先日、こんな記事を書きました。
もう、何度も同じような記事を、
言葉を変え、視点を変えて書いてしまうのですが、
その利用の仕方は、十分に考慮して頂きたい、と思うからです。
“占い”というものは、
なかなか人を魅了し続けて来たものです。
長い歴史の中で、胡散臭いや当たらないと、批判を浴びつつも、
けっして、無くなる事なく今日まで、人々の支えであり続けています。
必ず未来という、未知なものと対峙する時に、
どこかに不安や恐れを人は感じるもので、
また、幸せになりたい、成功したい、豊かになりたいと思う願いは、
生きる原動力であり、しばしばエゴに毒される領域でもあり、
“占い”へのニーズが発生する場所です。
その部分は、本当に難しもので、
タロット的に言えば、
「法王」のように、精神性を重んじ、自分の命を生きようとしても、
知らず知らずのうちに、
「悪魔」的に、エゴに引っ張られやすいものです。
それが、必要な過程の場合もあるかもしれませんが…。
仏教は、「占い」を禁じていました。
それは、人間の“エゴ”の部分からの欲求で、
使われる事が多かったからです。
仏教は、「今ここ」を生きる事を教えてます。
それからすれば、損得や不安、恐れから、未来を知りたがる、
占いに依存するような状態は、避けたかったのでしょう。
「今ここ」を生きる中から、悟りや解脱への道が開けます。
まぁ、悟りや解脱を求めなくても、
可能性に開いた未来は「今ここ」から始まります。
不安や恐れは、無くなるものではありません。
でも、「今ここ」を知り、踏み出す一歩を支えるための力には、
タロットや占星術はなれると感じています。
かつて、占星術に哲学を持ちこんだと考えられている、
古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、
神のオーダーを受け入れた賢者だけが、
占星術からの利益を得られる、と言ったと伝えられているそうです。
なかなか、意味深な発言ですね。
「叡智」が、ちゃんと「叡智」として使われるには、
私達にも、準備が必要なようです。
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Machiko t.(まちこ)
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