだけの盤も出ています。

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RED DRAGON
監督:ブレット・レトナー
音楽:ダニー・エルフマン
主演:エドワード・ノートン、アンソニー・ホプキンス、レイフ・ファインズ
2002年 アメリカ映画


トマス・ハリス原作による、ハンニバル・レクター3部作の1作目にあたる作品。
かつて、マイケル・マンが「レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙(Manhunter)」というタイトルで映画化した作品の再映画化です。
「レクター博士の沈黙」については、こちらでレビューしています。

http://ska-n-tastic.ameblo.jp/entry-e2f272b298f38000f0de416f4e9bd70d.html



「羊たちの沈黙」「ハンニバル」ときて、1作目に戻って映画化しています。
そのせいかレクターの顔のしわが減っています(笑)。
かつてレクターを逮捕した元FBI捜査官が、連続殺人犯の捜査にレクターの助言を求めながら犯人像を割り出し事件を解明していくというストーリー。

ブレット・レトナー監督にこの素材はやや荷が重かったかもしれませんが、個人的には楽しめました。


音楽は「羊たちの沈黙」ハワード・ショア、「ハンニバル」ハンス・ジマーときて、今回はダニー・エルフマンが登板しています。

ダニー・エルフマンにしては意外にオーソドックスなアプローチをしています。
「スリーピー・ホロウ」あたりの作風に似ています。
他作に比べるとわりと控えめですが、根底に流れるのは紛れもないエルフマンのリズムです。

「燃え」ませんが、丁寧に作り込んである音です。これは力作の部類に入るでしょう。

アメリカの摩訶不思議ニュー・ウェイブバンド「オインゴ・ボインゴ」のリーダーだった彼も、今やすっかり映画音楽のコンポーザーとしてその地位を定着させましたね。
彼の次回作「Charlie and the Chocolate Factory」も大いに期待しています。

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THE VILLAGE
監督:M・ナイト・シャラマン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
主演:ホアキン・フェニックス、ブライス・ダイス・ハワード
    エイドリアン・ブロディ、ウィリアム・ハート、シガーニー・ウィーバー
2004年 アメリカ映画


「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督の第4作目。外界から隔絶されたような小さな村を舞台に描くミステリー。
村を守っていた風変わりな掟が破られ、それをきっかけに村を戦慄の恐怖が襲うというもの。

出演は「サイン」に引き続き登板のホアキン・フェニックスと、新人ブライス・ダラス・ハワード(なんとあのロン・ハワード監督の娘だったとは知りませんでした)。
この他に「戦場のピアニスト」のオスカー俳優エイドリアン・ブロディが知恵遅れの青年を演じています。


今回もサプライズを期待しすぎていたようで、途中から先が読めてしまってちょっと残念。
前作「サイン」よりは面白く見れましたが、これはラブ・ストーリーですね。
スリラーやホラーと宣伝してあったりしますが、そう思って見ると肩すかしを食らいますのでご注意下さい。

でも、よく考えるとシャラマン監督の撮る素材は、どれもいわゆる「B級ネタ」なんですよね。
「心霊」や「超人」や「UFO」や・・・。
それをここまで料理するという手腕はさすがだと思います。

今回も監督自らカメオ出演しています。どこに出ているかは観てのお楽しみです。


さて、音楽はシャラマン監督とは1作目からコンビを組んでいるジェームズ・ニュートン・ハワード。
本作は2004年のアカデミー音楽賞にノミネートされています。

ソロバイオリンを全面にフィーチャーした物静かで繊細なスコアです。
ソロ・バイオリンを弾くのは、2002年グラミー賞ベスト・ソリストを受賞したヒラリー・ハーンです。

アクション映画では、ただ鳴らすだけというスコアの多いジェームズ・ニュートン・ハワードですが、今回は落ち着きのある好スコアに仕上がっています。

森に囲まれた閑静な田舎の佇まいをイメージさせます。ヒーリング・ミュージックの要素もあります。

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