忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


テーマ:

■Wii:「Wii Music」

テーブルトーク全盛の時代、私にも「一緒にやりませんか」と声がかかったことがある。
声をかけてくれた青年は、テーブルトークをプレイする上での「作法」について、
「なりきる」ということがどれほど重要かを丁寧に説明してくれた。
かいつまんで書くと、ゲームに参加するメンバー全員が
その人物になりきってプレイしなければ場が白けるということであった。
「回復魔法をお願い!」といった台詞が当たり前のように交わされてこそ、
ロールプレイの醍醐味が味わえるのだと聞き、
恥ずかしがりな私は、その誘いを丁重にお断りした。

「Wii Music」をプレイする上で私が最も重要だと感じた要素も、
「その場にいる”全員で”楽しそうな空気を作る」ことだと感じた。
誰かひとりでも「そんなことして何が楽しいんだ」と突っ込んだ途端に
一気に場が白けてしまいそうな、そんな危うさを持っている。



「Wii Music」では、60種類以上の楽器全てを、
楽器を弾くポーズとボタン押しの「弾き真似」だけで簡単に演奏出来る。
難易度という概念は無いに等しく、DX「大合奏!バンドブラザーズDX」で言うところの
「ビギナー」しか選べないような仕様になっている。
(本当はもっと多彩な操作方法があるのかも知れないが、今のところ未確認)
リモコンの動かし方や、どの方向に向けるかで音質や強弱が変化する楽しみ方は
正確に楽譜を追うことを求められたこれまでの音ゲーとは一線を画している。
この「自分流にアレンジして楽しむ」という行為をゲームジジィ向けに説明するならば
「全身を使ってプレイするオトッキー」といったところ。
音楽に身を任せて演奏を楽しむだけでOKという懐の深さは
音ゲーの常識を根底から覆す斬新なものである反面、
「・・・で?」と感じてしまうのもまた事実である。


■Wii:「Wii Sports」
■Wii:「Wii Fit/Wiiフィット」

【紹介記事】リモコン振り回してきた:「Wii Sports」「はじめてのWii」
【紹介記事】8800円で専属契約可能。「Wii Fit/Wiiフィット」は安価なパーソナルトレーナー

「Wii Music」は、「Wii Sports」「はじめてのWii」「Wii Fit」と並ぶ
Wiiの4本柱として位置づけられているタイトルである。
「Wii Sports」や「Wii Fit」は、コンセプトやターゲットが明快で
触った瞬間に「これは売れる」という確信を持つことが出来たのだが、
正直なところ、「Wii Music」は未だに良く分からない。

ぼんやりと感じることは、「Wii Music」の本領は、祖父母や幼児などの
ゲーム人口のボリュームゾーンから外れた年齢層と一緒に遊んでこそ
発揮されるものなのかも知れない、ということだ。
収録曲が「大きな古時計」「ドレミの歌」「スーパーマリオのテーマ」など、
世代を超えた定番の50曲のみで構成されていることもあり、10代、20代の若者が
4人集まって「ドレミの歌」をセッションしている図は浮かびにくい。
その代わり、子供をセンターに据えて、大人がサポートしている図や
高齢者向けのイベントなどで使用される図というのは容易に想像がつく。
実際、お子は未だに「Wii Sports」のボーリングに飽きておらず
最低でも週に何度かは起動して勝手に遊んでいる。

リモコンを指揮棒に見立てて指揮者になりきる「なりきりオーケストラ」
(PSで発売されていた「ザ・マエストロムジーク」に近い)や
「音感マッサージ キキミミ」なるクイズモード、
「Wii Fit」に同梱されているバランスボードとの併用で
ドラム演奏を疑似体験する「ドラムレッスン」など、
ひとり用モードも用意されているが、やはり基本はパーティプレイであろう。
「最大4人まで同時演奏が可能」と言うよりは、
「最低でも3人、出来れば4人で遊びたいソフト」であることは間違いない。



Wiiリモコンの操作性や、音ゲーにおける「肝」である音色については
特に不満は感じなかった。選択した楽器や演奏の仕方によって、
同じ曲でも随分と印象が変わるのはなかなか楽しい。
Wi-Fiを使えば、録画した演奏シーンをフレンドに送ることも可能。
(ただし、相手も「Wii Music」を持っている必要がある)
土台の部分は、相当本格的に作られている。


■DS:「大合奏バンドブラザーズDX」
■DS:「リズム天国ゴールド」
■DS:「マジック大全」

【紹介記事】文字通り”DX”な続編。DS「大合奏!バンドブラザーズDX」
【紹介記事】今度はDSでノリノリ。DS「リズム天国ゴールド」
【紹介記事】あなたの「何で?」が私の快感「マジック大全」

正直な話、「パートを受け持っている」という自覚や、演奏が上手くいった時の
充実感を得たければ、Wiiのスピーカーチャンネルを使って、
DS「大合奏!バンドブラザーズDX」で合奏した方が遥かに楽しい。
「上手く演奏すること」より「楽しく演奏すること」に比重を置いた
「Wii Music」は、DS「大合奏!バンドブラザーズDX」はもとより、
DS「リズム天国ゴールド」にすら拒絶反応を起こすような層に、
音ゲー好きが黒子役となって、自由に、気軽に楽しんでもらうソフトなのだと思う。
「相手の楽しそうな顔を見ると、自分まで楽しい」という楽しみ方は
DS「マジック大全」に通じるものがあるかも知れない。

DS「マジック大全」の現在の流通価格を考えると、例えが少々悪かったかも知れない。

追記

気になるコメントがいくつかあったので若干補足。

まず、テーブルトークRPGについて。
遊んでいるグループによって作法は異なるであろうし、
私に声をかけて下さった方々がたまたまそうだっただけで
全部がそうだと言っているわけではない。
あくまでも「なりきり」についての一例であって、そこが本題ではないのでこの辺で。

「楽しそうな空気を作る」というのは、少々言葉が悪かったかも知れない。
「空気を壊さない」というか、大勢の人間が集まった時に
そういった気遣いをすることは、日常生活において良くあることではないか。
「せっかく皆集まってるんだからブスっとした顔しないの」と
親から注意された経験は、誰にでもあるのでは。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:Wii Music/Wii ミュージック
  メーカー:任天堂
   ハード:Wii
   発売日:2008年10月16日
    価格:5,800円(税込み)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

発売後どう受け入れられていくのか、未だに動向が読めない
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