2011-11-22 15:41:55
「短夜」 其の一
テーマ:ブログ或る人が出張中に僕のフェースブックを見て読ませたいと思ったと、一冊の本を置いて行ってくれました。ありがたいことです。
「短夜」(みじかよ:著者 高橋治)
どんな本なのかな?どうして僕に読ませたいと想ったのかな?と疑問を抱きつつ頁を捲りました。
女性の古美術商が主人公の恋愛小説です。著者はどうしてこんな事まで知っているのかと、恥ずかしくなる程に美術商業界で行われている僕たちの慣習をつぶさに描いている箇所が有ります。一般の人が知ることの出来ない影の部分です。それを迫真のドキュメンタリースタイルで著述しています。美術業界に身を置く者として複雑な気持ちです。
読み進む内に、著者は美術業界の内情をよく調査しているだけでなく、たいへん美術そのものに造詣が深い事が解かります。
著者の高橋治さんは小説『風の盆恋歌』ほかを発表している映画監督、小説家、劇作家です。







