2011-10-02 10:15:27

長次郎実感記 その二

テーマ:ブログ

手にした長次郎は半筒形です。高さ10㎝少し、直径10㎝少しです。

中は黒釉薬がかせて少し黄色みを帯びた白色です。枯れ草の色合いで侘びています。濃茶を練って仕上がった風情でしょう。

口辺からほぼ直角に降りた見込みが広く感じます。これならゆったりと茶筅が動くだろうと想像しました。

底の中央には3㎝弱の微かな茶溜まりが設けてありました。これは濃茶練る時に必要だから創られたと想います。

高麗茶碗の作製時に設ける「鏡落ち」とは性格の異なるものです。「鏡落ち」は重ね焼きの時に必要としてしつらえられたと考えます。

同じような窪みでも目的が異なる成立ではないかと感じました。



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