2009年02月26日

思うこと(7)~未来会計

テーマ:新聞掲載エッセイ
-未来会計-

未来―この言葉から連想するのは夢と希望に満ちた明るいものだ。しかし、その中身をよく見ようとすると、そこには厳しい現実が待ち構えていそうな気配を感じる。

金融機関の融資の現場が変わろうとしている。企業内部にまで深く入りこみ、抜本的な経営改革が必要な時期に来ているからだ。しかし、その動きは鈍い。社長の意識が変わらないからである。

平成14年7月、広島銀行が監修して開発した経営改善支援ソフトが、全国的な広がりを見せている。このソフトの売りは、前期実績を入力するだけで簡単に今後5年間の経営成績をシミュレーションすることができ、それを自在に変化させることができる点である。

言葉で説明してもなかなか納得してもらえないが「売上げが社長の言うとおり伸びたとしても、このままだと9月には資金ショートしますよ」― このように現実を見せると社長の意識は一変する。

社長の頭の中には、経験と勘と度胸によって築かれた過去の経験則があるのだが、変化の激しい時代にそれはまったく通用しない。まずは目線を未来に向けることだ。考えるのは走り出してからでいいだろう。そうすると、今やらなければならないことが何かが自然に見えてくる。

未来会計―この言葉から私が連想するものはリストラであり、そう考えると途端に心の中で嵐が吹き始める。

しかし、ここで腰を据えて今後の事業展開を考えてほしい。必ず前向きの数値目標という答えが出てくるはずだ。それを設計図に書いた瞬間、経営に魂が入り社長の価値観は共有化される。それが事業計画書というゴールであり、これからの時代に求められるものだと考えている。
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