忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


テーマ:
僕と世界の方程式 エイサ・バターフィールド


▼今週発売の新作ダイジェスト


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02月14日発売■Comic:「それでも町は廻っている 16巻」
02月14日発売■Comic:「それでも町は廻っている 公式ガイドブック廻覧板」
02月15日発売■Comic/Kindle:「ダンジョン飯 4巻」
02月17日発売■Book/Kindle:「700番 第二巻/第三巻 / ASKA」
02月16日発売■PS4:「フォーオナー 初回特典「レガシーバトルパック」DLC付き」
02月16日発売■XB1:「フォーオナー 初回特典「レガシーバトルパック」DLC付き」
02月17日発売■XB1:「Halo Wars 2 アルティメットエディション」



▼心の鍵はポテトで開く。映画「僕と世界の方程式」


発売中■Blu-ray:「縞模様のパジャマの少年」
発売中■Blu-ray:「ヒューゴの不思議な発明」
発売中■Blu-ray:「エンダーのゲーム」

1997年生まれ、今年(4月)で20歳を迎える
元・天才子役、エイサ・バターフィールドをご存知だろうか。
2007年の「リトルランボーズ」でスクリーンデビューを果たした彼は
若干11歳にして「縞模様のパジャマの少年」の主演に抜擢される。
この作品で世界的に高い評価を受けたことが巨匠の耳に届き、
2011年マーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」で
クロエ・グレース・モレッツとのW主演を果たす。
「ヒューゴ」はオスカーの5部門を制覇し、
放送映画批評家協会賞の若手俳優賞部門にノミネートされた。
2013年には「エンダーのゲーム」に主演し、現在公開中の
ティム・バートン監督「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」でも
エヴァ・グリーンやサミュエル・L・ジャクソン、ジュディ・デンチら
名優達のバックアップを受けながら主演を務めている。
そんなエイサが、2013年の「エンダー」から
2017年の「ミス・ペレグリン」までの間にこんな映画にも出演していた。
2014年公開作品なので、当時彼はまだ17歳。
「ミス・ペレグリン」で大人びた姿を見たばかりだが
日本公開まで時間がかかったせいで本作ではまだ思春期真っ盛りである。





今回紹介する「僕と世界の方程式」は、
数学に対して並外れた興味と理解力を持つ自閉症の少年が
数学オリンピックのイギリス代表に選出されるまでを描いたドラマである。
主人公のネイサン・エリスにはエイサ・バターフィールド。
ネイサンを女手一つで育てるジュリー・エリスには
「ブルージャスミン」「パディントン」のサリー・ホーキンス。
脚本・監督は多くのドキュメンタリーを手掛けてきたモーガン・マシューズ。
本作が記念すべき長編劇映画デビュー作品となる。



この物語のヒントになっているのは、
監督が2007年に撮ったドキュメンタリー作品らしい。
なるほど、そうでもなければここまでのリアリティは出ないだろう。
MV方面から映画監督にやってくる監督は映像に特徴があるが
ドキュメンタリーから映画監督にやってくる監督は
登場人物に対する温かみに特徴がある。
その人(子)が何を想ってそうしているのか、問い質すことも強制もせず
本人が見せてくれるまでずっと寄り添っているような、そんな温かさ。
モーガン・マシューズの視点は、是枝裕和監督に良く似ている。



唯一自分を理解してくれていた(と思っていた)父親を運転中の事故で亡くし、
数字の世界に閉じこもってしまったネイサン。
母親を「頭が悪い人」と呼び、多発性硬化症を患いながらも
ネイサンに数学を教えてくれる教師を「歩き方の変な人」と呼ぶ彼の心は
常に分厚い鉄の扉に囲まれていて本心が見え辛い。
数学に関しては天才的でも、「普通に生きる」ことはとても難しく
その難問はどんな計算式や法則をあてはめても解けない。
私達にとって何でもない当たり前の生活が、ネイサンにとっては
数学オリンピックのイギリス代表に選ばれることよりも難しいのだ。

笑うこと、感謝すること、好きな人に想いを伝えること。
生きていく上で体験する様々な「美しさ」を
数列ほどには感じられないネイサンの心の鍵は何処にあるのだろう。
同じように悩み苦しむ仲間との出逢いを丹念に描きながら
物語は鉄の扉をこじ開けようとはせず、
彼の言動からヒントがこぼれ落ちるのをずっと待っている。




発売中■Blu-ray:「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
発売中■Blu-ray:「海洋天堂」
発売中■DVD:「マラソン」

自閉症の子を持つ親を主題にした映画は世界中で作られている。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」はアメリカ、
「海洋天堂」は中国、「マラソン」は韓国だが
誰よりも善き理解者であろうとし、誰よりも我が子を愛する姿は
全ての作品に共通している。

サリー・ホーキンスが演じている母親も
夫を失った悲しみに浸る暇もなくネイサンを見守り続けている。
選考会に参加し、初めての恋を経験しながら彼が得たものは
「大切な人を失うことは、哀しいことなのだ」という感情。
自身が経験して初めてわかる哀しみを
ずっと側で自分を見守り続けてきた母も感じていたのだろうか。
「誰かに想われている」ことの有り難みを知り「誰かを想う」ことを知る。
成長過程に違いはあれど、これは人の子が必ず通る道なのだ。

初監督作品とは、またとんでもない監督が出てきた。
オスカーに絡んでくるのは確実なので、モーガン・マシューズの名前は
今のうちに覚えておくべし。
親子モノに弱い方、特に上で挙げた作品や
「チョコレート・ドーナツ」などで泣いてしまった経験のある方ならば
文句なしにお薦め。涙もろい方ならばハンカチでは足らない危険もアリ。

映画「僕と世界の方程式」は現在公開中。



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