2009-05-22 22:53:06
鹿兒島案内記…1
テーマ:ブログ
亡父が愛用していた古い洋机の抽き出しに、10円切手の貼られた手紙やモノクロ写真などに混じって『鹿兒島案内記』なる、手帳大の冊子が挟まっていた。大正十一年八月発行とある通り、相応の変色や破損はあるものの概ね状態は良い。

『靑葉若葉に薫る風淸々しい季節となった。錦江灣の碧波、城山の翠綠、それに輝く初夏の太陽。何といふ氣持ちのよいシーズンだらう。それはすべての物蘇らんとする象徴である。』
と、案内記にしては、文芸志向の強い旧字や旧仮名遣い混じりの序文は大阪の客舎にて著者しるすとある。

著者は竪山春村となっているが、これは筆名で、著作兼發行者として裏書きされているのは竪山正義、つまり『鹿兒島案内記』を著したのは1973年に84歳で他界した私の祖父であった。







1 ■わっぜ!!!
鹿児島出身のものです。
その本ぜひ読みたい。
ほんと、素晴らしい!!!
使われている言葉もなんだか瑞々しいですね。
о(ж>▽<)y ☆