『遺言書を書いてみたいけど、実際、どうやって書いていくのかな?』

 

みなさんも、そう思いませんか?

 

遺言書作成に至るまでの手順を皆さんに想像して頂くため、あるご夫婦の遺言書を書き上げるまでの手順を数回に分けてご紹介いたします。

 

そして、遺言書を完成するまでのご夫婦が直面した其々の心の葛藤や悩みをご夫婦のご了解を得てお話ししていきますね。

 

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ご夫婦と知り合ったのは2年程前。

私が開催した相続遺言のセミナーに参加されたのがきっかけでした。

 

セミナーを聞いて以前から気になっていた遺言書を書く決心をされたのですが、実際に遺言書を書く、と言っても何をどう書いていけばいいのか難しい、そこで私が遺言書作成のお手伝いをすることになりました。

 

早速、事務所にご夫婦揃って来て頂き、

・相続が起こった場合どんな不安や悩みがあるのか

・どんな遺言書を書こうと思っていらっしゃるのか

簡単にお話しをお聞きしました。

 

それからまずは次のことを決めました。

 

・公正証書遺言書を夫と妻の二人がそれぞれ作成する

・公正証書遺言書作成時に私が証人として立会いをする

・私が将来、ご夫婦の遺言執行者に就任する

 

3つの事項が決まったら次からは遺言書の内容の打ち合わせです。

 

まずは、資産についての確認作業から始めていきます。

・不動産の謄本を見せてもらいます

・預貯金はどこの金融機関の口座でざっとどれくらいの資産なのか

・どこの証券会社にどんな金融資産を持っているのか

 

資料を持参していただき財産目録を作成します。

 

そして、次に相続人が誰になるのか確認作業です。

ご夫婦であれば、夫や妻が亡くなると子が相続人になりますので、

・子の人数

・子の結婚の有無

・現在どこに住んでいるか

・子が夫婦より先に亡くなった場合に代襲相続人になるので孫の有無

親夫婦、子の家族どうしの関係が円満かどうか

  (←ここが遺言書作成では結構大切なんです)

 

親族関係を具体的にお聞きし簡単な親族関係図を作成していきます。

そして実際に親族関係を確認するため戸籍謄本などを調達していきます。

 

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ここまでの作業は順番が変わることはありますが、どの遺言書作成でも同じように進めていきます。

資料や戸籍の調達にどれだけ時間がかかるかにもよりますが、ここまでの作業で1ヶ月から2ヶ月程でしょうか。

 

いよいよ遺言書の内容をより具体的にお話をしていきますが、ここからかかる時間は案件によりけりです。

 

ですが、今回担当させていただいたご夫婦の場合、

なんと遺言書作成までに1年かかりました。

 

数多く遺言書作成を担当していますが今までで一番長くかかったお仕事。

 

『遺言書を書くのになぜそんなに時間がかかったのか』

 

それはご夫婦の心の葛藤が大きく影響したからなんです。

次回のブログでご紹介していきますね。

 

このブログが皆さんの相続遺言のお役に立ちますように。

 

 

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