真・鉄拳王への道~君はまだ“鉄拳の神”を知らない……~

格闘ゲームの雄≪鉄拳≫に人生を支配された男であるわたくしミロク・Bがかつてない角度から≪鉄拳≫の真の魅力を“文章”でお伝えしたいと思います。どうぞよろしく……。


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 40人もの膨大なキャラクター数を誇る『鉄拳6』。その中で『最強のキャラクターは誰なのか?』という論議がかねてから激しくかわされ続けている。
 
 
 そして『鉄拳6』最強キャラは一般的にスティーヴだとされ、特に異論が出ることなくスティーヴの最強キャラとしての地位は不動のものになりつつある。
 
 
 たしかにスティーヴこそが攻撃バリエーションの最も豊富なキャラクターだとは思う。それは認める。しかしスティーヴの最強キャラ説が支配的な現状に、私はどうしても首を縦に振ることができない。もっとはっきりいえば、スティーヴ最強キャラ説は極論というより誤解というより、大きなまちがいといわざるをえないだろう。
 
 
 『鉄拳』のキャラクターは大きく分けて“2択タイプ”と“カウンター・削りタイプ”のふたつに分類されると考えている。2択タイプというのがポール、ロウ、ボブ、レオなどで、カウンター・削りタイプというのがファラン、ペク、リー、ニーナなどだ。スティーヴは後者のカウンター・削りタイプに分類される。
 
 
 カウンター・削りタイプのキャラクターというのは、特別な才能の持ち主が使わなければ強さを発揮することができない。
 
 
 『鉄拳』における“強いキャラクター”の定義とは、誰が使っても容易に善戦ができるキャラクターだと私は解釈している。初心者が中級者、上級者を相手に戦ってもそこそこいい勝負ができる、そこそこ苦しませることができる、そこそこ体力を減らすことができる━━そんなキャラクターのことだ。一般的に最強キャラとされるスティーヴは、残念ながらそうしたキャラクターに当てはまるとはいえない。
 
 
 では、『鉄拳6』最強キャラはいったい誰なのか?まずはカウンター・削りタイプのキャラクターは、スティーヴだけでなくすべてはずれざるをない。候補は2択タイプのキャラクターの中に存在する。
 
 
 結論を急ぐと、個人的にはフェンに1票を投じたい。フェンには発剄掌と崑崙墜があるため、いつでも容易にローリスクで強力な2択をしかけることができる。コマンドも簡単。崑崙墜が届かないようなら前掃腿や剛掃腿といった下段技を狙えば一件落着。
 
 
 下段削りにも跌釵と蒼蛇落襲がある。跌釵はヒットすれば大きく有利になり、あっさり登脚と落襲把という強力な2択が成立する。蒼蛇落襲はカウンターなら奪い、倒震脚などで追い打ちすればなんなくお手軽に大ダメージを与えることが可能。ガードされてもたいした反撃を受けない。
 
 
 接近戦ではもうひとつ肋断壊手という超強力技がある。相手のほとんどの攻撃をかわしながらくり出せるすばやい中段技でガードされても距離が離れ、カウンターならダウンを奪ってさらなる追い打ちができる。もはや近距離戦では肋断壊手のみを連発しているだけで充分といっていいほど。
 
 
 中距離戦においても残影からなんなく強力な2択をしかけることができ、さらにスカし確定においては龍歩昇雲なる技がある。龍歩昇雲はあの発生の早さで驚異のリーチを誇り、そこからお手軽なコンボで70以上のダメージを与えることができる。フェンは中距離戦もまったく苦にならないのがわかってもらえると思う。
 
 
 置き技も撲面掌や里合天腿など強力なものが多くあるが、中でも恐るべきが入環嶽寸把。1発目がカウンターヒットすれば全部つながってあっさり50以上のダメージである。3発目をガードされると危険なものの、1発目のカウンターヒット確認は簡単なので問題にはならない。
 
 
 このようにフェンというキャラクターはあらゆる間合い、あらゆる状況で自分のペースで余裕を持って戦うことができ、初心者だろうと誰だろうと容易に強さを発揮することができるいいことずくめのキャラクターなのだ。こうした点から『鉄拳6』の最強キャラに、私はフェンを押したいというわけなのである。

 
 
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