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馬酔木(あせび)

2005-03-15
テーマ:3月の花

馬酔木(あせび)はツツジ科アセビ属の常緑低木である。日本原産で、古くは万葉集の中にも登場する。学名をPieris japonicaという。
枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでいて、馬が食べると麻酔状態になるというので「馬酔木」と名づけられた。しかし、実際には馬が食べることはないようである。奈良公園の鹿も馬酔木は食べ残すという。
東北以南の山野に自生し、庭木ともされている。葉は殺虫剤として利用され、材は床柱などの細工物に使われている。
花期は3~4月ころで、濃緑色の葉が茂る枝先に壺形(つぼがた)の白い小花を総状に多数つける。花の色は、緑や黄色みをおびたものや桃色、赤などの園芸品種もあり、最近は鉢植えでも人気を呼んでいる。「馬酔木の花」は俳句の季語で春である。アシビ、アセボ、アセミなどの別名がある。

★枝先に春の訪れ知らせんと
  響く鈴の音うららかにして

☆シャンシャンと鈴の音高く馬酔木咲く
  ここよここよと春呼び寄せて


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