忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


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ラ・ラ・ランド ライアン・ゴズリング


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▼第89回アカデミー賞、結果発表

<作品賞>
・メッセージ
・Fences
・ハクソー・リッジ
・最後の追跡
・Hidden Figures
・ラ・ラ・ランド
・LION/ライオン 25年目のただいま
・マンチェスター・バイ・ザ・シー
・ムーンライト

<監督賞>
・ドゥニ・ヴィルヌーヴ(メッセージ)
・メル・ギブソン(ハクソー・リッジ)
・デイミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)
・ケネス・ロナガン(マンチェスター・バイ・ザ・シー)
・バリー・ジェンキンス(ムーンライト)

<主演男優賞>
・デンゼル・ワシントン(Fences)
・アンドリュー・ガーフィールド(ハクソー・リッジ)
・ライアン・ゴズリング(ラ・ラ・ランド)
・ヴィゴ・モーテンセン(はじまりへの旅)
・ケイシー・アフレック(マンチェスター・バイ・ザ・シー)

<主演女優賞>
・イザベル・ユペール(Elle)
・ルース・ネッガ(ラビング 愛という名前のふたり)
・ナタリー・ポートマン(ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命)
・エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)
・メリル・ストリープ(マダム・フローレンス)

<助演男優賞>
・ジェフ・ブリッジス(最後の追跡)
・ルーカス・ヘッジズ(マンチェスター・バイ・ザ・シー)
・デヴ・パテル(LION/ライオン 25年目のただいま)
・マハーシャラ・アリ(ムーンライト)
・マイケル・シャノン(Nocturnal Animals)

<助演女優賞>
・ヴィオラ・デイヴィス(Fences)
・ナオミ・ハリス(ムーンライト)
・ニコール・キッドマン(LION/ライオン 25年目のただいま)
・オクタヴィア・スペンサー(Hidden Figures)
・ミシェル・ウィリアムズ(マンチェスター・バイ・ザ・シー)

<脚本賞>
・最後の追跡
・ラ・ラ・ランド
・ロブスター
・マンチェスター・バイ・ザ・シー
・20センチュリー・ウーマン

<脚色賞>
・メッセージ
・Fences
・Hidden Figures
・LION/ライオン~25年目のただいま~
・ムーンライト


<撮影賞>
・ラ・ラ・ランド
・メッセージ
・ムーンライト
・沈黙 -サイレンス-
・LION/ライオン~25年目のただいま~

以下は受賞作品のみ。

<編集賞>
・ハクソー・リッジ
<視覚効果賞>
・ジャングル・ブック
<美術賞>
・ラ・ラ・ランド
<衣装デザイン賞>
・ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
<メイク&ヘアスタイリング賞>
・スーサイド・スクワッド
<録音賞>
・ハクソー・リッジ
<音響編集賞>
・メッセージ
<音楽賞>
・ラ・ラ・ランド
<歌曲賞>
・「City of Stars」(「ラ・ラ・ランド」)
<長編ドキュメンタリー賞>
・O.J.: Made in America
【短編ドキュメンタリー賞】
・ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-
<長編アニメーション賞>
・ズートピア
<短編アニメ賞>
・ひな鳥の冒険
<短編実写賞>
・Sing
<外国語映画賞>
・セールスマン




公開中・「ラ・ラ・ランド」

オスカー史上最多の14部門にノミネートされた
「ラ・ラ・ランド」は主演女優賞(エマ・ストーン)と
監督賞(デイミアン・チャゼル)他、合計6冠。
前哨戦となる映画賞も圧勝だったためにもっと多く穫るかと思っていたのだが
蓋を開けてみれば昨年の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と同じ
トロフィー数に終わってやや肩透かしと思った方も多いのではないか。


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第75回アカデミー賞で作品賞を受賞した「シカゴ」(ロブ・マーシャル監督)
「ラ・ラ・ランド」と同じ6部門を受賞した。
ちなみに、2002年は「戦場のピアニスト」や「めぐりあう時間たち」といった
名作が相次いで公開された大豊作の年でもある。
作品賞は逃したものの善戦、という意味では
「レ・ミゼラブル」(2013年、3部門)に近いか。



<歴代のアカデミー賞で多くのトロフィーを獲得した作品>

11部門「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2003年)
11部門「タイタニック」(1997年)
11部門「ベン・ハー」(1959年)
10部門「ウェストサイド物語」(1962年)
09部門「イングリッシュ・ペイシェント」(1997年)
09部門「恋の手ほどき」(1959年)
09部門「ラストエンペラー」(1987年)
08部門「マイ・フェア・レディー」(1965年)
08部門「波止場」(1955年)
08部門「地上より永遠に」(1954年)
08部門「風と共に去りぬ」(1940年)
08部門「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年)
07部門「戦場にかける橋」(1958年)
07部門「アラビアのロレンス」(1963年)
07部門「パットン大戦車軍団」(1970年)
07部門「スティング」(1973年)
07部門「ダンス・ウィズ・ウルフ」(1991年)
07部門「シンドラーのリスト」(1994年)
07部門「恋におちたシェイクスピア」(1999年)
07部門「ゼロ・グラビティ」(2013年)
06部門「ミニヴァー夫人」(1962年)
06部門「ゴッドファーザー PART II」(1974年)
06部門「フォレストガンプ」(1995年)
06部門「シカゴ」(2002年)
06部門「ハート・ロッカー」(2009年)
06部門「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年)
06部門「ラ・ラ・ランド」(2016年)




04月28日公開・「ムーンライト」

「ラ・ラ・ランド」を制して作品賞を受賞したのが「ムーンライト」。
ブラッド・ピットらが立ち上げた
製作会者プランBエンターテインメントの最新作で、
ひとりの黒人少年の成長を3つの時代に渡って描くヒューマンドラマ。
監督・脚本は本作が長編2作目となるバリー・ジェンキンス。

黒人差別と同性愛をテーマにしていることから、
本作が作品賞を受賞したのはトランプ政権に対する
ハリウッドからの政治的メッセージだという声も一部で聞かれるが
私はそうは思わない。
「ムーンライト」はもともと評価が高く、オスカーの前哨戦と言われる
ゴールデングローブでも作品賞を「ラ・ラ・ランド」と分け合っていた。
(GG賞は作品賞に「ドラマ部門」と「ミュージカル・コメディ部門」がある)
同じプランBエンターテインメントが製作を手掛けた
「それでも夜は明ける」も作品賞を受賞していたし、
ここ数年のオスカーを振り返ってみても
黒人問題を扱った作品ならば「グローリー 明日への行進」
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「プレシャス」「ジャンゴ 繋がれざる者」など、
LGBTを扱った作品でも「ブロークバック・マウンテン」
「リリーのすべて」「ミルク」など、話題に上った作品はいくつもある。

もうひとつ言うなら、
私は「トランプが勝つ」と言い続けていた木村太郎と同じ心境で
「ラ・ラ・ランド」の作品賞は「無い」と思っていた。
「ラ・ラ・ランド」がオスカーの作品賞を受賞することは
「君の名は。」がキネ旬を制するのと同義だからだ。
「ムーンライト」の評価が政治的なメッセージ込みだと邪推する前に
そもそも「ラ・ラ・ランド」が過大評価なのである。
以下に理由を述べる。




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私はミュージカル映画が大好きだ。
ミュージカルではないが「Ray」「ビヨンド・ザ・シー」
「ウォーク・ザ・ライン」といった
アーティストの伝記ドラマも山ほど観てきたし、
「glee」や「ハイスクール・ミュージカル」にもハマった。
「はじまりのうた」や「シング・ストリート」など
音楽の素晴らしさを教えてくれるドラマもたくさん観た。
成功の喜びや挫折のホロ苦さを音楽(歌)に託すことの素晴らしさを
多くの映画やドラマが教えてくれた。

だから思いきって書く。
「ラ・ラ・ランド」は、私にはそれほど面白くなかった。
オスカー最多ノミネートと聞いて逆張りをしたくなったわけではないし
「セッション」が肌に合わなかったことは水に流して観た。
それでも、この映画が世界中で絶賛されていることに驚きを禁じ得ない。

ミュージカル映画として見た場合、パフォーマンスのレベルが総じて低いし、
ボーイミーツガールの恋愛映画として見ても、
キャラクターの性格付けが曖昧かつストーリーが行き当たりばったりで
どちらの側にも感情移入できない。
アカデミーの審査員ウケしそうなエッセンスを至るところに振りまいた
「媚び」は嫌らしいほどに透けて見えるがそれだけだ。
これでオスカーが穫れるなら、三谷幸喜も映画愛を込めた
「ザ・マジックアワー」を海外に持って行けばいい。結構真面目にそう思っている。


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「シカゴ」「ドリームガールズ」「ジャージー・ボーイズ」。
良いミュージカル映画には観る者を圧倒するほどのパフォーマンスが必ずある。
夢を追う者、挫折を味わう者、恋を謳歌する者。
登場人物の喜びや絶望を歌で届けるには「ちょっと上手い」程度では駄目なのだ。
ところが「ラ・ラ・ランド」の二人はと言うと、
エマ・ストーンは「はじまりのうた」のキーラ・ナイトレーにすら及ばないし、
ライアン・ゴズリングはそもそも歌が不得意なのか良いところ無し。
はち切れんばかりの喜びも、辛酸をなめてきた人間の叫びもない。
そこそこ観れるのは後半に登場するミアのオーディション時の歌唱だが、
それすら「シカゴ」のキャサリン・ゼタ=ジョーンズやクィーン・ラティファ、
「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソン、
「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイに匹敵するかと言われると違う。
夢を掴む物語でありながら、主演の二人がさほど輝いていないのである。


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歌が抜群に上手くなくても、演出とストーリーでいくらでも面白くできる。
「8人の女たち」の艶やかな毒々しさ、「アクロス・ザ・ユニバース」や
「スウィーニー・トッド」のトリッキーな映像表現は
若干のパフォーマンス不足を補って余りある。

「ラ・ラ・ランド」も冒頭のシーンは見映えは良いのだが
一発撮りのためか練習不足が垣間見えて、痺れるような興奮は得られない。
長回しが話題のカメラもエマニュエル・ルベツキほどセンスは感じず、
プールのシーンなどは雑過ぎて酔ってしまう始末。
原色を使っただけでデザイン的に見どころの少ない衣装が、
一見オールディーズに見せかけて実は最新のトレンドを取り込んでいた
「ファンタスティック・ビースト」に負けたのも当然。
過去の名作ミュージカルは例外なく美意識が高かったが
「ラ・ラ・ランド」は美意識が低いように思う。


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主人公ふたりには、それぞれに夢がある。
ミアは女優、セバスチャンはジャズを楽しむための自分の店を持つこと。
だが物語は二人の距離が近づいた途端に、夢がどこかへいってしまう。
冒頭20分と後半20分はまた夢についてのストーリーへと戻っていくのだが
真ん中の88分は二人の惚れたはれたを間延びしたテンポで描くだけ。
夢をそっちのけにするほど恋が楽しいならいっそそれでもいいが、
恋に夢中だと思わせる演出はなく、
年齢的に行き詰まったところでタイミング良く異性が現れたので
恋愛に”逃げた”ように見えてしまう。
オーディションに落ちまくるからと言って突然ひとり芝居をやりたがったり、
これではミアは大した努力もせず才能があると過信しているゆとりではないか。

ミュージカルには夢と希望がある。
ミュージカルには死と絶望がある。
ミュージカルには恋と歌がある。
ミュージカルには人生がある。

「ラ・ラ・ランド」でも恋の喜びやホロ苦さは描かれているが
人物描写が薄いせいで、単に移り気で薄情な人間になってしまった。
これが初めてのミュージカルという方か
オマージュの元になった作品を10本ぐらい見つけられる方ならば
そこそこ楽しめるだろうが、それでないなら過度の期待は禁物。

映画「ラ・ラ・ランド」は現在公開中。




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