忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


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LION 25年目のただいま


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04月06日発売■ETC:「Fire TV Stick(New モデル)」



▼2017年4月2週公開の新作映画


04月07日公開■Ticket:「LION/ライオン ~25年目のただいま~」
04月07日公開■Ticket:「ゴースト・イン・ザ・シェル」
04月07日公開■Ticket:「夜は短し歩けよ乙女」
04月08日公開■Ticket:「T2 トレインスポッティング」

★Amazon 映画前売券ストア
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*Amazon取り扱いのムビチケは全てEメールタイプ。
 現物のチケットが郵送されるのではなく
 発券に必要なシリアルナンバーがEメールに送られてくるのでお間違えのないように。



▼PCが叶えた”ただいま”。映画「LION / ライオン ~25年目のただいま~」


4月7日公開・「LION / ライオン ~25年目のただいま~」

5才の頃に迷子となり、オーストラリア人の夫婦に育てられた
インドの青年が、Google Earthを使って自分の家族と再会を果たした
アンビリーバボーもびっくりの実話の映画化。
奇跡の物語で主演を務めるのは「スラムドッグ$ミリオネア」のデヴ・パテル。
共演はルーニー・マーラ、デヴィッド・ウェンハム、ニコール・キッドマン。
監督は本作が長編デビューとなるガース・デイヴィス。

これまで感動の再会を結実させる決め手は、人頼みだった。
関係者の元を訪ね歩き、どんな些細な情報も逃さず収集して
山と積み上がった情報の束の先に、懐かしの存在との再会が待っていた。
しかし本作で主人公が使ったのはパソコン1台。
5歳で生き別れた母と兄妹を探す手がかりは、
25年前のかすかな記憶と、子供心に焼き付いている故郷の風景。
母親の名前は『ママ』としか言えず、故郷の地名もあやふや。
一方、探している側の母親は文盲と来ている。
普通はその時点でゲームオーバーなのだろうが、
故郷の風景(地形)をGoogle Earthが繋げてしまうのだから本当に凄い。
改めて良い時代になったと思う。

「LION」の舞台になっているインドでは
年間8万人の子供が行方不明になっているという。
「最愛の子」の舞台の中国では年間20万人が行方不明と説明されていたので、
親の手を離れてしまった子供達が世界中に年間何十万人も生まれている計算だ。
主人公のサルーを引き取るオーストラリア人夫妻は(それ以外の理由もあるが)
実子を持つことよりもそういった子供達を育てる方が
社会的に意義があるのではないかと語っている。
敢えて黒人を引き取るあたり、観る前は金持ちの道楽かと思っていたのだが
引き取る子を「二人」と決めていたり、覚悟があってのことだと分かり
その愛の深さに驚かされた。
ニコール・キッドマンは賞レースこそ無冠に終わったが
オスカー、ゴールデングローブ、英国アカデミーといった
主要の映画賞にことごとくノミネートされたのも納得の演技だった。
むしろ成長してからのサルーを演じたデヴ・パテルが若干硬く、
少年時代を演じたサニー・パワールの方が圧倒的に存在感がある。

作品の核心について書こうとすると
どうしても捜索の過程や結末について触れなければならないため
今回は周辺事情のみ記してここまでとしたい。
最後にひとつだけヒントを。
タイトル「LION」の秘密はエンドロールで、
そしてこの映画が誰に向けて作られたものなのかは
エンドロールの後に分かるようになっている。
本編が終わっても席は立たないように。

映画「LION / ライオン ~25年目のただいま~」は明日4月7日より公開。



▼以下の4作品がお好きな方なら「LION」はお薦め


発売中■DVD:「最愛の子」

金城武主演の「ウィンター・ソング」ではミュージカルを、
ドニー・イェン主演の「孫文の義士団」ではチャン・イーモウも真っ青な
歴史ドラマをプロデュースしてみせたピーター・チャン監督が
近作からガラリと方向転換して撮ったヒューマンドラマ。

3歳の息子を誘拐された父が必死の捜索の果てにようやく発見するも、
3年の間に息子は両親の顔を忘れ、誘拐犯の妻を母として慕っていた。
しかしその妻も、亡き夫が他所の女に生ませた忘れ形見と信じ
愛情いっぱいに育てていた、というストーリー。

粗筋だけ読むと「八日目の蝉」に近いが
こちらには幼子の誘拐と人身売買が横行する中国社会の問題点が凝縮されている。
さらに貧富の差、男尊女卑、法律の不備などが詰め込まれ
誘拐された側=善、誘拐した側=悪という二元論で終わらせないところがミソ。
同調圧力の厄介さという意味では、一部「スポットライト」に通じる部分も。
一番の衝撃は、これが実話であるということだ。

誘拐された母と、夫の子と信じて懸命に育ててきた女。
愛情の深さがイコールであると思わせるある台詞に心が震える。
血の繋がらない我が子を愛する主人公リー・ホンチンを演じるのは
「少林サッカー」で愛くるしい坊主頭を披露したヴィッキー・チャオ。
あれから15年経ち、まさかこれほど素晴らしい女優になるとは。
文句なしのお薦め。




発売中■DVD:「あなたを抱きしめる日まで」

ヘレン・ミレンをアカデミーの主演女優賞へと導いた傑作「クィーン」の
スティーヴン・フリアーズ監督がジュディ・デンチを主演に迎えて撮った
ヒューマン・ドラマ「あなたを抱きしめる日まで」がDVD化。
生き別れの息子を50年間想い続けて来た母親が一念発起で息子を捜す旅に出る。
共演は「ルビー・スパークス」のスティーヴ・クーガン。
共同で脚本も手がけた彼は、英国アカデミー賞、ヴェネチア国際映画祭で脚本賞を受賞。
米アカデミー賞やゴールデングローブ賞にもノミネートされた。

バラバラになった母娘の関係を描いた「愛する人」は
両者の現在をザッピングしながら距離を縮めていく手法をとっていたが
こちらは母親がひたすら息子の消息を追い求めるロードムービー形式。
生き別れになった原因も悲劇なら中盤で明らかになる事実も悲劇なのだが
主人公フィロミナは道中で何度も何度も笑顔を見せてくれる。
彼女が愛すべきおばあちゃんになるまでにどれほどの苦しみがあったのか。
憎むべき相手に「赦します」と語りかけるデンチの表情の向こうに
劇中で語られないフォロミナの人生が透けて見えるようだった。
カトリック教会の理不尽さを糾弾する映画は何本もあるが
本作は「赦し」を前面に押し出すことでコメディとしての余地を残し
そのことが結果的に痛烈なメッセージにもなっている。

私的には2014年を代表する作品の1本。
映画好きなら観て損なし。




発売中■DVD:「唐山大地震」

1976年に発生した唐山大地震を題材に、
震災によって人生を乱されてしまったひと組の親子の32年間を描いたドラマ。
地震によって瓦礫に押し潰されそうになった我が子二人。
救助隊からは、姉と弟のどちらか一方しか救い出すことが出来ないと言われ
悩み抜いた母親は悲痛な決断を下す。
一日とて忘れたことのない、母の悔恨と懺悔の日々と、
「母に見捨てられた」という思いを抱えていきてきた子の苦悩の日々を
丁寧に描いているのは、「女帝 エンペラー」のフォン・シャオガン。

公開時期が東日本大震災の発生と被ってしまいそのままお蔵になっていた作品。
今年3月に(規模が大幅に縮小されたものの)ようやく日本で公開され、
こうしてDVDになった。ここまで長かった。
ひとりでも多くの方にご覧いただきたい。




発売中■Blu-ray:「チョコレートドーナツ」

【紹介記事】愛する人と生きる。映画「チョコレート・ドーナツ」より抜粋。

1970年代のアメリカを舞台にした実話がベースの物語。
一組みのゲイ・カップルがダウン症の子を引き取り
正式な養育権を得る為に法廷に立つ決意をする。
ゲイに渡すぐらいなら、親の責任を果たさず虐待を続ける
母親のほうがまだマシだとする法廷、そして社会とどう闘ったかの記録である。

同性愛者への憎悪にも近い差別意識が渦巻く当時の社会において、
自分達が晒しものになる覚悟でマルコの親権を主張し続ける主人公二人。
養護施設への送り迎えを欠かさず、眠る前にはハッピーエンドの物語を聴かせるうちに
マルコの表情の変化が二人の愛情を何よりも雄弁に映し出す。
確かに血は繋がっていない、父親が二人という形式に世間は奇異の目を向けるだろう。
しかし、どちらにとっても過去よりは確実に明るい未来が待っている。
ならば一緒にいたい。手を取り合って生きていきたい。
お互いを求め合う人間が小さな家族を作り、ささやかな幸せを得ようとするのが
そんなにいけないことなのだろうか。
法律を悪用してでもルディ達を殲滅せんと躍起になる
彼等を突き動かしているものが一体何なのか、
その嫌悪感の正体を思う時、「それでも夜は明ける」にも通じる恐怖を感じた。
映画好きならば避けて通ることは罪なレベルの大傑作。




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