2011-11-22 15:51:09
「短夜」 其の二
テーマ:ブログ或る時、森陶岳先生が仕事に関する姿勢について語られました。曰く、「人さまには美しいものだけお見せすれば良いのです。陶工の苦労話など披露する必要はありません。」と 森陶岳のダンディズムだと感服しました。僕も市の修羅場は世間には話しません。
「短夜」ではまた「古美術商は自分では美を創り出さない。だが、美しいものを見つけ出して来て、その品を最もいつくしんでくれる人間の手に渡してやる。その意味では制作はしないが美の狩人であることに違いはない。」とも著述してあります。
よくぞ、云ってくれました。美術商が社会に必要な仕事であると認知されたようで、嬉しくなりました。他にも唸る箇所がいくつも在りました。
「短夜」(みじかよ:著者 高橋治)
女主人公の生き方と毎日の仕事を考え合わせながら読みました。自分の選択範囲だけでは、出会う事はなかっただろうと想う本でした。有り難い縁でした。
E君ありがとう。貴方のおかげで素敵な時間を楽しむ事が出来ました。







