「得て(再演)」 | 小劇場クルーズ~この素晴らしき役者たち~

小劇場クルーズ~この素晴らしき役者たち~

最も身近で自由な表現方法である筈の演劇なのに、ごく一部の人々がその恩恵に浴しているだけの現状はとても寂しい。
人知れず才能と輝きを秘めた役者や深い感動をもたらす舞台が、星の瞬きのように次々と光っては消えを繰り返し永遠に忘れられるでは、本当に勿体ない。

ほりぶん 「得て(再演)」(於:阿佐ヶ谷アルシェ、~ 2017/04/02 (日) )を観てきました。

 

死んでしまった友人のビデオレターをみたせいで大変な目に遭う女たちの話の再演です。

みなさま、ぜひとも。

                                               ~説明文より~

 

 

あまりに下らない内容なのでブログに書くのを控えようとも思ったんですが(・・すみません。)、他にもブログで取り上げている人を偶々見つけたので、やっぱりこの楽しかった観劇体験をほんの少しだけ。

 

役者が本気になってバカをやるもんだから面白いに決まってる。

ある程度の展開は読めても、その上を行く爆発力(力技)でドッカンドッカンとウケてましたね。

青山祥子さんを目当てに観に行ったけど、共演者の墨井鯨子さんが兎に角楽しい!
彼女の出演舞台をそれこそ10本以上観ているけど、今回も凄かった(笑)

 

鵺的「フォトジェニック [映像出演]」以来の観劇となる、ぬいぐるみハンター「すべての犬は天国へ行く」から大ファンの青山祥子さん-

暗闇からナイフが無数飛んでくるような“未だ何か隠し持っているぞ”的な飄飄とした怖さと可笑しさの波が交互に来る感じがとても印象的でした。