ミロク流・将棋中盤の考え方 【戦法定跡は詰将棋の中盤版である】 | 真・鉄拳王への道~君はまだ“鉄拳の神”を知らない……~

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 鉄拳に人生を支配された男であるわたくしミロク・Bがかつてない角度から鉄拳の真の魅力をお伝えしたいと思います。どうぞよろしく。(たまに鉄拳以外のゲームのことも書きます)

 ヤフー知恵袋でいいことをいう人を見かけました。それは次のような回答です。

 

 
 「実戦の終盤で詰将棋問題と同じ局面はやってこないけど、詰将棋問題を解くことは無駄ではないでしょう?」

 

 
 まったくそのとおり。実はこの考え方、戦法定跡にも当てはまるのです。

 

 
 実戦の中盤は戦法定跡どおりに進むことはまずありません。しかし、戦法定跡を読んだり並べたりすることは無駄ではないのです。

 

 
 戦法定跡とは最善手、複合手筋の宝庫であり、たとえばひとつの戦法の定跡を何回も並べて頭に入れることで、あなたはその戦法定跡中の複合手筋を戦力にくわえることができたことを意味するのです。次の対局から、あなたはその戦法定跡中の複合手筋を駆使して戦うことが可能になるのです。

 

 
 こうした意味では戦法定跡とは、詰将棋の中盤版といっていいかもしれません。

 

 

 

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