お米が美味しく炊ける日本人 | 空の上は青空

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日本を好ましく思われる為にTOEIC 200点以下のサムライ(私)が、意思疎通の役に立たない英語、刃こぼれだらけのフランス語、翻訳アプリをフル活用をして、来日したばかりの仏蘭西人と東京観光に出掛けました。

数年振りの再会を喜ぶかのように、写真と建築物をこよなく愛するフランス人の〈マリオン〉と合流。

日本を知るにはまずお寺ということで、上野公園南側にある不忍池(しのばずのいけ)の中之島にある、『寛永寺不忍池弁天堂』を案内しました。

「関東の琵琶湖」という設定で作られた歴史あるこの神社は、金運はもちろん、音楽や芸能にもご利益があるパワースポットです。

ご利益を得る為には写真を撮って、持ち歩くのが一番良いのだとか。

一眼レフのカメラを持っている彼女に『この寺、写真撮ると何か良いことあるよ』と説明をして、TOEIC200点以下の実力を発揮しました。

次は、東京都内の最古のお寺である浅草寺(雷門)に向かいました。

マリオンは、五重の塔や宝蔵門よりも商店街の提灯に興味津々で、土産屋の雷門提灯をプレゼントしようと検討した結果、『何年後かに押入れから出てきて昔を懐かしむ彼女の姿が目に浮かぶ』ということで他の物にしようと心に決めました。

提灯のどこに美を感じられるのか不思議で仕方なかったのですが、彼女はたいそう感激しているようで、「これはアートだ!」と言い、一眼レフのカメラを構える彼女の姿は真剣そのものです。

若干離れたところから「商店街の提灯ってアートにまでなっちゃうのかぁ・・」と妙に感心してその光景を眺め、浅草を案内致しました。

そして、屋台の雰囲気も味わってもらう為に昭和25年創業。アメ横にガード下酒場の文化を生み出したレトロなお店。『大統領』にも連れて行きます。

大統領の焼き鳥は、お肉やわらかで、しょっぱすぎず、甘すぎず、癖になりそうなどろっとした系のタレです。塩加減も絶妙に良い感じで、ビールの肴に焼き鳥を食べれば、まさに、口に幸せ拡がります。

焼き鳥以外にも、お酒と相性が良さそうな日本料理を幾つか注文して紹介をしました。

マリオンは乾杯がお気に入りの日本語らしく、杯を交わすたびに片言の日本語で『かんぱ~い♡』と言って、大笑いして喜んでいました。

世界各国言葉は違えど、乾杯は万国共通で楽しい儀礼です。

上手く英語などで伝えきれなくても、伝えようとする意志があれば自然と身振り手振りも含めれば相手に伝わります。

今回、日本文化を紹介することにより、改めて、外国語によるコミュニケーションの大切さを学ぶ事が出来ました。

マリオンが帰国するまでに、楽しい思い出が一つでも増えますように。

カンパ~イ( ^ ^ )/□