一緒にご飯を食べるなら、
絶対に食べることが好きな人がいい。
舌が肥えてる必要はないし、
好き嫌いだって歓迎だけど、
とにかく食べる楽しみが大好きな人と、
ご飯を食べたい。
特に自分が大好きなお店にいって、食べることをないがしろにされたら
その人とは、まったくうまくやっていける気がしない……
というのが、よしながふみのグルメエッセイの名作
「
愛はなくても喰ってゆけます」の中でも秀逸なエピソードのひとつなわけですが、
ええ、ワタクシ全く同意です。
週末、金曜夜、とにかく食べることが死ぬほど大好きな友人に、
満を持して、大好きなお店をご紹介。
この友人と、会った回数はそう多くない。
でも、これを相性というのか、めちゃくちゃ波長が合う感じで、どこも無理な力の入らない、
虚勢を張らない、気を遣わない、共通言語をもつ、
熱っぽい会話が、とっても心地いい。
なにより私が断トツで美味しいと思っている店の料理を、もうものすーんごい幸せそ~に食べてくれる友人。
いつもより日本酒もすすんで、ゆるゆる酩酊。
この愉悦は、ほんとなんに例えられようね。
幸せな夜でした。
***
次の日は、仕事帰りのあおちゃんと、オープンしたてのマメヒコ飯店へ。
大好きだったマメヒコパートⅢが閉まってしまい、
その後にできた、ちょっとアジアンテイストな食堂。
店の窓の外からは、赤い提灯のあかりが差し込み
店内はむきだしの電球の照明がゆらゆら。
オープン記念の定期券を1,000円で購入すると、
色々なご飯が信じられないリーズナブルさで振る舞われる。
豚と豆のご飯。
とろっとろになるまで煮込まれた豚。
八角がいい香り!
ご飯に染みて、あまいキャベツと食べると止まらない。
焼きたてチャーシューパオズ。
中はこんな感じ。
中のチャーシューの旨味と、甘い薄めのパン生地がベストマッチ!
あつあついいながら、瞬殺。
ふかしたての野菜饅
野菜のうまみと干し海老と油揚げの香ばしさが
中からほろほろと。
生地がふかふかで味があってあまーい!!
香港にいったとき、街角で食べる点心の生地が日本のと全然違って
めちゃくちゃ美味しかったのを思い出す。
エッグタルト。
中のプリンがほんのり独特の香り。紅茶?
あっさりめで、バターたっぷりのタルト生地とちょうどいいバランス。
プラス、飲み物とスープを頂きました。
このスープも豚の出汁がよくでてて、でもあっさりであったまるー!
その他、気になるメニューは多数あったものの、お腹一杯すぎてギブアップ。
これで1人1,600円は、開店記念にしても、
コストパフォーマンスがおかしいだろう。
一回で元とれちゃう定期券なんてないだろ。
ここで食べさせてもらった分は必ずお店に還元せねば…!
また、大好きな人といきたい、大好きな店が増えました。
幸せだ!
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